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まつり・イベントの最近のブログ記事

星野村の風流・はんや舞の取材へ

サッチの取材日記

今回取り上げるのは、
1222年が起源と言われている、
星野村に代々伝わる「風流・はんや舞」。

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星野村には、こういった歴史深く、
村人が大事にしているお祭りが
色々残っているなぁ、
村人たちの結束力が強いなぁと、
改めて感じました。

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お話を伺ったのは、風流はんや舞保存会会長
梶原秀喜さん。
星野支所の応接室でインタビュー。
最初は「どきどきするぅ」
とおっしゃっていた梶原さんですが、
インタビューが終わったら、
なぜか最近身の回りで起こった
とある事件のことを語り始め、
娘さんの結婚式のお話なども
にこにこと語ってくださいました。
梶原さん、話し上手なんですよ!
ネタばれすることなく、
最後の落ちまで持っていくあたり、
玄人顔負け。おもしろかった!

なんだか親戚のおじちゃんみたい。

これが八女の人たちの魅力。

またまた触れてしまいました。

梶原さんは、会長になって
まだ間もないということですが、
その笑顔で、きっと皆さんを魅了しているんでしょうね。

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はんや舞で歌われている歌が
「恋歌」だと教えていただいたときが
一番嬉しそうだった気がします。
あははは。


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梶原さんにお話を伺った後、
はんや舞の練習を見学。
決して派手な動きではないのですが、
恋歌に合わせて、扇を使った振り付けが
結構難しそう。

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全員の息が合わないとバラバラになるので、
指導にも熱がこもっていました!
当日までにはきっと、完璧になっているはず!
楽しみ!


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その後は風流の練習場所へ。
こちらは打って変わって、
田代の風流を思い起こさせる
派手な振り付けの太鼓打ちと、
子どもたちが大活躍。

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太鼓はかなり体力が必要そう。
汗びっしょりです。
こちらの地区は太鼓打ちが二人いるので、
二人の動きを合わせる事も重要。
太鼓の音が「どん!」と一つに重なったとき、
思わず鳥肌が・・・

そしてその脇を彩るのが小学生の子どもたち。
まだまだおぼつかない感じではありましたが、
一生懸命踊っていました。
普段聞いている音楽とは
リズムも音程も全く違うから、
あわせるの難しそう・・・

当日までにはしっかりマスターしていることでしょう!

皆さん、がんばって!

9月18日に奉納される
「風流・はんや舞」。ぜひご覧ください!

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<風流・はんや舞>
日にち: 2011年9月18日(日)
場所: 麻生神社 ※池の山キャンプ場(福岡県八女市星野村10874)そば
問合: 八女市役所 星野支所 建設経済課商工観光係 (電話 0943-52-3114)

あかりとちゃっぽんぽん

サッチの取材日記

八女市福島八幡宮を中心に行われる
八女市秋の風物詩、あかりとちゃっぽんぽん。
9月23日から25日までの3日間、
福島地区は、お祭り気分で盛り上がりますよ。

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今回は、このお祭りのメインイベント「燈籠人形」について
取材してきましたよ。

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八女福島の燈籠人形保存会・公演主任専門委員長 
伊藤文二さんにお話を伺いました。

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間もなく、舞台が出来上がる頃にお邪魔して、
人形が踊る舞台と、
お囃子の皆さんが登るところなど
見学させていただきました。
思ったより大きいのにびっくり!
毎年この時期にしか使われないので、
いつもは解体されて保管されています。

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釘は一本も使ってないので、
解体も簡単だそうです。
昔は11の地区でそれぞれ舞台を持っていたそうですが、
今は2つのみ。
2年おきに使っているそうです。

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舞台中央には円形のからくりがあり、
人形がそこを通って、一周し、
方向転換をしながら踊るそうです。

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サッチも舞台下に入り込んで
まわしてみました。
結構重いです。
人形にあわせてスムースに動かすのは、
至難の業ですよぉ。本番で、ぜひ見てみたい!

燈籠人形は、からくり人形で、
人形に繋がっている紐や棒を操作して動かします。

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使い手の姿は舞台袖や、舞台下にいるため、見えません。
6人ほどの人形使い達が息を合わせて
人形に命を吹き込み、演じていくわけですが、
地元の方々が代々教えて教えられながら
受け継いでいっている伝統芸能。
今では国の重要無形民俗文化財に指定されています。

いやぁ、これはすごい。

毎年たくさんの人手があるのがよぉくわかります。

まだ見たことがない!という方も、
今年はぜひ足を運んでみませんか?
なんと、天神バスセンターから
会場となる福島八幡宮入り口まで、
臨時直行バスが運行されます!
第1便は10:30am に天神発
第2便は2:30pm に天神発。
帰りは6:00pm に福島八幡宮入り口発。
大人片道1500円。
利用された方全員に八女茶プレゼントがありますよ。
ぜひご利用くださいね。

燈籠人形は1日5回公演。
13:30~
15:00~
16:30~
19:00~
20:30~

あかりとちゃっぽんぽんではその他、
町屋祭り、竹明かり、提灯まつり、パレードなどなど、
盛りだくさん!
歴史ある町並みを楽しく散策できます。

この連休中に、
八女の魅力に触れてみませんか?

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あかりとちゃっぽんぽん(八女市役所ホームページ)

上陽町の万灯流し

サッチの取材日記

上陽町には素敵なお祭りがいくつもあります。
桜祭り、
ほたる祭り、
祇園祭、
万灯流し・・・

実はこれ、全てこの方が始めたことだそうです。

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じゃーーーん。
高田日出雄さんです。
横にいらっしゃるのは奥様のよしこさん。
かわいい♪ いとおしそうな目で日出雄さんを見つめてらっしゃいます。

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「8歳も年が離れてると、けんかもせんとよ」とのこと。
おしどり夫婦ですねぇ。

さて、今回は日出雄さんが始めたお祭りの中でも、
奥様のお母様の魂を慰めるためにやろうと思ったという、
万灯流しをピックアップ。

戦中戦後のお話です。

奥様のよしこさんは、
昭和28年、日出雄さんが移動映写機を
上映するお仕事をしているとき、
そのもぎりのお手伝いをしていた
アルバイトの女学生でした。

その後、少しずつ距離が縮まり、
よしこさんが25歳になったときに結婚したそうです。

よしこさんは4人兄弟。
お母さんは育ての親でした。

実は、生みのお母様はよしこさんを生んで
2年ほどで他界。
その後、お父様は徴兵されることになり、
残された4人の子どものためにも
お母さんが必要だという思いで、
結婚をしました。その方が育てのお母様。

なんとその2週間後に戦地へ旅立っていったお父様は、
帰らぬ人となりました。

ここから育てのお母様は、女で一つで
4人の子育てに奮闘します。
よしこさん曰く「うちは貧乏でした」。

だからこそ、家族で支えあった絆は深いもの。
日出雄さんもやきもちを焼くほど仲良しだそうです。

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一生懸命育ててくれたお母様が亡くなりました。
その魂を慰めるために始めたのが
万灯流しです。

日出雄さんが企画してくれました。

万灯流しが始まったきっかけは、
高田さんご夫妻のお母様が亡くなったことですが、
その中には、「川を綺麗に」という願いも込められています。
最初は50基そこそこの灯籠だったのが、
今や1500基ほどに増えたそうです。
すっかり定着しているようですね。

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星野川をさらに美しく!
この素敵なイベントがいつまでも続きますように。

ところで日出雄さん、脳梗塞で倒れたことがあるそうです。
今でも右足は不自由ですが、
リハビリの甲斐あって、
手先の器用さは戻ってきました。
その手から生まれたのが、
戦艦大和と機関車の模型。
今、高田さんの電気屋さんに飾られています。

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昔使っていた映写機などを収納している納屋には、
日出雄さんの作業場もありまして、
現在ゼロ戦の模型を制作中。

本当に器用です。
しかも集中力もあります。

尊敬。

御年79歳ですが、
PCもHDも使いこなす、
かっこいいおじいちゃん!
これからもその企画力で、
上陽町を楽しい町にしてください!

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お二人の温かくて優しい空気に触れることができて、
とっても楽しかったです。
ありがとうございました。


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<第17回 八女上陽万灯流し>
日にち: 2011年8月16日(火)
場所: ほたると石橋の館(福岡県八女市上陽町北川内589-2)近くの星野川
問合: 八女市役所上陽支所 建設経済課商工観光係(電話 0943-54-2219)

星野村のこっぱげ面

サッチの取材日記

7月は、八女市各地で祇園祭が行われます。

・上陽町では、おみこしと花火が15日(金)に。

・立花町では、同じく15日(金)に本山祇園祭が。

・黒木町の祇園祭は20日(水)21日(木)。

大藤がある素盞嗚神社のご神幸で、御輿がまちを練り歩きます。

担ぎ手に沿道から力水がかけられる・・というのは、

福岡市内の博多祇園山笠と同じですね。

22日(金)には、花火も上がるそうですよ。



という具合に、各地でそれぞれに神輿を奉納したりするわけですが、

そもそも祇園祭って??


日本三大祭の一つ、京都で行われる祇園祭は皆さんもよくご存知だと思います。

このお祭りは、平安時代、京で疫病が流行り、その災いを払おうと鉾を立てて、

神に祈ったのが始まりだといわれています。

そして祇園神社に奉られているのは、スサノウノミコト。

この祇園祭が、京都だけでなく全国にもあるのは、

祇園祭が厄よけの祭りであったこと、スサノオノミコトを祭神とする神社が

各地に数多く存在することなどが関連しているようです。


なるほどねぇ・・・。またもや勉強になりました。


で、八女市で行われる祇園祭で、一際異彩を放っているのが

星野村の「こっぱげ面」!

ということで取材に行ってきました。

雨の中、道に迷いながら、やっとたどり着いたのは小さな集落、三坂。

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三坂の祇園神社でこの日、氏子の方々の総会が行われていました。

神社のお社が集会時になってます(汗)

たくさんのお父さんたちが真剣に話し合ってますね。


あ、若者もいます!

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今回お話を伺ったのは、若い衆の一人、二田房一さん。

精悍なお顔をされていますね。

「三坂祇園祭伝承師」である二田さんは、お話しぶりから、

ほんとにこのお祭りのことが大好き!というのが伝わってきました。

では、こっぱげ面とは一体どんなお祭りなんでしょうか。

詳細は番組を聴いていただきたいのですが、


一言で言うと、村を挙げての鬼ごっこ!!!


「面をかぶった鬼は、青竹持って暴れてるんじゃないんです。

悪霊払いをしているんです!」と語る二田さん。


泣き出す子どもはいるわ、

家には土足で上がっていくわ・・・

だいぶ怖いお祭りみたいです。

観光客だって容赦ないですよ。

見つかったら青竹で「お祓い」されます。


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縁起がいい!ご利益がある!ということで、

皆さんもぜひ、星野村の祇園祭、行ってみませんか??


星野村では3箇所で行われます。


長尾地区の天照御祖神社では7月11日(月)、

的別当地区の素盞嗚神社と、取材させていただいた三坂の祇園神社では、

7月14日(木)、15日(金)に、

鬼と獅子舞が星野村を威勢のいい掛け声と共に

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暴れまわります、じゃなくて、清めまわります!

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いやぁ、楽しみ。


余談ですが、源太窯の山本源太さんも、

新婚当初、朝方5時くらいにこっぱげ面の洗礼を受けたときは、

「怖かったー」とおっしゃってました。


ところで、氏子たちの夜はまだまだ続き、

この後お社で宴が始まりました。

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お酒、おつまみ、たっぷり用意されてましたよぉ。

なんかいいですね。こういうの。



「co.zakka+古」の展示会へ

サッチの取材日記

八女で修行をしたという木工作家

矢野義憲さん。


6月10日(金)から19日(日)まで、

福岡市南区大楠3丁目7-26あさだ荘22号の

co.zakka+古で、

展示会が行われてます。

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八女の木工職人さんと彫刻職人さんが

親子でやっている工房で修行された矢野さん。

直接お会いすることはできませんでしたが、

作品から、

そのぬくもりと、技術の高さを感じました。

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元々絵を描くことが好きだったそうで、

展示物の中にもいくつか奥ゆかしい雰囲気の

絵が飾られていました。

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そして、彫刻の技術も活かした置物や、

木工の技術を活かしたお皿やお椀や湯冷ましが

居心地よく静かにたたずむ姿。

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見るだけでほっと安らぐ、そんな作品たちでした。

いつもは、樟をメインにオブジェを作るそうで、

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co.が生活雑貨を扱うお店だからと、

この展示会のために特別に新しく作ったものがほとんど。


木の器は、普通の食器と同じように扱える上に、

ちょっと傷が入ったり、色が染みたりしても、

それが味になるし、

欠けたら、リメイクができるすぐれもの。

一生付き合える器なんです。


co.zakka+古の営業時間は

12時から17時までですが、

6月17日(金)と18日(土)は午後8時まで開いているそうです。

そして、通常日月祝はお休みなんですが、

展示会中は休まず営業。

ということで、19日(日)も開いてます!


お時間ある方、ぜひどうぞ。

オーナーの浅岡陽子さんも、

とても素敵な女性です。


http://co-zakka.com/


サッチの取材日記

蛍といえば、上陽町。

だって、「ほたると石橋の館」という施設があるくらいですもの。

というわけで、今回取材させていただいたのは、

ほたるの養殖をしていらっしゃるという中島道雄さん。

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道雄さんのオアシス?!へ行って来ましたよ。

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10年かけて自然を活かして自分ひとりで切り開き、

10年くらいでほたるがたくさん出るようになったという「打越ほたる池」。

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わぁ、ワイルドーーー。


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ワンちゃんのお出迎え!鳥が来て

荒らさないように見張っているそうです。

立派な番犬!見知らぬ人が来たら吠えます。

だって仕事だもんね。でも慣れたら大丈夫。

そして道雄さんの言うことはちゃんときくいい子です。

山の中だから、へびに噛まれたりしませんように・・・


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さてさて、道雄さんは元々バスの運転手さんをしてらっしゃったそうで、

仕事の合間を縫って開墾作業を行い、

定年後はこちらで、生き物たちの相手をしているそうです。

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この打越ほたる池には、蛍のほかに、コイもいます。

結構たくさん!

その場で釣って捌いて食べたりすることもあるとか。

道雄さん、自分でコイ捌けるってすごいですねぇ。


実は、コイを育てるために池を作ったら、自然と蛍が出るようになって、

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蛍が好きなカワニナも増えてきて、現在に至っているそうです。


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菖蒲やカラーなどの花も植えられていて、

本当にここは、道雄さんの趣味がぎゅっと詰まった場所。

石垣も自分で積み上げたそうですから、半端ない気合です。


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で、マムシまで大切に。

焼酎に漬けるんですって。

道雄さん、一番楽しそうに笑ってました。うまいのかなぁ・・・。


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蛍の見ごろは、6月頭になりそう。

皆さん、お時間見つけて、ぜひ打越ほたる池へGO!

湿気があって、月明かりの少ない夜にたくさん光るそうですよ!



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打越ホタル池のホタル情報・アクセスはこちら


ミヤシノシャクナゲ園へ

サッチの取材日記

星野村上郷地区柳集落にあるミヤシノしゃくなげ園は、

星野村の奥深い場所にあります。

結構遠いです。本当に。

携帯電話も繋がりません。(もうすぐドコモがつながるとか)


が、見に行くだけの価値は十分!


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山の斜面一面に「筑後しゃくなげ」がおよそ5000本植えられ、

シーズンにはいっせいに咲き誇ります。

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その美しいことといったら・・・って

まだ実際に見てはいないのですが、写真や映像で見た限り、

本当に桃源郷のようです。


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空はどこまでも広く、近くには綺麗な水が流れる小川のせせらぎを聞き、

しゃくなげの木でできたトンネルをくぐる・・・

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自然のままを上手に利用したシャクナゲ園は、

気持ちのいい清々しさを感じさせてくれます。




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元々このしゃくなげ園は、田邊さんという方が、自宅前の山を切り開き、

自生しているしゃくなげを持ち帰って植えては少しずつ増やしていったもの。

奥様を早くに亡くし、お子さんもいらっしゃらず、一人暮らしだった田邊さんは、

将来を見越して、平成11年に星野村にすべてを寄贈。

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現在は、今回インタビューさせていただいた荒山久繁さんが

地元の皆さんの先頭に立ち、しゃくなげ園の管理をされています。


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70代の久繁さんですが、結構急な階段や斜面をすいすい上っていく姿に、

びっくりしました。

しかも、敷地内の小川に折れた枝を見つけると、下りて取り除いたりと、

一歩間違えれば事故に繋がりかねないお仕事をされているんです。

くれぐれも気をつけて作業されてくださいね。


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そして奥様の正子さんにもお話を伺いました。

とっても明るい方で、おまつり期間中は、地元の女性グループの皆さんと共に、

こんにゃくや里芋まんじゅう、だご汁定食などを作って、

おもてなしをしてくださいます。


なんとこちらのしゃくなげ園には、あのIKKOさんが植えたしゃくなげもありますよ。

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目印も立てられるそうなので、ぜひご覧あれ。


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八女星野ミヤシノシャクナゲまつり
地元お母さんたちによるだんご汁定食、手作りこんにゃく、おまんじゅう、さば寿司の販売もあります。
日時: 2011年4月16日(土)~5月5日(木・祝)10:00~16:00
場所: 八女市星野村柳 ミヤシノシャクナゲ園
料金: 無料
問合: 八女市役所星野支所建設経済課(電話 0943-52-3114)

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八女しゃくなげまつり取材へ

サッチの取材日記

しゃくなげ、実際に見たのは今回が初めて!という、サッチ。

皆さんはいかがですか?

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こんなに綺麗なお花を知らずにいたなんて、

ちょっともったいないと感じるほど、ゴージャスで美しいお花でした。


八女市矢部村では、3月19日(土)から4月3日(日)まで

「第36回八女しゃくなげまつり」が開催されます。

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今回は、お祭りの実行委員長を務めてらっしゃる

石川植物園の石川久利さんにインタビュー。

石川さんの植物園は、国道442号線から山手に入ったところにあります。

そこから見下ろす景色もすばらしいんですが、

700ヘクタールある「しゃくなげの丘」には、敷地いっぱいに

しゃくなげが植えられていて、花の季節にはとても美しい丘になりそう!

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その他にも、ビニールハウスがいくつもあって、およそ100種類のしゃくなげを

育ててらっしゃいます。

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石川さんは、元々は農作物を育てる農家さんだったんですが、

趣味で作り始めたしゃくなげがどんどん広がって行き、

今ではしゃくなげ専門に。



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強い木に接木をして育て、大きくなって花が咲くまでに、

少なくとも5・6年はかかるということで、

本当に大変なお仕事だなぁと思います。

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それでも石川さんは、とっても楽しそうにしゃくなげのお話をしてくださいました。

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石川さんが撮った写真も見せていただきましたよ。

綺麗なパネルにしてあって、かなり本格的。

高台にある石川植物園から、山々を背景に写したしゃくなげは、

とても美しく、優雅でした。




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石川さんは、たくさんある種類の中からチョイスして交配させ、

今までになかった色を生み出すのも楽しみの一つだそうで、

いつか黄色いしゃくなげを咲かせるのが夢。

黄色いしゃくなげ、かわいいでしょうねぇ。石川さん、がんばって!




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おまけですが、石川さんのお家には2匹のやんちゃな猫ちゃんがいました。

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人懐っこくて、とってもキュート。名前を呼んだら来るんですよぉ。

もーーーたまらんです。

ビニールハウスの上に登ってお昼寝したりするそうですが、

降りるときに爪を立てるのが困りもの・・・

そういいながらも「家におると、やっぱりかわいかですもんねぇ。」と

笑顔の石川さんでした。

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ニャー




矢部村では、3月におまつりのためにハウスで栽培して早めに咲かせたしゃくなげと、

4月に自然に咲いたもの、5月に県下最高峰の釈迦岳に自生する天然の花と、

3度楽しむことができるのも特徴。

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お出かけしたくなるこの季節、

ぜひ矢部村まで足を伸ばしてみてくださいね!


谷川梅林へ行ってきました!

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梅の花って、枝なりや花の形が妖艶な感じがして、実は桜よりサッチは好きです。

なので、今回ご紹介するイベント「夢たちばな観梅会」はかなり楽しみ!



サッチの取材日記

お話を伺ったのは立花町観光協会事務局長の梅野資洋(よしひろ)さん。

一瞬強面ですが、とても気さくで、優しい方でした。

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梅野さんの案内で、観梅会会場である谷川梅林に到着。

国道3号線から少し入ったところにあるので、ちょっとわかりづらいと思うんですが、

期間中は立花支所の駐車場が利用でき、そこから会場までの臨時バスが

片道100円で運行されますので、安心ですよ。


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さてさて、まずはワインセラーとして利用されているトンネルに・・・。

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声が響くーーー(中でしゃべるとわぁんわぁん反響してました)。

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この中に竹あかりが灯るわけですが、すでに準備は着々と進んでおりまして、

竹をキャンバスに見立てて図柄が描かれています。

今年の干支のうさぎや、大迫力の龍などなど、いろんな世界が楽しめますよ。

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これに明かりが灯ったら、それはそれは美しくて、幻想的でしょうね。

このトンネルは戦時中に軍の格納庫に使用するために掘られたと言われていて、

平成7年に改修・整備された、幅約4m、全長約112mあります。

普段はワインセラーとして、また田崎廣助画伯記念ギャラリーとして活用される

静かな場所ですが、イベント開催中は、たくさんの人で賑わうんでしょうねぇ。

トンネルの入場料は高校生以上300円、中学生以下は無料です。

竹あかりは2月の19(土)20(日)、26(土)27(日)の開催となります。

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このトンネルを抜けると、目の前には梅林が広がり、

小道に沿って進むと小高い丘に登っていけます。

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立花町を一望できる絶好の眺望ポイント!

梅林も上から眺めるとまたいい感じ!

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でも、結構な坂を登るので、スタッフ一堂ヘトヘト・・・。

ですが、梅野さんはさくさく進んで行かれます。

さすがです。鍛え方が違います。

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そして丘の上でインタビューを開始。

生産者の方々が、見に来てくださる方々のために

2週間もの間梅林を公開してくださるということで、普段なかなかゆっくり

散策することができない梅林のお散歩を、ぜひ堪能してみてくださいね!


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私たちがお邪魔したときは、花はまだまだでしたが、

今にも咲きそうな蕾が、開花を待っていましたよ。

きっと観梅会の期間中は、見ごろを迎えているんじゃないでしょうか。


春を感じる立花町ならではのイベント、お出かけくださーーーーい。

2月19日から27日までの開催です!

十二単衣の結婚式カップル

サッチの取材日記

2月19日の放送に出演してくださるのは、昨年の田代風流にも出てらっしゃったという、

黒木町田代の三宅浩二さんと、奥様のなおみさん。

お二人は雛の里・八女ぼんぼりまつりで十二単と束帯姿の結婚式を行うカップルなんです。

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実はお二人、3年前に籍を入れてらっしゃって、ご親族のみの披露宴はされていたとのこと。

しかし、結婚式は挙げていないから、いつかしたいなぁ、と思っていたところ、

八女市の機関紙「広報やめ」で、結婚式を挙げるカップル募集告知を発見。

なおみさんは即応募。

数組のカップルから2月27日分と、3月6日分の二組を選びます。

抽選方法は、応募組数分の封筒が机の上においてあり、

じゃんけんで勝ったカップルから一枚ずつ選び、中に「当選」と書いてあれば

晴れて十二単と束帯姿で神前式を挙げられる権利をゲットするというもの。

抽選会では、なおみさんは最初にじゃんけんに勝ち、最初に封筒を選びました。

するとそれが見事に当たりで、正に引き当てました!これはすごい!

そのお話をしているなおみさんの笑顔がもう嬉しそうで嬉しそうで。

こちらまでハッピーな気分になれました。そしてなおみさんの横でニコニコしながら

見つめてる浩二さんからは優しさが伝わってきて、素敵なカップルだなぁと思いました。


福島八幡宮で神前式を挙げた後は、

ぼんぼりまつりの会場となっている八女市福島地区をパレード。

沿道の方々から祝福を受けながら進む三宅夫妻。

これはぜひ見に行かねば!当日お天気になりますように!


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そしてインタビューの後、ハウスでみかんとすももを作っているという三宅さんが

「みかんはちょうど花と実が両方見れるよ」、とおっしゃって

ハウスまで案内してくださいました!

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ハウスの前に来たとたん、みかんの花の香りが漂ってきて、うっとり。

とっても甘くてふくよかで、大好き♪

アロマで言うと「ネロリ」という名前の、ホルモン様作用を持つ高級な精油になります。

お肌にもいいんですが、高くて買えないのです。

だからその香りをかげただけで、とっても豊かな気持ちになれました。

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それにしても、みかんは花の中央部から実が育っていくとは全く知りませんでした。

みかん狩りはしたことあっても、成長過程を見たことなかったので、これは貴重な体験。

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三宅さんご夫妻、あったかいひと時、ありがとうございました!

ぼんぼりまつり、まもなく

サッチの取材日記

2月です!春を呼ぶイベントが始まります!

ということで、今回は八女市福島地区周辺で行われる「雛の里・八女ぼんぼりまつり」

について取材してまいりました。

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インタビューをさせていただいたのは、この番組の記念すべき一回目に出演してくださった、

八女の生き字引?!馬場早智子さん。

馬場さんはぼんぼりまつり実行委員会会長なんですよ。

まず横町町屋交流館で待ち合わせ。

建物入り口から入って、右手のお部屋を覗くと・・・

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「何これーーーーーー!」

と見た人みんながびっくりするほどたくさんの雛人形が飾られています。

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馬場さんでさえ「数えてないから、はっきりとした数はわからない・・・」とのこと。

圧巻ですよ。これ。

こんな風に並んでいる雛人形を見ることもそうそうありません!


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その他にも、八女の伝統雛人形「箱雛」(はこびな)も明治に作られたものから

最新のものまでずらりと展示されていました。

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(これは明治につくられた箱雛。)

箱雛は、ひな祭りが庶民に浸透してきた頃、豪華な段飾りの雛人形は高価で手が出ない、

そこで仏壇職人さんに「お雛様を作って」とオーダーが入りました。

箱に入ったまま飾るお内裏様とお雛様が1対の箱雛は、

仏壇造りに使用される技や素材で出来上がったもの。

試行錯誤しながらも、50cmほどもあるお人形を作り続けていたそうです。

その後、仏壇職人から提灯職人に引き継がれ、

昭和35年頃までこの箱雛文化は続きましたが

高度成長期の中、雛人形は段飾りが主流になっていき、

箱雛はやがて作られなくなっていったそうです。

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(これは昭和31年。明治に比べると、バックに金箔が貼られて豪華になっています。)

しかし、昔を懐かしむ人々がぜひ作って欲しいと声を上げ、

毎年少しではありますが最近も作られるようになりました。


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そんな話を馬場さんに伺いながら、

横町交流館を離れ、旧木下家・堺屋へ移動。

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こちらの建物は、随所に意匠が施され、

とても凝った造りで、馬場さんに一つ一つ説明していただきながら、

ただただ嘆息するばかり・・・これは建築を請け負った大工さんたち、

大変だったろうなぁ・・・。

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ぼんぼりまつりの時にはぜひ堺屋にも行ってみてくださいね。

お人形も飾ってありますが、建物も興味深く見物できます!

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それにしても馬場さん、本当に何でもご存知。てっきり生粋の八女リアンかなと

思っていたら、戦時中、関西方面から疎開してこられたそうです。

それがボランティアガイドやおまつりの会長をなさるまでになるとは・・・

それだけ八女は魅力的ってことですよね。今回も、馬場さんのお話で、

奥深い八女を感じることができました。


ところで皆さん、お人形の供養ってなさったことありますか?

雛人形は、女の子が成長して大人になる過程の厄を全部身代わりに受けてくれるもの。

そこで年に一度飾って大切に扱います。

そしてもし子供が生まれ、新しいお雛様を買うことになったときなどには、

今までのお礼の意味を込めて、古いお人形を供養するんですね。

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ほぉ、ただ単に豪華でかわいいお雛様を飾るだけが

ひなまつりではなく、もっと深い意味があったんですねぇ。

これも馬場さんに教えていただいた大切なこと。

馬場さん、本当にありがとうございました。


八女くろぎ食の文化祭の取材へ

サッチの取材日記

八女市黒木町で、2月13日に行われる

「第3回 八女くろぎ食の文化祭~伝えたいこの味、この料理~」について

取材へ行ってきました。

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訪れた場所は、食の文化祭の会場となる黒木地域交流センターふじの里。

ここは、銭湯があったり、野菜直売所があったり、多目的ホールがあったりと、

本当に地元の方々がいろんな形で集まって交流している場所だなぁと感じました。


さて、インタビューさせていただいた、食の文化祭実行委員長、原勝子さんは、

とってもバイタリティーのあるお母さん。

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一人で農業をこなしながら、作った野菜を福岡市内の直売店「ぶどう畑」に車で納品したり、

和太鼓コンサートの企画したりと、大忙し。

そんな原さんだからこそ、みんなに頼られて、今回も実行委員長として

食の文化祭を盛り上げようとがんばってらっしゃいます。

さて、このくろぎ食の文化祭は、黒木町にお住まいの方や黒木町にお仕事で

通ってらっしゃる方など、黒木町に関係のある方ならどなたでも

自慢のお料理を出品できる、地元に根ざしたイベント。

今回で3回目ということで、出品数は毎年増えているそう。

当日は昔から作られていた加工食品、おふくろの味、

若い人が考え出したお菓子などなど、いろんなお料理が並びます。

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出品料理は、300円で試食もできるようになっているんですが、

量に限りがあるので、試食をしてみたい!という方は、

試食会が始まる前にはふじの里に到着しておいた方がいいかもしれません。

あ、マイ箸、マイお茶持参してくださいね。

もし、お料理がなくなって試食が出来なかったとしても大丈夫。

黒木のうまかもん市と題して、黒木町の物産展も行われますよ!

お野菜もたくさん並ぶんだろうなぁ。盛り上がりそう♪


 

ちなみに、原さんのおもてなし料理は?と質問したら、

「自分が作った野菜のがめ煮と、酢の物」とのこと。

自分で作ったものが一番のごちそう!なんとも贅沢なおもてなし料理だなぁと思いました。

また、原さんもお料理を出品するそうで、干し柿を使ったものだそうです。

今年は柿が不作だったために、数が作れなかったとおっしゃっていましたが

干し柿をどんな風にアレンジされるんでしょうか。

これはぜひチェックしたいですねぇ。



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同じ素材を使っていても、味付けが違っていたり、料理方法が違うだけで、

全く別のメニューになる・・・お料理って、想像力なんですよね。

お料理のアイデアを増やせる、絶好のチャンス!ぜひ足を運んでくださいね。


原さん、ありがとうございました!がんばってくださいね。

サッチの取材日記

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2月11日建国記念の日に、星野村の池の山キャンプ場で、

「星のふるさと冬まつり」が行われます。

今回はこのお祭りについて取材してきました。

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お話を伺ったのは、星のふるさとの祝原さん。なんともめでたいお名前!


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実際にお祭りが行われるキャンプ場まで行ってきました。

駐車場に車を停めると、真っ白いわんちゃんが嬉しそうに走りよって

来てくれました。人懐っこくて、大人しくて、とっても賢そう。

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名前はゆきちゃん。池の山キャンプ場の看板犬だそうです。


さて、今回の冬まつりでは初の試み、麻生池に灯籠を浮かべるとのこと。

灯籠がちゃんと浮かぶように、材料費がかからないように、水の上で倒れないように、

実験と研究を重ねて出来上がった800個の灯籠が、

おまつり当日午後4時くらいから炎を灯されて、池に広がります。

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地上には竹灯籠も並ぶし、これは見ごたえありそう!

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灯籠一つ一つ手作りなんですよねぇ。数が多いので本当に大変だと思います。

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お祭りの準備している皆さん、ご苦労様です。

準備風景を見せていただいた後、麻生池のほとりでいざインタビューと思ったら、

まぁ、寒いの何の。池の水が凍ってました。ずいぶん厚い氷が出来てます。

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さ、寒い。そんな中、祝原さんお付き合いありがとうございました。

お祭りにかける意気込みが伝わってきました!


2月11日は、午後4時から点火が始まって、午後9時くらいまで楽しめます。

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近くにあるレストラン「湖畔」では、バイキングフェアや

バレンタイン特別メニューとしてパンの中にシチューが入った

その名も「ぱんDEしちゅー」が限定50食登場。

2月11日は、星の文化館ではお月様の撮影会、

2月11日から13日まで茶の文化館では牛島君子樹脂粘土造花作品展、

池の山荘では、華展が行われます。

しかも、2月11日から13日までは、

池の山キャンプ場のロッジ・バンガローは宿泊料金が半額!

みんなでワイワイ、恋人とゆったり、家族で楽しく、過ごしてみませんか?

詳しくは0943-52-2910 池の山キャンプ場までどうぞ。

星野村の冬は、とことん寒い・・・そんなことを実感する取材でしたが、

ゆきちゃんは元気に走り回ってました。ゆきちゃんのポスターもあるので

探してみてください♪

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玉露を勉強してきました

サッチの取材日記

第5回全国玉露のうまい淹れ方コンテスト。

3月6日に、黒木町桑原にある「ふじの里」で行われます。

ということで今回は、実行委員長の熊谷隆治さんにお話を伺いました。

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熊谷さんは「光玉園」というお茶屋さんの方で、日本茶インストラクターでもあります。

コンテストについて詳しく教えてくださった上に、

コンテストさながらに玉露も淹れてくださいましたよ。

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実は熊谷さん、このコンテストにも1度だけ出場したことがあるそうです。

10分間の中で、6人分の玉露を淹れるんですが、

まず5人一組になって同時に淹れ始めるため、

各テーブル一つずつしかないポットからお湯を出す順番も重要。

そしてきっかり6人分のお湯の量にし、

玉露の旨み成分「テアニン」を抽出するため50度まで冷まし、

お湯を急須に入れて蒸らす時間や、注ぎ分ける時間も考えて

すべてを10分以内で行わなければいけません。

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熊谷さんが淹れてくださったお茶は、本当に甘くておいしくて、

お茶の概念が覆りました。

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こんなにお茶のことを熟知している方でも、1回戦敗退したそうで・・・

恐るべし、玉露のうまい淹れ方コンテスト・・・。


実は私、このコンテストに出場しちゃうんです。なんて怖いもの知らず(汗)

大丈夫なのか?!

これから八女部のメンバーと共に練習します。がんばるぞ!おーーーー!



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さてさて、熊谷さんの会社「光玉園」は、卸が専門ということで、

お店から車で5分ほどにある工場も見学させていただきました。

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普段何気なく飲んでいるお茶ですが、季節によっていぶし方を変えたりして、

味を変えてらっしゃるんだそうですよ。

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深いなぁ。お茶の世界。

また、どうしたって工場内の床にはお茶の葉が落ちてしまうんですが、

掃除は毎回全部きれいにするまで行うそうです。これはかなり大変!!

そうやって、私たちの元に、おいしいお茶が届くんですね。

ありがたくいただきます。

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皆さんも、玉露のうまい淹れ方コンテスト、出場してみませんか?

サッチは、おいしいお茶を淹れられるようになって、女子力アップを狙います!



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<第5回全国玉露のうまい淹れ方コンテスト>

日にち : 2011年3月6日(月)

受付 : 11:00~12:00 / 開会式 :12:00~

会場 : 八女市黒木地域交流センター「ふじの里」(福岡県八女市黒木町桑原207番地)

応募締切 : 2011年2月4日(金)17:00まで(定員になり次第締め切ります)

参加料 : 1,000円(自宅練習用課題茶10gを含む)

申込み&お問合せ : 八女市役所農業振興課農産園芸係(電話:0943-23-1118)

詳しくは八女市役所ホームページをご確認ください。



サッチの取材日記

八女インターから、国道442号線を八女市内に走ると、

驚くほど「仏壇屋さん」が目立ちます。こんなにたくさんあるなんて、

不思議だなぁ、と思っていたんですが、

八女市は江戸時代から仏壇作りの盛んな地域だったそうです。

それで職人さんたちが活躍してらっしゃったわけですねぇ。

現在は少しずつ減ってきて、後継者がなかなか育たない・・・と心配の声もちらほら。

それは仏壇だけではなく、八女市に残るすべての伝統工芸に言えることだと思います。

ものづくりの楽しさ、厳しさ、喜び、苦しみ、色々あると思いますが、

その職人さんたちの思いを込めて、

2011年1月20日(木)から23日(日)までの4日間、

アクロス福岡2Fの匠ギャラリーで「八女の伝統工芸品展」が行われます。

この中では、仏壇仏具が出来上がるまでの過程で必要なそれぞれの職人さんたちに

教えていただきながら、無料で伝統工芸を体験することができます。

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この匠ギャラリーでの催しについて、番組では、

八女福島仏壇仏具協同組合事務局の末次泰子さんにお話を伺っていますよ。

とっても綺麗で、気さくな女性の末次さん。

一生懸命語ってくださって、仏壇作りの技を伝えて行きたい!

という思いがひしひしと伝わってきました。

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インタビューでは、末次さんが作ったものなんでしょうか、

見本として色々作品を見せていただきながらお話をしてくださいました。

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彫刻でリーフやお花を、宮殿造りで木の貯金箱を、

銅版釘うちではネームプレートを、そしてなんと金箔を使った手仕事も

無料で体験できるんですよ!いずれも一日25人限定。

ぜひ期間中に足を運んでみてくださいね。


すす払いの儀式を見学した後にお話を伺ったんですが、

結構若手の方々もいらっしゃって、心強さを感じました。

これからも皆さんで、八女の伝統工芸を広げて、繋げてくださいね!!


先輩の技を見ながら学び、習得していく、その姿勢が職人への道だと

教えてくださった末次さんでした。


八女福島仏壇仏具協同組合のホームページはこちら

200年以上続く祭り、田代風流

サッチの取材日記

田代風流(たしろふうりゅう)って、皆さんはご覧になったことがありますか?

今回、番組で取り上げたのは毎年12月8日に行われる、

八女市黒木町田代のお祭り、田代風流。

さむーーーいある夜のこと。練習風景を見学に行ってきました。

吐く息が白く、じっとしているとぶるぶる震えてくるくらい寒い日、

練習場には、保存会の方々が集まって、準備をしていらっしゃいました。

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こんなに寒いのに、太鼓打ちのみなさん裸足なんですよ。

ええええ、凍えるぅ。

と思っていたら、練習が始まると、確かに靴下履いていられないというのがわかりました。

さてさて、小さな子供から、おじいちゃんたちの代まで参加して、

みんな総出でお祭りを行っている様子。

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さぁ、練習が始まりました。

鐘、銅鑼、笛の演奏が始まります。

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演奏するのは全て子供たち。鐘や銅鑼は小学生低学年の子も担当していました。

同じリズムを叩き続けるって難しいのに、すごいなぁ。

中にはマイペースに叩く子もいましたが、それはそれでキュートなんです。

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笛を吹くのは、中学生か高校生の女の子たち。お祭りの雰囲気を盛り上げます!

祭りにはやっぱり笛の音は欠かせません!

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そして、先ほど裸足で寒そうと思っていた太鼓打ちの男子が華麗に舞います!

男衆が二人一組になって太鼓を打ちながら舞う姿、惚れ惚れしますよぉ。

舞い終わった後は、みんな汗を流して肩で息をするくらい激しい太鼓打ち。

かっこいい!結構イケメン君たちが担当していて、つい見とれる八女女子部3人。

今時のちょっと尖がった男の子たちが、真剣に舞う姿は、本当に素敵!!!!

感動ものです。

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そして、保存会会長の堤正城さんに、田代風流について詳しく伺うことができました。

お祭りというのは、娯楽のなかった時代、神様に感謝すると同時に、

自分たちも楽しみながら行うものだと思うとのこと。

だから昔は、祭りに出ることが楽しみでしょうがなかったそうです。

今では人も減ってしまったということですが、

これからもしっかりとその伝統を引き継いでいって欲しい!!!!

心からそう願います。

因みに田代地区は、上田代、中田代、下田代と3つに分けられていて、

毎年交代で田代風流を担当するそうです。今年の担当は、中田代の皆さん。

それぞれに舞や太鼓の叩き方が違うそうなので、

ぜひ毎年見に行って、見比べてみたいですねぇ。

今回も、八女の奥深さに胸打たれたサッチでした。


八女・矢部まつりはもうすぐ

サッチの取材日記

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今回訪れた最初の場所は、矢部村。

日向神ダムに沿って進んでいくと、

ところどころに徐々に色づき始めた木々たちがきれいなグラデーションを見せてくれていて、

思わず八女女子部3人「きれーーー」と立ち止まって眺めてしまいました。

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季節の移り変わりを楽しみながらインタビューしようということで、

11月20日(土)21日(日)八女矢部まつりが行われる会場、矢部川源流公園でお話を伺いました。

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お相手は矢部まつり実行委員会事務局の古川さん。お忙しい中ありがとうございました。


さて、公園でまず最初に目に入ったのは、土俵。

以前は九州場所のときに、練習場としても使われていたそうです。

そして一角では、おじいちゃん、おばあちゃんがゲートボールを楽しんでらっしゃいました。

いいなぁ、のどか。

昔建物の土台を作るために行われていた「いしづき」が体験できたり、

矢部川を利用した釣堀があったりして、矢部の自然や暮らしを体感できるお祭りだなぁと感じました。

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少々の雨が降っても、体育館の下のスペースを利用して行われるそうですが、

晴れるといいなぁ・・・。

手すき和紙&和太鼓に挑戦!

サッチの取材日記

今回まず最初に訪れたのは八女伝統工芸館。

ここには、八女に伝わる伝統工芸が一堂に揃い、
それぞれの職人さんたちの実演風景を見ることができるんです!
これはかなり貴重な施設!!!

仏壇、提灯、独楽、竹細工などなど、館内には実演で作られたものなどが
その場で販売されていて、その技を満喫することができます。

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この仏壇、見て見て!!
おっきすぎて、なかなかフレームに入りません(汗)
日本一の大きさなんだそうです。ここでしか見れませんよぉ。

さて、その数ある伝統工芸の中から今回スポットを当てたのは、手漉き和紙の世界。

この日は、小学生の子供たちが社会見学として手すき和紙で
はがきを作る体験を行っていました。なかなかの手つき。うまいうまい。
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はがきとは言っても、文字を書くスペース作ってないね(汗)
そこがなんとも自由でいい感じ。

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サッチはと言えば、八女伝統工芸館手すき和紙担当の小野さんに教えていただきながら、
少し大きめの簀でトライ。ううううう、難しい。水が掬えない(泣)。
不器用にもほどがあるって感じですが、やっぱり職人さん、小野さんはかるぅく
スマートにゆるぎなく簀を動かしながら和紙を作っていきます。

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小野さんは、和紙の世界に目覚めて5年。
伝統工芸館でお仕事をするようになって、まだ2年弱なんだそうです。

「一人前になるにはどれくらいかかるんですか?」
という問いに「10年と言われています」と答える彼女。
そんな厳しい世界に、若い女性が飛び込んで、不安はなかったんでしょうか?

サッチ:「これからの夢、目標は?」 

小野さん:「無理なく続けること」

うーーーん。なるほど。無理して長く続かなければ意味がない世界。
じっくり腰を据えて、一つの道を突き詰めていく、素晴らしいことですよね。

小野さん、貴重なお話、ありがとうございました!

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続いては、星野村。初上陸です。星野村。なんてきれいな名前の村なんでしょう。
その名のとおり、とってもきれいな場所でした。自然と共存している村人たちの暮らし。

初めてなのに、どこか懐かしさを感じました。周囲を山に囲まれた星野村にある、
美しい風景。棚田、降るような星空。一日ゆったり過ごしたくなります。

この村で、11月13日、14日の二日間にわたって行われるのが「八女 星のまつり」
なんと言ってもメインは14日の和太鼓フェスティバル!
九州各地から技自慢の和太鼓チームがやってきます。地元のチームも負けてられません!

ということで、「御良八幡太鼓」の練習風景を覗きにいきました!

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うおぉぉぉぉぉ。すごい音!耳がビンビン鳴ってます。体中に振動が響きます!
汗を流しながら太鼓を叩く男たちのなんと勇ましく、かっこいいこと!

このかっこよさを体験したくて、サッチもトライ。
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・・・なんとも、残念な感じ・・・しょぼん。
今回は、何事も鍛錬が必要だと感じた取材でした。

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きんまに挑戦!

サッチの取材日記

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まずは上陽町の「春の山公園」が取材の舞台。
ここで番組ではすっかりおなじみ?!のきんまを引いてきました!
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山で切り出した木を運ぶために作られた木製のそり「きんま」。
子供たちが引く重さだから、まぁ大丈夫だろうと思って、
上陽支所の久木原係長と、番組AD長野ちゃんと3人でいざ出陣!

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えええええええ!
うそぉぉぉぉぉ!
重い、重いぃぃぃぃぃぃ!

甘く見てました。きんま。120kgをたった20mくらいしか引っ張っていないのに、
クタクタになっちゃいました。大人3人がかりなのに。なんとも情けない・・・。
本番は42.195m。参加する皆さん、がんばってください。
くれぐれも準備運動はお忘れなく。
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さて、お話を伺った小川さん、「強面」ですが、優しくて面倒見のよい方なんだろうなぁ、
と感じました。上陽町を盛り上げていこうという気持ちが伝わって来ましたよ。
お祭り、盛り上がりますように!





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続いては矢部村です。
杣の里渓流公園に行って来ました。夕方に行ったということもあるのですが、さ、寒い。

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明らかに八女市内より気温が低かったと思います。
お出かけになる際には、防寒対策が必要かもしれません。
そんな中、谷間を利用して作られたという公園を散策。

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木々に囲まれた道を上ったり下ったり、マイナスイオンを浴びながら、
いい運動になりました。(きんまに続いての運動で、スタッフ一同ヘロヘロでしたが。)


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そして、お話を伺ったのは宿泊施設「ソマリアンハウス」。
向かって左はもみじまつり実行委員会の栗原さん。右はソマリアンハウスの支配人、轟さんです。

おしゃれなペンション造りで、ご家族以外にも、学校や町内会、大学のサークルの合宿などで利用する方もいらっしゃるようです。
緑に囲まれて入る露天風呂もありますよ。
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このソマリアンハウスのロビーで、もみじまつりや
ソマリアン大会についてお話を伺ってきました。
深まる秋に風情ある矢部村でひと時を過ごす・・・。
一服のお茶をいただくように、
じわーーっと心に染み入る、穏やかな一日になりそうです。

ところで、上陽町の小川さんもそうだったんですが、お話を伺うと、
優しさだとか、誠実さだとか、その人となりが伝わってきて、
おまつりも楽しそうですけど、八女の人と交流することで
更に八女を好きになっている自分に気づきました。
皆さんも、八女に行ったら、お店の人や町の人との会話を楽しんでみてくださいね。

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