fmfukuoka

体験・見学してきましたの最近のブログ記事

車じゃなくても八女行ける

2012年2月2日、平成最大級とも言われる大寒波に襲われた日本列島。
日本海側各地では絶えずシンシンと雪が降り続ける一日となりました。

IMG_1001.jpg

雪の影響により九州自動車道の福岡-広川間が通行止めになり、
我々八女スタッフ含める多くの人々に影響を与えました。

普段はFM福岡本社のある福岡市中央区清川で作業し、
八女に取材に行くときは車で向かう我々。
九州自動車道が通行止めになると途方にくれてしまいます。

2月2日は八女市立花町に取材の約束があります。
高速を使わずに下道で行くしかないのか・・・ でも渋滞するよな~・・・
とりあえず車をあきらめて、公共交通機関で行くことに!!

ここで八女市の交通インフラを確認しましょう。

◆鉄道 
無し/最寄の駅は筑後市のJR羽犬塚駅

◆路線バス
堀川バス/八女市の主要な処はバスで行けます

◆高速バス
西鉄バス/「福岡・福岡空港~熊本」の路線で「八女インター」下車
       『福岡-八女間 直行臨時高速バス』 期間限定運行!詳しくはこちら

◆国道
R3号線/旧八女市内と立花町を南北に走っています
R442号線/旧八女市内、黒木町、矢部村を東西に走っています

◆高速道路
八女インター/八女市の西の端にあります


さて、どうやって行きましょう。目的地は福島(八女市役所の近く)

---------------------------------------電車を利用-----------------------------------------
◇JR鹿児島本線 博多→羽犬塚
運賃:910円 
時間:約50分(快速利用) 

◇堀川バス 羽矢線  羽犬塚→福島
運賃:330円
時間:約20分
----------------------------------------------------------------------------------------------

--------------------------------------高速バスを利用------------------------------------
◇西鉄バス 博多バスターミナル3F or 西鉄天神バスセンター → 八女インター
運賃:1450円
時間:約60分

◇堀川バス 八女インター → 福島
運賃:240円
時間:約10分
----------------------------------------------------------------------------------------------

とまあこんな感じ!!さあどちらにしましょうか??
としばらく考えたところで、自身の愚かさに気が付きました。

高速道路が通行止めの時点で高速バスが動いているはずが無い!!
というわけで、問答無用で電車に決定。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本番。
我々の始めての電車の旅の模様をお伝えします。

IMG_0984.jpg

博多駅ももうすく1周年。平日の夕方に博多駅にお越しの際は、
FM福岡の「JR博多シティスタジオ」に是非お立ち寄りを。

IMG_0988.jpg

10:47の快速荒尾行きに載ります。

IMG_0991.jpg

快速荒尾行は赤かったです。

IMG_1003.jpg

高倉さんと私は関西出身。
「福岡もこんな雪ふるんやね~」などとのん気な話をします。

IMG_1010.jpg

羽犬塚について改札を出たら、左に向かいましょう。

IMG_1012.jpg

堀川バスの乗り場は道路を渡った所にあります。

IMG_1015.jpg

堀川バスも赤かったです。

IMG_1024.jpg 画像 018.jpg

歴史を感じるバス車内。路線バスマニアの人が喜びそうな感じです。

IMG_1032.jpg

そして、無事福島に到着。
10:47に博多駅を出て、福島には12:02に着きました。
車で来るときは大体いつも福岡市内から1時間かかります。
つまり、電車で来ても、車で来てもあんまり変わらないんですね。

「番組を聞いて八女に興味が出てきたけど、車が無いょ~」
などと思っているあなたに!あなた!! 電車で行けますよ!!

また繰り返しになりますが、ぼんぼり祭りの期間中に運行される
『福岡-八女間 直行臨時高速バス』 も便利だと思いますので、
是非一度八女に行ってみてください。


さてさて、思ったよりも早く着いて、時間の出来た我々は雪化粧した福島を散策しました。

IMG_1035.jpg

でも、寒かった~~。


ADアサヒヤスシ

上陽町、旧川口邸へ

八女市には古い旧家がたくさん残っています。
今回は、上陽町下横山にある旧川口邸へ行ってきました。

yame08.26_22.JPG

おぉー。
漆喰のなまこ壁が印象的です。

個人的には壁の色がヒットしました!
深くて濃いグレーです。
写真ではちょっと伝わりませんね。
会社PCのデスクトップはこの色を再現してみよう・・。



yame08.26_23.JPGのサムネール画像

迷子になるほど大きなお屋敷ではありませんが、
住み心地のよさそうな感じ。
建てられたのは幕末で、もともとは造り酒屋さんの居宅だそう。
2007年から2年かけて改装されました。



yame08.26_24.JPG

ここは2F。
ゴザひいてお昼寝したいなー。
いいところだナー。



yame08.26_25.JPG

建物の趣を壊さないまま、水回りがきれいにリフォームされています。
女性の方も安心しておトイレへ行けますよ。

ここは轟地区と呼ばれる地域で、昔は近くにお城があったとか。
とても静かなところで、この日はセミと鳥の鳴き声しか聞こえませんでした。
縁側でなんだか夏の終わりの哀愁を感じてしまいました。


どなたでも自由に見学することができますが、
たまーに管理人の方がいない場合もあるので
電話での確認をおすすめします。


<旧川口邸>
住所: 福岡県八女市上陽町下横山445番地
開館: 10:00~18:00
休館: 水曜
入場: 無料
電話: 0943-54-2242

ソルダム!

すもも大好き!

番組の「ハウスすももプレゼント」にはたくさんの応募をいただきました。

先日、再びJAふくおか八女黒木地区センターを訪れたところ、、

またまたすももをいただいちゃいました!

ありがとうございます!

yame07.04_01.JPG

これはソルダムという品種。これから8月にかけて旬を迎えます。

↓ 大石早生と比べてだいぶ色が違いますね。

yame06.08_20.JPGのサムネール画像


yame07.04_02.JPG

「ソルダムは完熟してもこの色。中身はこのシールみたいな感じ」と聞いたので、

さっそくガブリといただきました。

yame07.04_04.JPG

中身が真っ赤!おいしい!!

甘ーい!甘酸っぱい!

果肉はものすごい果汁!皮の酸味が強いです。ザ甘酸っぱ王です。

酸っぱいのが苦手な人は皮をむいて食べるのもいいかもしれません。

私は実、皮、実、実、実、皮、のように柿ピーシステムで食べてみました。

yame07.04_03.JPG

果汁バンザイ!



一口にすももといっても味、色はそれぞれですね。


- - - - - -
おいしいすももの見分け方などはこちら ↓

JAふくおか八女 すもも部会ホームページ


大雨の6月19日(日)。

以前取材でもお世話になった黒木町の「四季菜館」

田植え体験があると聞いて、お邪魔してきました。

四季菜館で集合し、山村塾のお兄さんたちがまず注意事項を発表。

yame06.28_01.JPG

マムシ出没、雨降ってるから寒いと思ったらちゃんと言うんですよー、

分からないことがあったら知ってる人に聞くことー。

色々説明をした後に、留学生のマイケルが主導で準備運動。



そして

yame06.28_02.JPG

いざ出陣!

子ども連れのファミリーが多かったです。参加者のうち3分の1はお子さんだったかな?

yame06.28_03.JPG

でたー。棚田だー!

四季菜館から歩いて5分ほどの棚田。おおきーい。


yame06.28_04.JPG

これが稲たち。

yame06.28_05.JPG

再びいざ、田んぼの中へ。

ぬお~!という声が聞こえるかと思いきや、

慣れてるのか...みんな普通に入っていきました。

先日田植え体験した私たちとは、全く真逆の反応です。大人ですねー。

yame06.28_06.JPG

えいこら

えいこら

yame06.28_07.JPG

みんなでえいこら、田植え作業

この日は本当に大雨。川の水も

yame06.28_08.JPG

こんなに激しい流れ。。。気をつけてね、近づいちゃダメよ。

作業も終え、待ちに待ったお昼の時間でーす。

yame06.28_09.JPG

yame06.28_10.JPG

同じ釜の飯を食べた仲間です。

yame06.28_11.JPG

お疲れでしたー!



館長の椿原まり子さんから

「合鴨のタマゴが孵化したよ」

と教えてもらい、お孫さんのダイチくん(小1)に連れられて、カモたちのいる場所へ移動。

yame06.28_12.JPG

いっぱいいるー!かわいいー!

ピーピーピーピー

テンション上がります。

yame06.28_13.JPG

「触っていいよー」というダイチくんのお言葉に甘えて、抱っこしてみる副部長。

かわいかー

そんなこんなで大雨の一日でしたが、大変充実した時間でした。

これからはカモの進水式なども行われていきますので、

四季菜館&山村塾は要チェックです。

お疲れ様でした。

yame06.28_14.JPG

※この日のスケジュール。留学生もいるので、英語のふりがな。

部長


■四季菜館■
 住所:八女市黒木町笠原641
 電話:0943-42-2722


八女本流「提灯バッグ」の提灯部分を作ったという、

ドリーム工房さんの工場へお邪魔してきました。

提灯の型を作って、紙の部分を貼るお仕事だそうで。

提灯の絵付け職人さんにお会いしたことはありましたが、初の提灯火袋見学。


工場内は女性の方ばかり。

通常、内職の方が主らしいです。

ここには4~5名の女性の方が、事細かに作業をされていました。

yame06.22_12.JPG

こちらはまさに火袋を作ってるところ。丸い提灯です。

貼るのは

yame06.22_13.JPG

これを枠にペラペラと塗って、貼っていくのです。


yame06.22_14.JPG

これは長―い提灯。型に中の芯を作っています。

yame06.22_15.JPG

システマチックですねー。これは機械で長い提灯の芯を作っていっています。


yame06.22_16.JPG

そしてこれが提灯の型。これ、一つ一つパーツを組み立てて使うそうなんですけど、

組み立てるのが意外に難しいってことで。

yame06.22_17.JPG

サッチさんが挑戦しました!

自称「不器用」と言ってるサッチさんですが、なんと!迷うことなく、すんなり完成!

「上手ー!」という言葉が飛び交います。

不器用脱却ですね。


yame06.22_18.JPG

これは、八女本流が企画した「提灯バッグ」の型です。

これで一つ一つ丁寧に手作りされて、完成していくんですよね。

職人技が詰まった一品です。


ドリーム工房の提灯制作部屋の上には、家紋シール絶賛制作中でした。

yame06.22_19.JPG

直接提灯に書くのが本当なんですが、繁忙期は大量の注文がくるので、

こうやってお客様から家紋のデータをもらい、それをシールにして提灯に貼る、との事。

yame06.22_20.JPG

そうそう、こうやってメリっとはがして、貼り付けるみたいなんですよ。


提灯一つにとっても、いろんな職人技が組み込まれているんですね。

私も家紋シール作ってもらいたいー。


高山さん、お邪魔しましたー。


部長


ハウスすもも収穫へ


すもも大好き!

この日は黒木町ですもも会議を見学し、

三宅浩二さん、なおみさんご夫婦のハウスですもも収穫をお手伝いしました。


yame06.09_01.JPG

今回収穫するのはハウス栽培の「大石早生」。

浩二さんのお父さんが、黒木町で最初にすもものハウス栽培を始めたそうです。

「ハウスは甘いよー。」

毎年5月下旬から出荷されていますが、

今年は寒かったので、色づきが1週間ほど遅れているんですって。

yame06.09_02.JPG

すもも発見!

yame06.09_03.JPG

まぁかわいい!!

ハウス内はほんのりあまーい香りがします。パラダイス!

ちなみにすももはバラ科サクラ属です。

yame06.09_04.JPG

いざ、すもも収穫!!

このとき、ハウス栽培の証である白い粉が残るよう2、3本の指しか使いません。

yame06.09_05.JPG

果実を傷めないよう、そーっともぎます。

力を加えると後からその部分の色が変わってくるそう。

すももってデリケートよ!

yame06.09_07.JPG

もぎたてをガブリ。

赤くなる前なのに甘い!皮が甘酸っぱくておいしいんです。


yame06.09_06.JPG

1時間ほど収穫しました。

このケースの中でもコロコロ転がらないよう注意して運びます。

デリケートです、すももさん。


今度は作業場でパック詰めも見せていただきました。

yame06.09_08.JPG

私たちもお手伝い・・。

1パック410グラム以上で詰めます。

大きさの規格があり、S、M、L、2L、それぞれ同じ大きさを揃えて詰めます。

色も揃えるので、難解なパズル状態。

yame06.09_09.JPG

「向きも揃える!」いつも温和な浩二さんも

チェックがするどい工場長に変身です。


yame06.09_10.JPG

3~4日常温で置いたのがこれ。

真っ赤でしょー?

キュッキュと袖でみがくとテカテカになりました。

yame06.09_11.JPG

果汁がしたたる感じ、分かりますー?

みなさんもぜひ丸かじりで食べてほしいです。

すももは葉酸が多く含まれているので、貧血にいいのだそう。

あと、便秘解消にもいいんですって。

女性のみなさん、食べて食べて!


yame06.09_12.JPG

すももいただいちゃいました!

うれしい!!高まるー

yame06.09_14.JPG

なんとじゃがいもまで!今じゃがいも高いんですってね。

右から2番目の方は三宅千恵さん。西川さとりアナのファンだそうですよ。

いつもありがとうございます。

yame06.09_13.JPG

会社でおすそわけしました。

すももって誰でも喜んでくれるキラーフルーツですね。

ほんと甘くておいし。

八女すもも部会のみなさん、ありがとうございました!

なんと、近々番組プレゼントにもしちゃいますよ。

お楽しみに。


- - - - - - -
おいしいすももの見分け方などはこちら ↓

JAふくおか八女 すもも部会ホームページ


yame06.08_23.JPG

すもも大好き!

かわいくておいしい、すもも。

名前の響きもいいと思いません?すもも。

すもももももも・・


2月に、十二単のパレードで取材した三宅さんご夫婦は(その模様はこちら)

八女市黒木町でハウスすももを作ってらっしゃいます。

黒木町は、昼夜の寒暖の差が大きいので甘いフルーツが獲れるのだそう。


すももの収穫は5、6月と言っていたのを覚えていた私たち。

「すもも見せてー!!」と再び三宅さんご夫婦を尋ねました。


yame06.08_15.JPG

この日は、朝からJAふくおか八女にすもも部会の方が集まっていました。

出荷されるすももの大きさ・色を揃えるために

「今年はこの大きさ、この色で出荷しましょう」と会議が行われています。

yame06.08_16.JPG

すもも生産者の方はみなさん優しそうですね。

真ん中で話しているのがJAの方。光石研さんに似ていてシブいです。


yame06.08_17.JPG

これ、全部すももです!すもも好きの私にはまるでパラダイス!

yame06.08_18.JPG

福岡で一番早く出荷されるのが

このハウス栽培の「大石早生」というすもも。

yame06.08_19.JPG

よーく見ると、表面が白い粉っぽいので覆われているのが分かりますか?

yame06.08_20.JPG

これがハウス栽培の証。露地栽培だと雨で流れてしまいますからね。

この色で出荷すると3~4日ほどで赤く熟します。

yame06.08_21.JPG

なので、お店に並ぶころには

おいしいおいしいすももちゃんになっています。

yame06.08_22.JPG

大石早生すもも、お店でみかけたらぜひ手にとってみてくださいね。


- - - - - - -
おいしいすももの見分け方などはこちら ↓

JAふくおか八女 すもも部会ホームページ



取材で何度も八女に行ってるし、取材で茶摘だって出来るのに。

なのに、プライベートでも「茶摘体験」してきました。

そんなに好きみたいです、八女のこと。


集合場所は、八女市上陽町の「ほたると石橋の館」。

yame05.30_52.jpg

レストラン「爺婆で頑張っ亭ます」では、お昼のお弁当の準備が着々とされてました。

yame05.30_53.jpg

無料のお茶の天ぷらも振舞ってましたよ~。

yame05.30_54.jpg

いつもお世話になってる上陽支所の久木原さんも、参加者のみなさんにお茶を淹れてます。

yame05.30_55.jpg

まだかいなー?


取材でもお世話になった、ほたると石橋の館 辻田さんが引率。

yame05.30_56.jpg

バスに乗って出発です!

わくわくわくわく。


yame05.30_57.jpg

到着~

うお~!!

yame05.30_58.jpg

広大な茶畑を目の前にして、どよめきが起こります。

今回は約38名が参加。その中で茶摘体験済みの方はほんの2~3人。

中には茶畑を初めて見るという方も結構いらっしゃいました。

yame05.30_59.jpg

茶摘の先生は、こちらも取材でお世話になった「角田製茶」辰次さん。

真剣に説明してる中、勝手に新芽をちぎるお父さんたち。

そしてちぎった新芽を食べるお母さんたち。

yame05.30_60.jpg

しっかり摘みなさいよ~

辰次さんが見守る中、茶摘スタート。

yame05.30_61.jpg

摘みます

yame05.30_62.jpg

こんな感じで柔らかい新芽だけを摘みます

yame05.30_63.jpg

約一時間、一時間もしたのに、こんだけしか摘めなかった...。

根気勝負です...。


お疲れ様です~

と、辻田さんの声と共にお昼時間。

yame05.30_64.jpg

お茶の天ぷら入り!

八女のお母さんたちが作るご飯は絶品。茶畑を見ながらのひと時。

あー、気持ちよかー。


yame05.30_65.jpg

茶摘が終わったら角田製茶の工場を見学。

yame05.30_66.jpg

摘みたてのお茶の葉がぐるんぐるん機械の中を周ります。

工場では息子さんの龍也さんの説明付きで見学。

yame05.30_67.jpg


お茶三昧の一日。

参加費は、茶摘体験とお弁当と工場見学、そして新茶平袋が付いて2,500円。

お得でしょ~。いい体験でしたー。

今回は子どもたちの参加は5人ほどでしたが、昨年は10人くらい居たそうです。

子どもたちにも茶摘体験ぜひさせてあげたいな、と思った私でありました。

ちなみに小人料金は1,500円です。

お茶がどんな木からどんな葉っぱで出来ていて、どうやったらあんな緑になるのか。

ペットボトル世代の子どもたちに教えてあげたい。


また来年も楽しみにしてます。

角田製茶さん、辻田さん、スタッフのみなさんお疲れ様でした~。

yame05.30_68.jpg


部長

「おりなす八女」を見てきました


おりなす八女・・

なんとも雅なこの名前。

先日、八女市役所すぐ横に完成したばかりの八女市民会館の呼称です。

もともとは地域交流センターって呼ばれていたそうですね。


yame05.30_24.JPG

5月17日にベーゼンドルファーのピアノ贈呈式が行われ、

6月26日(日)にこけら落としのピアノコンサートが開催されます。

なんでもピアノの最高峰といわれるベーゼンドルファーと

スタインウェイのピアノの共演だとか!
(詳しくは八女ベーゼンドルファー音楽祭プロジェクト ブログ


一足先に、中を見学させていただきましたよ。

yame05.30_25.JPG

ここは1Fのロビー。

yame05.30_26.JPG

天井までガラス窓で明るい感じ。イスの色はお茶を意識したのかな?


ここは、小ホールの「はちひめホール」。

yame05.30_27.JPG

yame05.30_28.JPG

イスを出すと約250席あるそうです。


yame05.30_29.JPG

木を活かした作りの「おりなす八女」。もちろんバリアフリーです。

開館前なので私たちはスリッパを履いてますが、ここは土足になるんですって。

なんだかもったいないですよね。

yame05.30_33.JPG

おっ、ここにもお茶カラー発見。

通路の電灯は消してありましたが明るいですよ~。

yame05.30_30.JPG

ここが大ホールの「ハーモニーホール」。

yame05.30_31.JPG

ひろーい!!

yame05.30_32.JPG

約800席あります!素晴らしいホールですねー。

客席の奥には、小さな部屋があり

そこは、子どもと保護者の方が使えるようになっています。

ステージが見れるよう、一面はガラス窓になってました。


裏の楽屋も見せていただきましたが、

ベーゼンドルファーのピアノ専用の一室や、

一面鏡張りのリハーサル室や、とても充実した設備がありました。


「おりなす八女」にはホール以外にも、

yame05.30_34.JPG
展示スペースや、

yame05.30_35.JPG
工作教室などに使えそうな実習室、

yame05.30_36.JPG
セミナールームも複数ありました。

yame05.30_37.JPG

これから市民のみなさんがいろいろ活用できそうで楽しみです。




八女市長のお話によると、おりなす八女には

すでに70日分のブッキングが決まっているとか。

まずは、6月26日(日)ベーゼンドルファー音楽祭からスタートします!


八女市役所HP「おりなす八女」

黒木大藤、花房摘みをお手伝い

yame05.25_27.JPG

八女市黒木町の大藤まつりが終わりました。




今年はゴールデンウィーク中に満開を迎えたこともあり、

のべ19万人の人手があったとか!すごい!

yame04.24_25.JPGのサムネール画像
この写真は2分咲き。

 ↓ これがこう。

yame05.25_28.JPG

花の時期はすっかり終わり。大藤さん、おつかれさまでした。

来年のために「花房摘み」という作業が待っています。

yame05.25_29.JPG

藤はマメ科なので、花が散ると実がなります。

実がならないよう、来年も花が咲くように、新芽ごとすべて切ってしまうんだとか。

いやー、さすが国指定の天然記念物。手が入りますねぇ・・。

yame03.29_14.JPGのサムネール画像

約3000平方メートルの広さをほこるだけに、

「この作業が一番大変!」と言っていたのは、大藤管理人の堤さん。




「花房摘み、私たちにもお手伝いできるかしら」と、勝手に(笑)やって来ました。

yame05.25_30.JPG

上のほうをチョキチョキ・・

花が散った芽(つる?茎?)を切り落としていくのだそう。

軍手と剪定ハサミをお借りして、お手伝いスタートです。

yame05.25_31.JPG

脚立を登っていざ。

この日は、八女市役所黒木支所、観光協会の方々もお手伝いにいらっしゃってます。

yame05.25_33.JPG

毎年お手伝いされてるんですって。

チョキチョキ・・

yame05.25_34.JPG

みんなでチョキチョキ・・

yame05.25_35.JPG

荷台の上からもチョキチョキ・・

yame05.25_36.JPG

堤さんは複雑な体勢でチョキチョキ。さすがです。

藤は幾重にも折り重なってのび、とても手が届かないところも。

yame05.25_32.JPG
「私、なんだかハマってきました!」

50人ほどで約1時間半。それでも全部は終わりませんでした。

樹齢400数余年、大藤の生命力はたくましいものです。


「福岡からよう来んしゃったー」と、ねぎらいのお言葉をいただきました。

yame05.25_37.JPG

yame05.25_38.JPG

なんだか、すいません。エヘヘ、、

yame05.25_39.JPG

仕事のあとはもちろん八女茶。今年一番の汗かいたわー。

ずっと上を見ていたので首がコリコリ。。

みなさんはこの後、大藤まつりの反省会をするのだそう。

大藤まつりおつかれさまでしたー。

来年も見事な花を期待しています!


お茶屋さんの工場へ

今の時期はお茶摘みで大忙しの八女市。

すっかり日に焼けた男性によくお会いするようになりました。

機械が普及する前は、家族みーんなで茶摘みをしたそう。

学校は茶摘み休みまであったと聞きました。お茶どころならではですね。


茶摘みを体験したあと、角田製茶さんの工場も見せていただきました。

yame05.17_30.JPG

yame05.17_33.JPG

案内してくれたのは、息子さんの角田龍也さんです。

GW明けにおじゃましたのですが、24時間フル稼働中だそう!

これまたお忙しいときにすみません。。

工場内は、茶葉を熱して乾燥させるのでとても暑い!!40℃以上あるような。

yame05.17_31.JPG

ずっとこの中で作業している龍也さんは、ほんのり緑色に染まっています。

yame05.17_32.JPG

昨冬の寒さが厳しかった分、今年はおいしいお茶になっているそうですよ。


そして、私たちも一番摘みの新茶をいただきました。

いつも飲む八女茶に比べて、ずっとさわやか!

この時期ならではの新茶の味をぜひお楽しみください。


yame05.17_29.JPG

角田さん、お忙しい時期にありがとうございました!

お茶摘みに行ってきた


八女のお茶屋さんはどこもかしこも新茶まつりの季節です。

店先にのぼりや提灯が出ていてとてもにぎやか。

みなさんは新茶、もう飲まれましたか?


さて、せっかく八女に来てるんだから私たちも茶摘みをしたい!

と、やってきたのは上陽町の角田製茶さん。

自園で育て、加工販売まで手がけてらっしゃいます。

このお忙しい時期に応えていただきありがとうございます。


yame05.17_01.JPG

角田さんに連れられて茶畑へむかいます。トラックの荷台には茶摘み機。

yame05.17_03.JPG

茶畑にやってきました。

ここは、今年まだ一度もお茶摘みをしていない畑。

つまり一番茶を摘ませていただきます。

yame05.17_02.JPG

若いお茶の芽が伸びています。

今年は春先の寒さと、少雨で

例年に比べ10日ほど成長が遅れているそうです。

yame05.17_04.JPG

待ってたよー!青々としてとてもきれい!


yame05.17_05.JPG

で、、茶摘みってどうやるんですか??

yame05.17_06.JPG

若い葉を全部摘んじゃっていいそうです。若い葉は色が全然違います。

お茶の香りはしないんですね。

yame05.17_07.JPG

ささっ

yame05.17_08.JPG

ささささっ

摘めよ摘め摘め。摘まにゃ八女の茶にならぬ・・

yame05.17_09.JPG

けっこう腰が疲れます・・。

今はどこのお茶畑も機械で刈るので、お茶の木が低いんですって。

yame05.17_10.JPG

けっこう獲れたみたいだけど・・

yame05.17_11.JPG
「まだまだ!1杯くらいたい!」

yame05.17_12.JPG

せっせ、

yame05.17_13.JPG

せっせ、、

yame05.17_14.JPG
じー

yame05.17_15.JPG
じーーー



yame05.17_16.JPG
「乗るね!?」

yame05.17_17.JPG
「イエーイ!」

思わずダブルピースのサッチさん。

yame05.17_18.JPG

操作を角田さんに教えてもらいます。

ハンドルはレバーのみ。前に倒すと前進。足元のペダルがアクセルです。


yame05.17_24.JPG

さぁ、サッチさんが茶畑に繰り出します。

yame05.17_20.JPG

写真では分かりませんが、ガッタンゴットン機械ごと前後に揺れてます。

「キャー!」というサッチさんの悲鳴と、

「ガハハ!」と爆笑の角田さんの声が聞こえます。

ロデオ並みの揺れ。角田さん落ちないで!

yame05.17_21.JPG

右の畝が刈る前。左と全然違います。

それにしても機械は早いですね。1分くらいで端まで行ってしまいました。


角田さんがハンドルを調整してくれます。

yame05.17_26.JPG

yame05.17_27.JPG

これでもお手伝いしているつもり。。


yame05.17_19.JPGのサムネール画像

イスの下にある刃で茶葉を刈り、

yame05.17_25.JPG

後ろのネットに茶葉が入っていきます。

yame05.17_22.JPG

あっという間に満杯になると、

yame05.17_23.JPG

くー

一袋50キロはあります。

全然運べない私たちでした。

yame05.17_28.JPG

お茶屋さんへの道は厳しいよ。

お茶屋さんにまた、尊敬の気持ちを抱いた私たちでした。



yame05.02_15.JPGのサムネール画像

4月30日のオンエアでは、矢部村山系の釈迦御前岳の山開きをご紹介しました。

ほんの少し、登山に目覚めた私たちは(笑)

星野村のカラサコ山へ登ってみることにしました。


以前取材させていただいた、星野村のボランティアガイド、

村上喜美子さんが大好きだと言っていた山です。

標高は1006m。これなら初心者の私たちでも大丈夫そうです。


当日の天気予報は雨。

星野村に着いたときは晴れていたのですが、

なんだか怪しい雲行きなので用心し、ギリギリまで車でやって来ました。

最近、もっぱら登山ガールだという星野村の柴田姫もいっしょです。

yame05.02_03.JPG

山ガイドでもある村上さんの案内でいざ。

yame05.02_04.JPG

大分県側から山に入ります。

ここが最も頂上まで車で近づけるそう。

登山と言うにはちょっと、、楽してしまいました。すいません。

yame05.02_05.JPG

yame05.02_06.JPG

登山道では、いくつかの国境石群を見ることができます。

歴史好きなサッチさんが興味津々です。

yame05.02_07.JPG

登山道はボランティアの方によって本当にきれいに整備されています。

「3人が歩けば道になる」と村上さん。

4月17日に行われたカラサコ山の山開きには100人以上の方が参加されたそう!

それでこんなに歩きやすくなっているんですね。

初心者の私たちも安心して登れちゃいます。

足の裏に土を感じながら、てくてくと登山は続きます。


yame05.02_08.JPG

頂上に到着しました!

絶景です!!

晴れててよかったー!

村上さんが日本一好き!と言うカラサコ山の最大の魅力はこの360度の眺望!

yame05.02_09.JPG

頂上からはぐるりと周りが見わたせます。

遮るものが何もありません。

なんて気持ちがいいんでしょう。

小学校以来に叫んでみたくなります。ヤッホー!!

釈迦岳、英彦山、由布岳、そして九重も見ることができます。

yame05.02_10.JPG

山頂にはノートが。

村上さんは、カラサコ山はもう100回近く登ったかなーと、

数えてみたら110回以上だったそう!すごい!


そして山頂が狭いのの特徴。

大人が10人も立てないほどの広さで

岩がゴツゴツあるので、私たち全員5人でキュウキュウです。

yame05.02_11.JPG

グラグラしながら記念撮影。

360度の眺望とこじんまりとした頂上。星野村の愛すべき山です。


今回登ったコースは、私たちの初心者ペースで

頂上まで1時間もかからないほどでした。

とはいえ、けっこう急斜面を登った!(気がする)。

心地よい疲労感で、車に戻り帰りは星野方面へ。

途中、まだ残る山桜を見つけたりと、散策しながら下山。

yame05.02_12.JPGのサムネール画像

今年は雪が多かったため、倒木がよく見られました。

yame05.02_13.JPGのサムネール画像

花の名前もたくさん教えていただきました。

yame05.02_14.JPGのサムネール画像

これはハルトラノオ。小さくてかわいいですね。

ここで大粒の雨が降り出し、やむなく退散。

いやいや、良いタイミングで登れました。村上さん、ありがとうございました。

今度は下から登るので、またお付き合いくださいね。


たけのこ掘りへ

春の味覚といえば、、たけのこですよね。

黒木町の野菜直売所「みちばた」の東邦代さんにお誘いいただき、

たけのこ掘りへ出かけてきました。

「こないだ、たけのこ掘ってたらね、あなたたちもやりたいだろうなって思ったのよー」

と邦代さん。何で分かったんですか!うれしい!

yame04.27_01.JPG

黒木町が一望できる邦代さんのぶどう畑へやってきました。

まずは、ほんの少し顔を出しているたけのこを見つけます。

目と足の感触で探します。

yame04.27_02.JPG

フミフミフミ・・たけのこ捜索中のサッチさん。

なかなか見つけきれない中、邦代さんがどんどん見つけていきます。

yame04.27_03.JPG

草の間から顔を出しているのが分かります?

yame04.27_04.JPG

まわりの土を掘り、たけのこを根元からクワで刈ります。

yame04.27_05.JPG

かわいいのが獲れました。これは10cmくらい。

yame04.27_06.JPG

サッチさんがも挑戦。ほっ!

yame04.27_07.JPG

邦代さんに刈る位置を教えてもらいながらですが、

なかなかクワの狙いが定まらず、よたよた・・。


yame04.27_12.JPG

さすが邦代さんは早いです。サカサカサカっと掘ってしまいます。


横で部長が大物に挑戦中です。

yame04.27_08.JPG

yame04.27_09.JPG

yame04.27_10.JPG

「たけのこごはんに煮物に天ぷら・・」

思いはふくらみます。

yame04.27_11.JPG

「自分で掘るとかわいい・・」


yame04.27_13.JPG

yame04.27_14.JPG

すっかりうまくなったサッチさん。てこの原理で仕留めました。

掘った後の穴は、「ありがとうねー」と言って埋めます。


2日ほど前に雨が降ったのでこの日は大量。

大小10本以上のたけのこが獲れました。

しばらく、たけのこ三昧の日々が続きます。

邦代さん、ありがとうございました。


八女市はいたるところに竹林がありますが、

この春の低温と雨不足、そしてイノシシに荒らされ今年は少ないそう。

竹林面積は増えているのに、たけのこの収穫高は減っているんです。


たけのこ掘り、やってみたい!という方は、

八女市立花町に観光たけのこ農園がオープンしたばかりです。

立花町観光協会のホームページで紹介されています。

みなさんもぜひ挑戦してみてください!

手もみ茶に挑戦してみた

茶摘みをされたお茶の芽は、乾燥させて茶葉になりますよね。

それまでにはいくつもの工程があります。

加工は機械やろもん!とお思いでしょうが、、

その時期や天候、分量によってお茶の味も大きく変わるので

とても神経を使う作業だそうです。

お茶屋さんの腕の見せどころでもあるんですね。


茶葉を作る伝統の技として受け継がれているのが、「手もみ」という技法です。

この技を競う「第28回八女茶手もみ競技大会」があると聞き、早速行ってきました。

4月20日、場所は黒木町にある「福岡県農業総合試験場 八女分場」です。

yame04.26_02.JPG

すでにお茶の香ばしい香りがしてきました。

おいしいお茶が飲めるかしら?

yame04.26_03.JPG

中では競技が始まっています。3人一組で参加だそう。

火であたためたホイロの上で茶葉をふるっています。

yame04.26_05.JPG

下には火。ホイロの上はけっこう熱いんです。

yame04.26_06.JPG

こちらは審査中です。この手揉みの技術を競うんです。

yame04.26_04.JPG

あら、なんだか楽しそう。


一般体験もできるということでいざ。

yame04.26_08.JPG

先生は松尾実さんです。

なんと八女茶の元祖、松尾太郎五郎久家さんの子孫というからびっくり!

実さんってまた、こちらはシンプルなお名前ですね。

yame04.26_07.JPG

まずは、おひたし程度に湿った茶葉をふるい、水分を飛ばしていきます。

「葉ぶるい」という作業です。

手を球のように丸くし、上下に動かします。

犬の頭をゴシゴシ洗うイメージ、だそう。

yame04.26_09.JPG

ササッ

yame04.26_10.JPG

ササササッ

これを30分ほど続けます。ちょっとずつ水分がなくなってくるのが分かります。


yame04.26_13.JPG

少し水分がなくなると今度は「軽回転」という工程。

2人で向かい合い、まとめた茶葉を左右に大きく転がします。

yame04.26_11.JPG
軽回転は軽快に。

これが結構きついんです。

腰を落として両手をウェーブユアハンズウェーブユアハンズ、、。

茶葉中の水分を発散させます。

この後、また「葉ぶるい」に戻り、くり返します。

葉ぶるい→軽回転→葉ぶるい→軽回転→葉ぶるい、、


あ、なんだか気が遠くなってきた・・。

yame04.26_15.JPG
いつお茶が飲めるんですかー?

yame04.26_14.JPG
まだまだです!

と、ここで時間切れとなり退散してしまった私たち。

このあと乾燥した茶葉は、重回転、もみ切り、乾燥など、

全部で10もの完全手作業の工程を経て、手もみ茶が完成します。

私たちは体験した2工程で、もう筋肉痛になりそうでした。

yame04.26_12.JPG

お茶屋さんへの道は厳しいよ。

これからは1本の茶葉も無駄にしないと心に誓う私たちでした。

教えていただいた八女茶手もみ技術研究会のみなさま、ありがとうございました!


そして競技で見事優勝された「星野A」チームのみなさん、おめでとうございます!



八女の番組を始めて半年ほど経ちますが、

私のまわりでも「星野村に行ってみたい」という声をよく聞きます。

ええ、ええ、行ってくださいよ、星野村。

山や畑にあまりなじみが無いところで育った私には、

八女IC~星野村に着くまでの景色に見とれてしまいます。


そんな星野村を気軽に体感できるイベントが

福岡市天神のアクロス福岡で開催中です。

yame03.11_01.JPG

「星野村ふるさと展 in ふくおか」。

ここでは星野村の写真展や、陶芸の星野焼が展示販売されています。

私たちが取材した山本源太さんの夕日焼も見ることができますよ。

yame03.11_02.JPG


しずく茶の体験も500円できます。

早速やってみました。

yame03.11_03.JPG

和菓子つき。うれしー

しずく茶とは玉露の飲み方のひとつで、茶器に直接茶葉と湯を入れて飲みます。

yame03.11_04.JPG

フタを開けるとこんな感じ。

もうお湯が入ってこれ。お湯の温度は45℃だそう。

yame03.11_05.JPG

はじめてのしずく茶。

yame03.11_06.JPG

フタをずらして飲みます。

一煎目は本当に「しずく」程度の玉露をいただきます。

味はというと、甘い!玉露ならではの甘みとコクに感激です。

yame03.11_07.JPG

二煎目、三煎目はお湯の量が増え、四煎目まで飲みます。

yame03.11_08.JPG

四煎目はこのくらい。

yame03.11_09.JPG

そして最後に登場したのは酢醤油。

え、ぽん酢?

いわゆるぽん酢ではなかったのですが、酢としょうゆをまぜただけだそう。

yame03.11_10.JPG

これを少しかけて、茶葉を食べるのがしずく茶の醍醐味。

yame03.11_11.JPG

うまっ

なんだかお酒のおつまみにも合いそう。珍味的なうまみです。

お肌にもいいんですよ。


このイベントは3月13日(日)まで開催されています。

みなさんもぜひお越しくださいね。


アクロス福岡文化交流展・星野村ふるさと展 in ふくおか
日時: 2011年3月10日(木)~13日(日)10:00~18:00 ※13日は16:00まで
会場: アクロス福岡2F 文化交流ギャラリー
入場: 無料
問合: 星のふるさと事務局(電話 0943-31-5588)

皮白竹フィールドワーク その3

皮白竹という竹を知るフィールドワークに参加してきた私たち。

お昼ごはんはここ、八女市星野村にある後藤さんち、「手作り工房 ふみこ」で

田舎料理を出していただきました。

yame02.22_40.JPG

築200年以上という古いおうちです。

一画を改築して、土間、暖炉を囲んでお食事ができます。

yame02.22_41.JPG

天井の梁が歴史を感じさせます。。

参加したみなさんで、わきあいあいとお食事です。


お昼ごはんは、だご汁とおにぎり。

yame02.22_42.JPG

この炊き込みご飯のおにぎりがめちゃうま!!

サッチさんは大根の煮物にハマってました。

yame02.22_43.JPG

そして八女の定番?だご汁です。季節の野菜たっぷり。

よもぎの「だご」が入っていましたよ。

ほんのりよもぎの香りがしておいしかったです。

味噌は後藤さんの手作りなんですって!

yame02.22_44.JPG

こちらも手作りのこんにゃく。ピリ辛の柚子こしょう付き。

手作りののこんにゃくって、市販のと比べて食感がブリンブリンなんです。

歯ごたえがあるような、やわらかいような、、。

うまく説明できないんですけど。


ここの「手作り工房 ふみこ」では味噌や佃煮を買うことができます。

予約をすれば手作り体験もできるそう。

だご汁、田舎のお菓子、羽釜炊き体験は各500円。

安すぎません?

羽釜でごはん炊いてみたいなぁ。


副部長(゜○゜)ノ

■手作り工房 ふみこ■
住所: 福岡県八女市星野村広瀬
電話: 0943-52-2204

皮白竹フィールドワーク その2

yame02.22_29.JPGのサムネール画像

真竹や孟宗竹に比べて、斑点が少なくて白っぽいのが皮白竹。

皮白竹で作られたバレンや下駄、籠やボタンは、職人さんの技と素朴な風合いが、

何ともいえないいい味をかもし出しています。

yame02.22_30.JPGのサムネール画像

yame02.22_31.JPGのサムネール画像

が、今は需要も減ってしまい、

整備する人もいなくなり、竹林は荒れ放題。そんな中、竹皮編み作家の前島良江さんは、

群馬からわざわざ八女市まで皮白竹を採りに来られます。

それだけこの皮白竹は珍しい品種なんですよねぇ。

しかも星野村や黒木町、うきは周辺にしかない貴重な竹。

にも関わらず、地元でもあまり知られていないという現実。

うーん。もったいない。

八女伝統工芸館で行われた「八女の皮白竹と前島美江展」

そんな現実を少しでも改善できればという思いで開催されました。

この展示会の一環として2月18日(金)に行われたのが皮白竹フィールドワーク。

この日は、私たちにとって、貴重な体験となる一日でした。

竹林整備に関しては部長にお任せするとして、

一路八女伝統工芸館へ。ここからは竹皮編み作家の前島美江さんを講師に迎え、

皮白竹を使ったワークショップが始まります。

荒れた竹林を見ていたせいもあるんですが、竹を使って何かを作ることが

とても重要なことに思えました。竹が必要になれば、整備をする仕事も必要になる、

仕事があれば雇用が増える、雇用が増えたら子供も増える・・・。

勝手な未来予想図ですが、そうなったらいいなぁなんて、一人ひそかに考えたりして。


yame02.22_32.JPGのサムネール画像

さて、伝統工芸館の2Fで行われたワークショップには、

竹林整備に参加した方だけじゃなく、たくさんの方々が皮白竹を使った花かごや

ボタン作りに励んでらっしゃいます。

「大盛況ばい!」と館長やスタッフの白水さんも嬉しい悲鳴。

前島先生は竹林整備の時には作業着だったんですけど、ここでは一変、着物姿。素敵です。

一人で大勢の生徒さんを教えるのは大変そうでしたが、グループごとに、

「わからないところないですか?」などと声をかけながら教えてくださっていました。

yame02.22_33.JPG

さぁ、そんな中私たちも、先生に竹皮を2枚選んでいただき、花かごつくりスタート!

同じくらいの長さのものを選ぶのがポイントだそうです。

1. 竹皮にたっぷり水を含ませて、滑らかにします。

2. 2枚とも竹皮の横幅と同じ長さに切り込みを4本入れます。

yame02.22_34.JPG

3. 2の切り込みを交互に編みこんでいきます。

yame02.22_35.JPG

4. 編みあがったら左右の両端を、水で滑らかにした細目の竹皮で結びます。

5. 長めの竹皮で竹縄を編みます。

これが先生みたいにうまいことできなかったので、

私たちは参加されているお父さんに編んでもらいました!

yame02.22_36.JPG

すごくきれいに仕上げていただきました!ありがとう!

6. 5を4に結びつけて出来上がり!


なんですが、竹皮の幅や色によって、それぞれ風合いが異なり、

同じ形のはずなのに、大きさや雰囲気が違って見えるのが不思議。 

yame02.22_37.JPG


ワークショップ会場には、前島さんの作品の他にも、皮白竹で作った

下駄や座布団など、いろんなものが展示販売されていました。

yame02.22_39.JPG

yame02.22_38.JPG

いつか前島さんが作ったパン籠が欲しいなぁ。と思いながら、

自分で作った花かごを持ち帰るサッチたちでした。皮白竹を知るフィールドワーク。

とても有意義な時間を過ごすことができました。

企画された白水さんたちに、感謝感謝です!


ぼんぼりまつり~八女人形会館 実演~

広川インター降りて、国道3号線をずっとまっすぐ立花方面に走っていくと、

左手に見えてくる「八女人形会館」。

現在八女市福島地区で毎年恒例の「ぼんぼりまつり」が行われていて、

各地でレアな雛人形を見ることができます。

そのイベント期間中、八女人形会館では土日祝日、人形作りの実演を行っているんです。


...見てみたい...とっても見てみたい!


で、行ってきました。

yame02.22_23.jpg

絵師さんがすでに何か書いてらっしゃる

yame02.22_24.JPG

なるほど!人形のお顔ですね!

yame02.22_25.jpg

いろんなお顔がたくさん。一つ一つ丁寧に手書きされています。

化粧も目の大きさも唇も一人ひとり違いますね。

私にも化粧してほしい。

しかし、本当に細かい作業。細ーい筆でじっくり書いていきます。


yame02.22_26.jpg

先ほどのお顔は、羽子板に。

なるほど、こうやってパーツを作っていくのか。


ここからはお顔作りの工程。

yame02.22_27.jpg

厚紙で顔の形に切って、綿をかぶせて、大部分を作っていきます。

yame02.22_28.jpg

そしてどんどん顔のパーツを書いていくのです。

しかし、美人さんですよね~。


ぼんぼりまつり期間中、八女人形会館にて土日祝日のみ実演販売されていますので、

ぜひお立ち寄りください。

八女人形会館:http://www.yameningyou.co.jp/

雛の里・八女ぼんぼりまつり:http://www.city.yame.fukuoka.jp/kankou/new/2011bonbori.html


部長

皮白竹フィールドワーク

「皮白竹」と書いて「かしろだけ」と読みます。

yame02.22_13.JPG

皮白竹は真竹の変種で、奥八女(星野・黒木)・うきはの一部でしかとれないもの。

この竹皮は、真竹と比べて斑点が少なく、

竹編みでコースターが作られたり、バレンや下駄などにも使われているものです。

ちなみに皮白竹は、年に一回しかとれない貴重なモノ。

しかし今ではその皮白竹をとる人も少なくなり、

整備する人もいなくなってきて竹林は荒れ放題...。


そこで「皮白竹フィールドワーク」が企画され、私たち女子部も参加してきました。

某テレビ局の取材も入り、20名前後のみなさんでの竹林整備。

yame02.22_14.JPG

竹林整備指導の野中重之さん。

そして群馬県からわざわざやってきてくれた竹皮編作家:前島美江さんも同行。

yame02.22_15.JPG

いざ出陣です。


yame02.22_16.JPG

眺めはいいんですけどねー

竹を見ると

yame02.22_17.JPG

わー

荒れ放題...


軍手をはめて、右手にのこぎりを持って

yame02.22_18.JPG

竹林に入っていきます。

yame02.22_19.JPG

おおーどんどん入っていってらっしゃるー


竹は強いのでなかなか折れることはないのですが。

今年は例年にない大雪のため、積雪とその後の冷え込みが続き、

積もった雪がそのまま凍って...

雪の重さに耐え切れなくなった竹たちが折れてしまっていました。

古い竹・腐った竹を切っていき、人が通りやすいように道を作っていきます。

約2時間、竹林の中でサッチさんと私は自分たちなりにがんばって整備してきました。

(副部長は下で待機)

その勇姿をご覧あれ。

yame02.22_20.JPG

私のスニーカー。

竹林整備で白のスニーカーで来ること自体おバカさんですけどね...。

yame02.22_21.JPG

私のお尻。

思いっきり滑りました。ずずずずーとたぶん3秒くらいお尻のまま滑ってました。


yame02.22_22.JPG

サッチさんの長靴。

そのチョイスは大正解。


運動不足な私なんで言うまでもなく筋肉痛はひどかったですけど、

ひと汗かいた後のご飯は格別においしかったー。

今度は完全装備で参ります!

おつかれっした。


部長

銅版の表札に挑戦してみた

yame01.26_31.jpg

さて、続いては金具職人の技に挑戦。

銅版で、自分の表札を作りますよ。

まずは紙に書いた下書きを銅版に貼ります。

そして名前のふちをなぞるように、かなづちでクギをトントン打ちながら型をとります。

yame01.26_32.jpg

裏返すとこんな感じ。

yame01.26_33.jpg

さすが職人さんは速いです。

yame01.26_34.jpg

私たちがトン、トン、トン、の間にトトトトトトトトトトトトトトトと連打です。

あまりの速さに目が点になってしまいました。

力の加減、打つ幅が均一で仕上がりがとてもきれいです。


私のはというと、、名前できた、のか?

yame01.26_35.jpg

文字が小さかったので読めなーい。

でも、銅版だから立派に見えなくもない!

このあと、文字以外の部分をすべて打って完成です。

あとは職人さんが仕上げてくれるということで、、お言葉に甘えてしまいました。

どうもすみません。

近々完成品を受け取りに行く予定です。

楽しみ。楽しみ。


この技は、仏壇の装飾、このような部分に使われています。

yame01.26_36.jpg

こうして見ると、仏壇が伝統工芸の集大成だということがよく分かります。

この八女伝統工芸展は、アクロス福岡で定期的に行われています。

今回私たちが体験したのはすべて無料(!)なんです。

次回はぜひ皆さんもお越しくださいね。


副部長(゜○゜)ノ

提灯の絵付けに挑戦してみた


さて、事後報告になってすみませんが

福岡市天神のアクロス福岡2F匠ギャラリーで、1月23日まで開催されていた、

「茶のくに八女・奥八女 伝統工芸品展 飛躍する八女の伝統工芸と匠たちの技」へ

行ってきました!

yame01.26_21.jpg

石灯ろうや、

yame01.26_22.jpg

八女こま、

yame01.26_23.jpg

そして、和紙製品が展示販売されていました。

yame01.26_24.jpg

八女伝統工芸館がそのままやって来た感じでした。


会場では伝統工芸の体験もできるんです。

あ、いらっしゃいましたよ!

yame01.26_25.jpg

以前インタビューさせていただいた、八女提灯の絵付け職人さん、

樋口孝一さんこと、樋口万亀さんです。

さっそく絵付けに挑戦。先生は万亀さんです。

サッチさん何を描くのかしら?

yame01.26_26.jpg

提灯にまずは鉛筆で下書きをし、筆で絵付けです。

丸いし、提灯の蛇腹って思った以上に描きづらいものです。

私、女子部副部長はパンダの絵にトライ。

yame01.26_27.jpg

上手にできたかしら?

こちらは部長作の金魚。絵付けにビビる副部長を横目にサクサク仕上げておりました。

yame01.26_28.jpg

そしてサッチさんが描いていたのは、梅ですね。

yame01.26_29.jpg

伝統工芸の体験って、私に出来るのかしら?と尻込みしてたんですが、

こんなに自由に描けるなんて。

万亀さん、ありがとうございました!


副部長(゜○゜)ノ


吊り橋なんて怖くない

女子部 部長です。

八女ビギナーから、エキスパート八女部長になるべく、

八女の町を練り歩いて行きたいと思っています。

さて、八女津媛神社へ観光アドバイザー馬場さんと行った際に、

「もっと大きな八女津媛の銅像があるよ」との言葉に惹かれて訪れた場所は

八女市矢部村にある"杣の里渓流公園"。

初めての杣の里の木々にパワーをもらいながら、

ずっと気になっていたつり橋を八女 女子部で渡ってみました。

意外と怖いもの知らずなサッチさん。。。

つり橋を飛び跳ねながら、最後には

「んー気持ちいー」的な背伸びをしておりました。

yame11.02_01.jpg.jpg

男勝り炸裂です。

負けじとADもポーズ。

「ほっ!」

yame11.02_02.jpg.JPG


これからの八女取材も期待できそうです。

部長

カテゴリ

月別アーカイブ