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職人・名人に会うの最近のブログ記事

山昭製材所

かずよの取材日記

1月28日にご紹介した「山昭製材所」。

ご登場いただいた山口昭雄さん。

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80歳で今なお現役!
現在は製材業を息子さんに譲り、主にオーダーメイドの木工品を手がけているそうです。

山口さんの作品は、手頃な値段と遊び心が人気!
その一部がコチラ↓↓

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木目を生かしたキュートなイスに、


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ちょこっと付いた足が使いやすさ倍増な「まな板」、

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杵まで(!)


中でも自信作は、

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子ども用の・・・木馬!
一目ぼれした、番組のパパさんスタッフは、即買い!(笑)

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お子ちゃんにも大好評!
5000円でお釣がくるのも魅力ですネ。


そして、木材を薄く削ったこんなモノも作っていらっしゃいます。
何だか分かります?

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これは、今では貴重となった、お肉など食品の包装に使う
「経木(きょうぎ)」と呼ばれるもの。
実はこの経木、今また、環境に優しい包装材として見直されているそうです。

個人用から業務用まで、幅広いオーダーに応えている山口さんは、
今でも仕事が楽しくて仕方ないんですって♪
夢は「木工品の展示場をつくる」こと。実現に向けて益々創作意欲が湧いているそうで・・・

やっぱり八女の方はいくつなっても元気!ですね☆

■山昭製材所■
住所: 八女市星野村1430-2
電話: 0943-52-3737 


タカクラカズヨ

松延工芸

かずよの取材日記

木製の桶の歴史は古く、平安時代には一般家庭で使われていたと言われています。
以来、私たちの生活に密着していた桶ですが、時代の流れとともに手にする機会はめっきり減ってしまいました。

昔は旧八女郡に60件ほどあった桶屋さんも、今では「松延工芸」さん一軒のみ。
九州でも貴重な存在となりました。

そこで、伝統工芸を守り続ける「松延工芸」の松延新治さんを訪ねました。

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一口に「桶」と言っても、ホテル・旅館用の風呂桶から、醤油入れまで大きさや形も様々。

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おひつ、寿司桶、漬物桶、湯桶、そしてワインクーラーまで!
あらゆるものを手がけていらっしゃいます。

基本的な「桶」の製造工程を見せていただきました。
寸法に合わせてパーツを切り出し、

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定規で丸みを測り、

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カンナで削りながら円形に整えます。

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パーツを組み立て、

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輪をかけて完成!

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もちろん、これ以外の工程もありますが、
桶は水が漏れてはいけないので、どの作業も地道で緻密。
普段何気無く目にしていた桶に、あんなに高い技術が凝縮されていたとは驚きです。


木桶の良い所は修理すれば何世代も使い続けられること。明治時代の桶を直したこともあるそうで、長年使い込んで愛着のある漬物桶など、各地から多くの修理依頼が入るんですって。余談ですが、漬物桶が嫁入り道具だった時代もあるとか(!)

そんな桶を体の続く限り作っていきたい!と松延さん。
手を動かしていると色々なアイデアが生まれ更なる創作意欲が湧くそうですよ。
この道50年を越える職人魂ですね。

松延工芸では、修理だけでなくオーダーメイドの桶、自宅用の風呂桶なども作ってもらえます。また、随時、見学を受け付けているので、木の温もりや、「全国森の名手、名人100人」にも選ばれた職人技に触れてみてくださいね。

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松延工芸のみなさん、ありがとうございました☆


■松延工芸■
場所: 福岡県八女市龍ケ原250−5
電話: 0943-23-1196

若おかみさんのブログもどうぞ♪
http://blogs.yahoo.co.jp/gourdfacemiwako


タカクラカズヨ

盛重製作所

かずよの取材日記

立花町の鍛冶屋さん、
「モリシゲエッジドック」こと「筑後之守 盛重製作所」の
中島重義さんと近藤輝英さんにお話を伺いました。

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鍛冶屋と聞くと、
包丁を作っているイメージぐらいしかなかったのですが、

これらのものを初め、

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こんなものや、

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こんなものまで、

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手がけているものが幅広い!
(歴史展示物から80キロにもなるショベルカーの先っぽまで!?)

それもそのはず、中島さんはこの道約60年の大ベテラン!
今年で80歳を迎えます。

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その技術を惜しげもなくお客様に還元してきた中島さん。

「鍋の穴が開いたからふさいで」
「トラクターの爪が曲がったのでどうにかして」等、

本来なら鍛冶屋の守備範囲外のものでも、出来る限り応えるそうです。
水道管の修理をしたこともあるんですって。

インタビュー中も、ご近所さんがクワを持ってご来店。

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ご要望に細かく応えていらっしゃいました。

ここは地域の方にとって無くてはならないオンリーワンのお店なんですね。

そして、吉野ヶ里遺跡の復元時には、盛重製作所オリジナルの
「丁斧(ちょうな)」という大工道具が使用されたんですよ。

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看板商品のひとつ、立花町の特産品である筍を掘るクワも
県外から注文が来るほど人気。

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技術の高さを伺えます。

しかも、一本一本丹精こめて作られたこれらの商品は、

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手入れすれば、こんなに細くなるまで使えるんです!!

もちろん、家庭用の刃物も例外ではなく
「捨てる前に持ってきてくれれば、何とかする」という言葉の通り、
包丁の修理、メンテナンスも引き受けてもらえます。

希望すれば、名前を入れてもらえるので、愛着も倍増!

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私もお願いしました☆

人やモノとちゃんと向き合う大切さを学んだ今回のインタビュー。
眠った刃物等がある方、盛重製作所さんに相談してみてくださいね☆

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ありがとうございました。


筑後之守盛重製作所
場所: 0943-22-3717
電話: 福岡県八女市立花町北山216-1

栗原製茶さん

かずよの取材日記

11/26の放送でご紹介した、矢部村の「栗原製茶 栗原悠次(ゆうじ)」さん。
栗原さんは、農学博士で日本茶インストラクターとしてもご活躍で
お茶を知り尽くした頼もしい存在!

番組では、お茶の美味しい淹れかたや
「渋み・うまみ・苦み」のカラクリ等を教えてくださいました。

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子供たちに向けて「お茶の淹れ方教室」を積極的に開いている栗原さん。
キッカケは、以前、東京の小学生に「お茶は何の果物から出来ているの?」
と質問されたことにあります。
最近はお茶っ葉も急須も無い家庭が増えており、ペットボトルでお茶が買える今、
子供達にとってお茶は同じ棚に並ぶジュースと同じ感覚だったのです。

「こんな時代だからこそ、急須で淹れたお茶を飲んで欲しい!お茶は人と人をつなぐものだから」

実際に、子供と一緒にお茶を飲むようになって会話が増えた、
と言う親御さんもいたそうです。


そんな日本のココロ「お茶」を広く知ってもらおうと
海外の展示会にも参加され八女の玉露をアピール。
評判も上々で「ユニークアロマ!」と賞賛の声が上がったそうです。

海外でも大ウケの玉露を実際に淹れてもらいました。
こんな茶器を使います。

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温度調節が凄く大切。栗原さんは茶器に触るだけで、適切な温度がわかってしまうそう。
上級煎茶なら、湯のみに手を当てて温かさがじんわりと伝わる70度くらいが目安です。
玉露はもっと低い60度で入れると良いですよ。

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最後の最後の一滴までそそぎきります。

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プロが入れた玉露は格別。こんなお茶を入れられるようになりたいですね~。

実は栗原さん、これらの体験を通じて感じた思いを「JA青年の主張 九州・沖縄地区大会」で発表され見事「最優秀賞」を受賞。福岡県代表として2月に全国大会へ出場されます。

まだまだ秘めたる力がありそうな「八女茶」。
まずは身近な私たちから見直していかなくては、と感じました。

あなたも八女のお茶で団らんのひととき過ごしませんか?

栗原さん、頑張ってください!


栗原製茶
八女郡矢部村大字北矢部4236
0943-47-2073


タカクラカズヨ


白壁ギャラリーへGO!

かずよの取材日記

いつのまにやら11月ですね。

八女は今月お祭りざんまい!
毎週のように「呑めや唄えや引っぱれや!?」と
各地で賑やかに開催されます^_^;
※引っぱれについては11/5の放送をお聴きあれ♪

その先陣を切って行われるのが、
先月の放送でご紹介した、『八女福島 白壁ギャラリー』。
なんと今日から始まるのです。急げ!

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これは、城下町の雰囲気が残る八女福島にある白壁の街並みを
まるごとギャラリーに見立て、伝統技術を体験したり、様々な作品を
観ることが出来るのです。

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ホットケーキ(このみ園)

こんなものが食べられたり

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金箔貼り(緒方仏壇本店)

こんなことも体験できるかも。

白壁の町界隈のお店が約60店も参加。
お店それぞれのスタイルで「白壁ギャラリー」を盛り上げます。

番組にご登場いただいた、白壁ギャラリー実行委員の松原真紀さん。
この町の魅力を熱く語ってくださいました。

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松原さんは切り絵作家としてもご活躍。

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ね、素敵でしょ☆
イベント期間はどんな作品が並ぶのでしょうか♪
ちなみに、JR筑後船小屋駅の扉には松原さんの作品が飾られているんですョ。


『八女福島 白壁ギャラリー』
期間:11/3(木)~6(日)まで。
場所:八女福島 白壁界隈(八女市役所近く)
詳しくは、白壁ギャラリーのホームページをご覧くださいね。

タカクラカズヨ 

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