サッチの取材日記
平成22年度、全日本茶品評会玉露の部で日本一となる
農林水産大臣賞を受賞した上陽町の金子守さん!
おめでとうございます!
今回、間もなく新茶のシーズンということで、
お茶特集をすることになり、金子さんにぜひお会いしたいと思い、
取材が決定しました。お忙しい中ありがとうございました。
八女の玉露はこれまでも、全国茶品評会で星野村の方が連続で日本一を獲得。
そして今回で八女の玉露日本一10年連続達成!すごーーーい。
ちなみに上陽地区では初の快挙だそうです。
あまり知られていないかもしれませんが、
静岡や京都よりも、玉露の味はダントツで八女が上!
ぜひ味わってみてください。
金子さんによると、お茶の品種の違いが大きいということですが、
それだけじゃなく、味に違いが生まれるのは、
やっぱりどれだけ手間隙かけてお世話をしたか・・・。
大切に、丁寧に育てられてこそ、最高の玉露が生まれるんですね!
金子さんの茶畑まで連れて行っていただきました。
上陽町のメインストリートから、
山をどんどん上っていって、標高370から380メートルある山中です。
金子さんの茶畑では、玉露と煎茶を作っています。
木の上にカバーがかかっているのが玉露、
それ以外が煎茶。
よぉく見ると、柔らかそうな黄緑色の新芽が出ています。
その新芽の芯と周りに葉っぱがありまして、
取材に行ったときはその葉が1・2枚。
これが5枚になったところで茶摘をするそうです。
で、1枚増えるのに1週間くらいかかるので、
今年の茶摘は「例年より10日くらい遅れるかなぁ」と
おっしゃっていました。
そしてあったかくなった今でも、霜被害が出ないように、
大きな扇風機で上空の暖かい風を送っています。
昼間は20度近く気温が上がるのに!霜?!と思いましたが、
標高が高いこともあって、寒いんでしょうね。
金子さんは、お茶を作り続けておよそ30年、
そして全国茶品評会に出品し続けて20年。
やっと獲得した栄誉でした。本当におめでとうございます!
実は、金子さんからお茶(煎茶)をお土産にいただきました。
局に戻ってから即行飲んでみたら・・・
おいしいいいいいい!苦味と甘みがいい感じで出てます。
しばらくは金子さんのお茶で、癒されますぅ。
ありがとうございました。