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やっぱりお茶の最近のブログ記事

日本茶鑑定士、木屋さん

サッチの取材日記

上陽町から星野村に入って、県道52号線沿いを進んでいると、
左手にとっても素敵なお茶屋さんがあります。

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ここは、昨年4月に建てられた
「星水庵」という喫茶ルームもある、
木屋芳友園の別館とでも言いましょうか、
居心地のいいお店なのです。

以前、社長の木屋さんに、
玉露のおいしい淹れ方をレクチャーしていただいたことがあり、
いつか番組でご紹介したいと思っていました。

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木屋芳友園の社長、木屋康彦さんは、
日本に39人、福岡に4人しかいないという
日本茶鑑定士の一人。
お茶のことなら何でも知っている、
正にプロ中のプロです。

作務衣がよくお似合いですね。

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以前玉露を淹れて頂いた試飲室で
今回はなんと、
水出しの玉露を淹れてくださいました!

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惜しげもなく玉露の葉を急須に入れて、
私たちのために
おいしいおいしい玉露を淹れてくださいました。

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もう、ほんとうに、言葉にならない。
なんておいしいの?!

この驚きの模様はぜひ、番組でお聞きください。



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試飲室のお隣に、
「星水庵」という喫茶室があるんですが、
ここがまた素敵。
全面ガラス張りで、抹茶などを使った
和のスイーツが色々あります。

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私たち、風が気持ちいいということで、
外のテーブルでしばし歓談・・・。
室園銘茶のお箱家志ん茶さんが
「絶対飲んで!」と言っていた
抹茶ソーダをオーダーしてみました。

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甘いのに炭酸のシュワシュワが
さわやかさを醸し出して、夏の飲み物としてぴったり!
しっかりと抹茶の味も出ています。
さすが!
白玉や星野産ブルーベリーのカキ氷なんかもあって、

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ちょっと休憩するお茶どころとして、
かなりお勧めのスポットです。

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優しい語り口の木屋さん、
来年、抹茶ソーダにアイスクリームが
浮かんでいることを期待しております♪

お忙しい中ありがとうございましたぁ。

お箱家志ん茶さん

サッチの取材日記

八女に落語家が!!!いたーーーーーーーー!

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いやぁ、ほんとに驚きました。

かなりユニークな活動ですよね。

落語の出前とお茶講座。


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お箱家志ん茶さんこと室園周作さんは、

八女市蒲原にある大きくて綺麗なお茶屋さん

「室園銘茶」の若旦那。

日本茶インストラクターのライセンスもあり。

現在28歳!妻もち!


志ん茶さんのブログを見つけたスタッフが、

ぜひ取材したい!ということで、

今回お話を伺うことになりました。


で、この日はなんと、

その出前落語があるということで、

一緒に行ってきました!

場所は筑後市のとある公民館。

デイサービスを利用している

おじいちゃん、おばあちゃんがお客様。

総勢70名ほど!

落語の前には、講演があったり、ダンスがあったり、

結構盛り上がってます!


お隣の座敷が控え室になっていて、

そちらで私たちも待機。

お箱家志ん茶さんは、

自分で着付けをして、道具も用意しています。

えらいなぁ。

夏の着物に袖を通すのは、今回が初めて。

オーダーで作ったおニューです。

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(ちょっと手伝ってもらったり・・。)

ピシッと粋な色合いの着物ですねぇ。

よっ!お箱家~!


着付が終わり、会場内では我が部長が出囃子CD再生を任され、待機。

さぁ、音楽が鳴り出しました!いよいよ登場!!

と、なるはずだったんですが、

まぁ、違うものが入ってきたりして

なかなかうまく行かず(汗)

でも、そのゆるさがまたいい感じ。

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ハプニングもどこ吹く風で、

改めて志ん茶さん登場です!

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さぁ、志ん茶さんの落語はどうかな・・・

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どっかんどっかん!!!!

受けてますよぉぉぉぉ。


私たちも大笑い。

楽しい落語でしたぁ。


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その後行われたお茶の淹れ方講座も大好評!

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おじいちゃん、おばあちゃんに

笑顔をプレゼントした志ん茶さんでした。


普段は、室園銘茶でスーツを着ていますが、

落語のときとは、

驚くほどの雰囲気が違います(笑)


でも、おいしいお茶を淹れる所はおんなじ。

ぜひお茶屋さんにも行ってみてくださいね。


そして、お箱家志ん茶さんに落語出前を頼みたい!

という方も募集中だそうです。

お気軽に室園銘茶までどうぞ~。

茶の文化館へ行ってきました

サッチの取材日記

5/21放送のトークギャラリーでは、

星野村の茶の文化館をご紹介します。

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そこで栗秋智浩館長にインタビューしました!


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館長に案内していただき、

茶の文化館の建物は、星野村の朝霧や杉木立、棚田を表現しているということ、

お茶の歴史、種類、見分け方などなど、色々教えていただきました。

星野村の歴史も相当詳しい方で、

星野村の名前の由来で、最古の記述のことや、

星野氏がどういう経緯でこの土地にやってきたのかなど、

興味深いお話をたくさんしてくださいました。

そして、私たちの質問にも100%返ってくるんです!

「すごーーーい、かなり勉強されてますね」と言うと

「村史に載っていることはですねぇ」とご謙遜。

村史に載っていないことだって、

たーーっくさん応えてくださいました。

歴史がお好きなんだろうなぁと感じました。


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あ、そうそう。栗秋さんがおっしゃってましたが、

学校の校庭から矢じりが出てきたり、

近所から古墳が出てきたりと、

歴史の足跡がいたるところから出てくるそうです。

1万年前くらいからこの土地には人が住んでいたと思われる

形跡が残っているとか。いやぁ、やっぱり星野村はすごい!


お茶の話から、こんな歴史の話まで、

とっても楽しくお話させていただきました。

ありがとうございました。


肝心の茶の文化館!

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ここは、お茶の歴史はもちろん、抹茶作り、

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和菓子作り、

星野村オリジナルの「しずく茶」体験、

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お茶を使ったお料理が食べられる「星野茶寮」などなど、

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お茶に関することを網羅した施設。

2Fには茶室もあります。

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これはおひなさまの茶会のときのブログにも

書いていますが、もう一つ「妙見庵」という名の茶室があって、

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ここは千利休が生み出した侘びさびの世界を再現した4畳半の空間。

くぐり戸も付いています。

「ひとたび茶室に入ると、そこは身分の違いなど関係ない・・・」

そんな千利休の教えが伝わります。

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静謐で、狭いのに落ち着く、究極の贅沢空間。

雨が降っていたのですが、その雨音さえも、

素敵な演出として、私たちを包んでくれました。


いやはや何とも、お茶って深い。


ここでこぼれ話。

栗秋館長のお父様、以前番組にご出演いただいてます。

八女のパワースポット特集で、星野村の室山神社を案内してくださった、

栗秋恵二さん!(星野村、室山神社にふたたび・・

親子揃って歴史の探求者なんですね。

いい!

新茶の茶摘体験、ココでできます!

サッチの取材日記

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新茶の季節、もうすぐですねぇ。

今回は、茶摘体験をさせてくれるという、角田製茶にお邪魔しました。

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お話を伺ったのは、角田辰次さん。

上陽町のお茶屋さんなんですが、「ほたると石橋の館」で行われる

新茶まつりの一環として角田さんが協力して茶摘をさせてくださるそうです。

取材にお邪魔したときは、「まだまだ茶摘ができるほどじゃなかねぇ」と

おっしゃっていましたが、角田さんの茶畑に連れて行ってくださいました!

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広い!5000坪もあるって!それに見晴らしもいい!すごい!!!

角田さんはその他にもいくつか茶畑を持ってらっしゃって、

7日の体験で一番いい状態のところに案内する予定だとのこと。

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「その頃までには伸びとるやろー」。

角田さんの頼もしい一言です。

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茶摘体験、ぜひ皆さんも参加してみてくださいね。


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実は角田さんのところでは、茶摘をした後に、

製茶工場を見学させてくれるんですよ。

お店の裏手に工場があるんですが、ここで、摘んだお茶が

どうやっていつも目にする茶葉の形になるのか、全工程がわかります。

私たちも一足お先に見学させていただきました。

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案内してくださったのは、角田さんの息子さん龍也さんです。

工場内には、システマチックで大きなマシーンが所狭しと並んでおります。

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で、ある機械の前に来たとき聞きなれない言葉が目に入りました。

「みる芽」。???どういう意味ですか?

と質問すると、「若くて柔らかい芽」という意味だそうです。

なんと静岡の方言がそのままお茶の世界の専門用語になってるんですって。

ほぉ、おもしろいですねぇ。

それにしても、お茶を茶葉にして、お店に出すまでには、

たっくさんの工程があるんですねぇ。

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しかも、その日の気温や湿度も関係してくる、とっても繊細な気遣いが必要。

おいしいお茶を私たちに届けるために、日夜努力している

生産者の方やお茶屋さんたちに感謝感謝です。

角田さん、お忙しい中案内してくださって、ありがとうございました。


あったかい日が続いたなぁ、と思ったら肌寒い日がぶり返したり・・・

まだまだお天気不安定ですが、きっと連休の頃には、

新芽が育ってくれていると思います!楽しみですね。

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サッチたちも、茶摘、してみたい!



日本一の玉露!

サッチの取材日記

平成22年度、全日本茶品評会玉露の部で日本一となる

農林水産大臣賞を受賞した上陽町の金子守さん!

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おめでとうございます!


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今回、間もなく新茶のシーズンということで、

お茶特集をすることになり、金子さんにぜひお会いしたいと思い、

取材が決定しました。お忙しい中ありがとうございました。


八女の玉露はこれまでも、全国茶品評会で星野村の方が連続で日本一を獲得。

そして今回で八女の玉露日本一10年連続達成!すごーーーい。

ちなみに上陽地区では初の快挙だそうです。

あまり知られていないかもしれませんが、

静岡や京都よりも、玉露の味はダントツで八女が上!

ぜひ味わってみてください。


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金子さんによると、お茶の品種の違いが大きいということですが、

それだけじゃなく、味に違いが生まれるのは、

やっぱりどれだけ手間隙かけてお世話をしたか・・・。

大切に、丁寧に育てられてこそ、最高の玉露が生まれるんですね!


金子さんの茶畑まで連れて行っていただきました。

上陽町のメインストリートから、

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山をどんどん上っていって、標高370から380メートルある山中です。

金子さんの茶畑では、玉露と煎茶を作っています。

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木の上にカバーがかかっているのが玉露、

それ以外が煎茶。


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よぉく見ると、柔らかそうな黄緑色の新芽が出ています。

その新芽の芯と周りに葉っぱがありまして、

取材に行ったときはその葉が1・2枚。

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これが5枚になったところで茶摘をするそうです。

で、1枚増えるのに1週間くらいかかるので、

今年の茶摘は「例年より10日くらい遅れるかなぁ」と

おっしゃっていました。


そしてあったかくなった今でも、霜被害が出ないように、

大きな扇風機で上空の暖かい風を送っています。

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昼間は20度近く気温が上がるのに!霜?!と思いましたが、

標高が高いこともあって、寒いんでしょうね。


金子さんは、お茶を作り続けておよそ30年、

そして全国茶品評会に出品し続けて20年。

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やっと獲得した栄誉でした。本当におめでとうございます!


実は、金子さんからお茶(煎茶)をお土産にいただきました。

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局に戻ってから即行飲んでみたら・・・

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おいしいいいいいい!苦味と甘みがいい感じで出てます。

しばらくは金子さんのお茶で、癒されますぅ。

ありがとうございました。

2011年3月6日(日)、

番組スタッフ、八女市役所の方々の期待?!を受けて

出場してきました、「第5回全国玉露のうまい淹れ方コンテスト」!


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あいにくの雨模様でしたが、

会場となっている黒木町のふじの里の入り口横には、

お惣菜屋さん「ふるさと」のお母さんたちが出店。

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お昼用にちらし寿司を購入しました。

ですが、おまけに桜餅をいただきまして、す、すみません(汗)

ありがとうございました。とってもおいしかったです!


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そして会場の中で受付。

名札を受け取り、いざ会場へ!と思ったんですが、

結構時間があったので、煎茶をいただいたり、

抹茶のおもてなしを受けたりしながら、ゆっくりしたひと時を過ごせました。



さぁいよいよ開会式。市長のご挨拶や優勝杯返還が行われた後、

日本茶インストラクターの方の講演を聞き、

食育ならぬ茶育で、道具の使い方、時間のゆとりの持ち方、おもてなしの心を学ぶという

活動をされていて、とても素敵だなぁと思いました。

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お茶は心。相手のことを思いながら淹れる事が優勝への近道!

という言葉で終了した講演は、非常に参考になりました。


それにしても、コンテストに出場するってことあまりないので、

かなり緊張しましたぁ。

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150人の参加者が、5人ずつのグループになり、

AからFまでのブロックに組み込まれて、各グループ一人ずつ勝ち抜くという

トーナメント方式。1回戦は隣のテーブルに座っている方々が審査員。


以前、お店に伺っておいしい玉露を飲ませてくださった

星野村のお茶屋さん木屋芳友園の社長さんも見学に来てらっしゃったんですが、

出番の前に、色々アドバイスをしてくださいました。ありがたい!

さぁ、いざ出陣!

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サッチの班にはなんとも個性的なメンバーが揃っておりまして、

当日参加らしい30代の男性、赤いジャージが似合うおいちゃん、

小学生の男の子、そして大宰府のお茶屋さんに勤めている

綺麗な女の子。みんなそれぞれ手順が違って面白かったですよぉ。

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サッチも、玉露の旨みが出るように丁寧に淹れました!


そして結果は・・・・








はい、残念ながら1回戦敗退。

黒木支所の方から「1回戦突破も難しいやろー」と言われていたんですが、

ほんとにそうですね。

子供たちが勝ち残っていたことを考えると、

技術よりも心、気持ちが伝わるのがお茶なんだと

つくづく思いました。

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でも、楽しかったです。

このコンテストに出ることを決めてから、今まで飲んだことのなかった

玉露を知ることができて、いい経験になりました。


応援に来てくれた八女部部長&副部長もありがとうね。

玉露を勉強してきました

サッチの取材日記

第5回全国玉露のうまい淹れ方コンテスト。

3月6日に、黒木町桑原にある「ふじの里」で行われます。

ということで今回は、実行委員長の熊谷隆治さんにお話を伺いました。

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熊谷さんは「光玉園」というお茶屋さんの方で、日本茶インストラクターでもあります。

コンテストについて詳しく教えてくださった上に、

コンテストさながらに玉露も淹れてくださいましたよ。

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実は熊谷さん、このコンテストにも1度だけ出場したことがあるそうです。

10分間の中で、6人分の玉露を淹れるんですが、

まず5人一組になって同時に淹れ始めるため、

各テーブル一つずつしかないポットからお湯を出す順番も重要。

そしてきっかり6人分のお湯の量にし、

玉露の旨み成分「テアニン」を抽出するため50度まで冷まし、

お湯を急須に入れて蒸らす時間や、注ぎ分ける時間も考えて

すべてを10分以内で行わなければいけません。

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熊谷さんが淹れてくださったお茶は、本当に甘くておいしくて、

お茶の概念が覆りました。

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こんなにお茶のことを熟知している方でも、1回戦敗退したそうで・・・

恐るべし、玉露のうまい淹れ方コンテスト・・・。


実は私、このコンテストに出場しちゃうんです。なんて怖いもの知らず(汗)

大丈夫なのか?!

これから八女部のメンバーと共に練習します。がんばるぞ!おーーーー!



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さてさて、熊谷さんの会社「光玉園」は、卸が専門ということで、

お店から車で5分ほどにある工場も見学させていただきました。

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普段何気なく飲んでいるお茶ですが、季節によっていぶし方を変えたりして、

味を変えてらっしゃるんだそうですよ。

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深いなぁ。お茶の世界。

また、どうしたって工場内の床にはお茶の葉が落ちてしまうんですが、

掃除は毎回全部きれいにするまで行うそうです。これはかなり大変!!

そうやって、私たちの元に、おいしいお茶が届くんですね。

ありがたくいただきます。

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皆さんも、玉露のうまい淹れ方コンテスト、出場してみませんか?

サッチは、おいしいお茶を淹れられるようになって、女子力アップを狙います!



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<第5回全国玉露のうまい淹れ方コンテスト>

日にち : 2011年3月6日(月)

受付 : 11:00~12:00 / 開会式 :12:00~

会場 : 八女市黒木地域交流センター「ふじの里」(福岡県八女市黒木町桑原207番地)

応募締切 : 2011年2月4日(金)17:00まで(定員になり次第締め切ります)

参加料 : 1,000円(自宅練習用課題茶10gを含む)

申込み&お問合せ : 八女市役所農業振興課農産園芸係(電話:0943-23-1118)

詳しくは八女市役所ホームページをご確認ください。



このみ園と旭座人形芝居の歴史探訪

サッチの取材日記

今回は八女・福島地区を取材してきましたよ。
といっても、散策する時間がなくて、このみ園のみ・・・。
残念。

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許斐(このみ)さんにインタビューです。

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許斐さんに貴重なものを見せていただきましたよ。
それは、ご先祖様が書いてらっしゃった日記。

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万年質でとっても几帳面に記されていました。
毎日何をやって、どんな天気で、どんな行事があって、と細かく書いてあり、
過去を紐解く貴重な資料となっています。

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ん?

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「本日脱落ス」

たまぁにこんな一言のみで終わっている日記もあったりして、
その人となりが伝わり、和めましたぁ。

歴史ってサッチは大好きなんですが、皆さんはいかがですか?
そういった意味でも、白壁ギャラリー、とっても楽しそう♪
歴史好きの方、雑貨好きな方、おしゃれ好きな方、お勧めです!
その他にも体験ものがたっくさんありますし、
かつてお嬢様だったスナックのママたちの写真展なんていう
ユニークな展示会も行われますよ。
ご家族と、お友達と、みんなでワイワイ言いながらぜひ
福島地区を堪能してください!




打って変わってこちらは旭座人形芝居。

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黒木地方に代々伝わる人形浄瑠璃なんですが、
人形の使い手の方々が、なんとも素朴でかわいいのです。
普段は農作業などのお仕事をしてらっしゃるんだろうなぁ、
なんて思いながら練習風景を眺めていました。
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でも、人形を持つと、どこかにスイッチが入って、
「伝統芸能を継承する人々」になるんですよ。

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いやぁ、すばらしい!無料だなんて、いいんですか!って感じです。


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私のこの様にならない姿、やっぱり長年使ってきた皆さんとは比べようがありません。
それにしても、生の三味線と太夫の語り、聞きたかったなぁ・・・。
11月3日、まだ予定を決めていないという方は、旭座人形芝居会館にGO!
13時半開演ですよぉ。

八女中央大茶園へ行ってきました

サッチの取材日記

この日は観光アドバイザーの馬場早智子さんと待ち合わせ。

八女中央大茶園に案内していただき、

その圧巻の風景を見ながらのインタビューです。

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(画像をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。)

どこまでもお茶畑が続いています。

まずは大茶園を一望できる展望台へ。

その圧巻の風景を見ながらのインタビューでした。

あまりの広さに言葉がでず(汗)皆さんにうまく伝えることができませんでしたね。

反省。


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晴れた日には有明海、普賢岳まで見えるそうですよ。


続いて大茶園の中に降りてきました。

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お茶の葉は上から2、3枚がお茶になります。

ですが、この時期の芽は収穫せず、茶畑の肥料にしてしまうんだそう。


これがお茶の花です。白くてカワイイ!

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馬場さんとも記念撮影。

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馬場さんはなんとゲタを履いてらっしゃるんです!

赤とうぐいす色の鼻緒が素敵です。普段はゲタが多いんですって。

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そうそう。この日はコスモスもキレイに咲いてましたよ。

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せっかくなのでスタッフも一緒にパチリ。

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大茶園の後はやっぱりお茶が飲みたくなってきたので、、

馬場さんといっしょに、八女市豊福にある美緑園(みりょくえん)へ。

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緑茶はもちろん、緑茶を使ったお菓子や急須・湯のみもありますよ。

併設された「ぶんぶく」は古民家を再現した造りでとっても落ち着くんです。

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でも、煎茶って奥が深い!

沸騰したお湯を湯冷ましに入れて5度マイナス、

さらに戻して5度マイナス、

それを繰り返すことで70度くらいに冷ましてから淹れるんだそうです。

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苦い中にもほんのり甘さが生まれるのは、

この一手間があるからなんでしょうねぇ。ほっこりました。

そう言えば、口をつけたときに「あつっっ」とならず、

すんなり飲めたのも、不思議な感覚。

急須も素焼きのものがいいとか、茶漉しは注ぎ口側についているのがいいとか、

馬場さん、本当に物知り。

元保母さんだったということで、

お話の仕方がとっても優しいんですよねぇ。

これからも番組に登場していただきます!お楽しみに。

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