八女市黒木町田代では、毎年決まって12月8日に行われるお祭りがあります。
田代風流は、地区にある八龍神社に奉納されるお祭りで、
起源は1773年。江戸時代からもう240年近く受け継がれています。
独特の踊りや衣装、男性が女装することで有名なんです。
私たちも行ってきました。以下、ちょっと長いです。
女の子は花笠をかぶっていてかわいいですね。
男役(?)の男性もひげメイクがユニーク。
祭りは太皷踊りと大名行列からなり、まずは太皷踊りがはじまりました!
郷愁を誘う笛の音色に合わせて、鐘が鳴ります。
男の子たちが華麗に舞います!跳んでいるのが分かりますか?
太皷踊りがはじまるとあっという間に人が集まってきました。
そして大名行列がはじまりました。
来た来た!神輿や獅子舞もいます。
顔すごいー!
行列はしずしずと歩くのではなく、
太皷踊りをしたり、傘鉾を投げたりして見物客を楽しませてくれます。
これを、、ちょいちょい、、
投げる!
しゅっっ
おっとっと。
受け取った人がまた前に投げるんです。すごいバランスですね。
いました!
はさみ箱のお二人。飛脚の衣装です。
行列の人気者で、常にカメラマンがまわりにいっぱい。
とっくりを腰にさげ、観客にお酒をふるまうんです。
たまには強引に飲ませたり。いいのかな。
ということでサッチさんも
「くださいー」
「うぃー」
中身は日本酒だったそうですよ。
こうして行列はにぎやかに進み、八龍神社へと到着し、祭りは終了します。
八龍神社前には出店もありましたよ。
お母さんたち手づくりのだご汁。なべ大きい!
あったまるー。お手製の漬物も出してくれましたよ。
ふと見ると、大名行列の先頭のお方が。
ん?
「五味五臓腹八分目」なるほど。
田代風流は、黒木町の上田代、中田代、下田代の3地区が持ち回りでとり行い、
今年は中田代地区のご担当でした。
昔は男性しか参加できず、その家の長男が出たら、
下の子は出たくても出れないほどのお祭りだったそう。
現在は子供の数も減り、女性も参加しています。
10代の若い方も太皷踊りを踊り、鐘は小学生の女の子が担当していました。
こうやってずっと続いていってほしいものです。
なんと取材でお世話になった方から、畑でとれたてのお野菜をいただいちゃいました!
こんなに!新鮮でみずみずしい!
どうもありがとうございました。