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歴史・伝統を知るの最近のブログ記事

かずよの取材日記

11月19日の放送では、
茶のくに八女・奥八女の物産と観光展】を特集!

11月26(土)27日(日)に福岡市役所前ふれあい広場で開催されるこのイベント。
会場には、八女のうまかもん・物産が大集合!

八女・奥八女の物産と観光展<食編>』もご覧ください。


食だけではゴザイマセン。

当日は、特設ステージが組まれ、八女の民謡・三味線コンサートや和太鼓演奏、
大道芸などの他、八女茶のクイズ大会も行われます♪

そのステージで26日(土)12時半頃から披露されるのが、
八女の伝統芸能「田代風流」。

八女市黒木町の田代地区に江戸時代から伝わる歌舞芸能で、
福岡県の無形民族文化財に指定されているんです。

毎年12月8日に八龍(はちりゅう)神社に奉納される田代風流について
教えてくださったのは、田代風流の若手代表 太鼓打ち担当の 古澤貴俊さん。
(昨年の様子はコチラ

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とっても気さくな古澤さん。笑いが絶えません☆

でも、ひとたびバチを持てば・・・

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その目は真剣そのもの。ひときわ躍動感と力強さを感じます。

楽譜など一切無くしっかり口承・伝承していかなければならない
振り付けとリズム。そのため後輩への指導もいっそう力が入ります。

番組スタッフの若手代表あさひクンもご指導賜わりましたョ。

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舞いながらリズムに合わせて太鼓を打つのが難しい↓↓
伸びて沈んで、腰にきます・・・^_^;とあさひクン。

見た目以上に、体力勝負の太鼓打ちは30歳までの若者が担当。
古澤さん、今回が最後なんですって。

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「しゃくま」と呼ばれる長いかつら。
これが、舞に合わせてキレイに回るかどうかも見所の一つ。
見事回ったら拍手で盛り上げてくださいね。

練習後にはちょっとしたお酒の席が設けられ、世代を超えた交流が行われます。

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こんな時間が、形だけでなくお祭りのココロも受け継いでいくんでしょうね。

ユニークな踊りやメイクで観客の笑いを誘うこの風流。
物産と観光展では、26日(土)12時半頃登場予定!

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そして、12月8日の奉納本番でフルバージョンをお楽しみくださいね。
なんと当日は、朝5時頃、一糸まとわぬ姿(!)で田代川に入り身を清め
様々な神事を経て本番を迎えるそうです。

◎田代風流◎  
◆日時:12月8日(木)午後1時~4時 『神事;午前11時~(非公開)』
◆開催場所;福岡県八女市黒木町大字田代 八龍神社一帯


茶のくに 八女・奥八女の物産と観光展
◆日時:11月26日(土)27日(日) 10時~16時(26日は17時まで)
◆場所:福岡市役所前 ふれあい広場

タカクラカズヨ

八女津媛神社

かずよの取材日記

以前パワースポットとしてもご紹介した
矢部村の「八女津媛神社」。

八女の地名の起源にもなったこの神社は
1300年もの歴史があり、八女で一番古いとか。

初めて訪れましたが、
な、なんでしょう。。。この感じ。
私は、特別なものが見えたり聞こえたり、な~んてことは無いのですが、
境内に入った瞬間、ぴりりと空気が変わるのを感じました。

見てください、この鳥居。

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このコケのじゅうたん!

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そして、神の窟(かみのいわや)、

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窟の中にいると、自然とこんなポーズになるんです(笑)


ただならぬパワーに確信をもったワタシ、
それならば、美人になると評判の「媛のしずく」を、

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バシャバシャバシャバシャバシャバシャ・・・まだまだ続く・・・


栗原裕典さんに本殿でインタビュー。

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地元の婦人会が定期的に境内を清掃しているなど、
「八女津媛神社」は栗原さんをはじめ地域の人々の手によって守られています。

元旦には地区の皆さんがここに集まって年始のご挨拶をかわすんだそうです。

ちなみに、この地域に30件ほどあるお宅は、ほとんどが「栗原」姓。
その昔、良成親王と共にやって来た家来が「栗原」さんだったとか。

矢部村で生まれ育った栗原さんオススメのスポットは、
福岡で一番高く、紅葉が素晴らしい「釈迦岳」、
春には見事な千本桜で彩られる「日向神(ひゅうがみ)ダム」。
そしてこれからの季節は、村の雪景色も美しいそうです。


もちろん「八女津媛神社」の紅葉も今が見ごろ♪
心も身体も癒しにお出かけくださ~い!

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樹齢600年の権現杉にも・・・

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もちろんパワーを頂きました(笑)


タカクラカズヨ

学びの館

かずよの取材日記

10月1日の放送でお届けしたもう一つのスポット、
黒木町の「学びの館」。

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1883(明治16)年に建てられた旧隈本邸を一般解放し、
当時の生活様式を肌で感じてもらえる場所です。

福岡県の有形文化財に指定されていて、
一歩敷地内に足を踏み入れると。。。

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あるは、あるは、の懐かしい家具や道具の山!
かまどに、炭を入れて使うアイロン、おひつ、行灯、
五右衛門風呂、井戸、等々・・・
とにかく古?い物がたくさん!

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また建物内には、
扉をあけると二階へ続く階段が現れるなど、
からくりがチラホラ!?まるで忍者屋敷のようなドキドキも味わいながら
忍び足で二階へ(笑)

それは屋根裏に続いていて、"まっくろくろすけ"が出てきそうな雰囲気。
まるで、子どもの頃に作った秘密基地を思わせる場所でした☆

他にも、黒木町出身の石橋忍月の資料や、女優の黒木瞳の写真なども展示されいて、
様々な角度から、黒木町の歴史を感じることが出来る場所でしたョ。

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そんな館内を案内してくださるのは、学びの館管理人の和田重俊さん。
御年75歳の和田さんは、こちらに住んでいた隈本家の4代目・隈本孝夫さんと同級生!
幼少の頃は実際にここ、でよく遊んでいたんだとか。和田さんによると、建物や庭の様子も
ほぼ当時のまま変わっていないんだそうです。

そんな和田さんならではのお話も楽しみの一つ。ぜひ、色々と聞いてみてくださいネ♪

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和田さん、ありがとうございました。


タカクラカズヨ

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