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職人・名人に会うの最近のブログ記事

失恋レストランならぬ、ハートブレイクカフェへ行ってきました。
場所は八女市立花町。

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国道3号線沿いに見える壷の看板がずっと気になってました。
手づくりのパンも売ってあります。

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きれいなカフェです。
手づくりの梅干(大ビン)が500円で売ってました。
さすが立花町、、おそるべし。



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ランチをいただきました。
どうです!このアイテム数!
8つの豆皿お惣菜に、酵素玄米のごはん、ベーグル、おみそ汁、最後にコーヒーです。

手づくりベーグルが手づくり&焼きたてのガーリックバターでサイコー!でした。

「少しずつですけどー」とおっしゃいますが
どれも手の込んだものばかりでした。
しかも、「忘れてた!」とじゃがバターが出てきました。。
おなかいっぱいで幸せ。



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ところでどうしてハートブレイクなんて名前なんでしょう??
ベーグルがおいしかったので
思わずお土産に買ってしまった女子部部長&サッチさんでした。




※追記、、
後日、お店の方より名前の由来を教えていただきました。

「Heart break」のみの場合、失恋や、傷心と言う意味ですが、
一つの文章みたいに「Heart break cafe」にすると
「心を癒す珈琲」みたいな意味になるらしいです。
田舎の山々を観ながら、時間が許す限りゆっくりとくつろいでほしい、
という思い、屋号にしました。

なるほどー。不思議と落ち着く空間の秘密がここにありました!

また、
ランチのご飯は、雑穀ではなく酵素玄米のごはん、
私がカクテルに見えたのは、バリエーションコーヒーに使用するシロップの瓶とのこと。
本文中、訂正・削除しました。
どうも失礼いたしました。

次は、チーズトーストを食べに行きます!


副部長

HEART BREAK CAFE
住所: 福岡県八女市立花町山崎2185-6
電話: 0943-22-9756
営業: 11:00~0:00 (23:30ラストオーダー)
休み: 火曜日


枝打ち名人、馬場関生さん

サッチの取材日記

八女市には、いろんな職人さんがいるものだと、
改めて感じた今回の取材。

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上陽町の狭いせまーい道に揺られ揺られてたどり着いた
山奥の檜の森。

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立派な角材を作るべく、
「枝打ち」をしている方がいらっしゃいます。

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その名は馬場関生さん。
おん年72歳。

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いやぁ、すごいです。
こんな70代、なかなかいらっしゃらないと思います。

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7mはある檜に
はしごをかけ、
すいすい登っていきます。

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そしておもむろにカマを取り出し、
枝を落としていきます。

これが枝打ちです。
木がまっすぐ育つように、
幹がある程度の大きさになったところで
木に登り、枝を落としていきます。

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落とした枝の切り口は、
どれも揃っています。
これが美しい木目を作る技の一つ。

馬場さんは、
登るだけじゃなく、
木を渡っていきます。
「?」
って思う方もいらっしゃるでしょう。

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言葉通り、
檜の木から木へ、
上に上ったまま移動するのです。

ひえーーーーー。
しなるしなる!
見ているこっちが怖いです。

「タイミングをつかんだらできるよ」
と言われても、いやいや、
だって、
「八女には俺しかおらんとじゃなかかな?」
というくらい、難しい技です。

この技を身に付けてからは、
1日で100本くらいの枝打ちができるようになったと
おっしゃっていました。
まぁ、いちいち降りたり登ったりしなくていいから、
効率的ではあるのでしょうが・・・

木渡りはできないまでも、
登るだけならサッチもできるかも・・・
ということで、
木登りしてみました!

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わーーーい。
はしごの上段までたどり着きましたよ。
私、すごい?!
実はサッチ、高いところ大好き。
久々の木登り、ちょっと楽しかったです。



馬場さん、
こんな危険な作業をお仕事にされていて、
今まで事故や怪我はないのでしょうか?
「今まで木から落ちたことはなかねぇ。
カマで怪我をしたこともないかな」とのこと。
さすが名人。すごいです。

とはいえ、今後もずっと元気で
お仕事が続けられるように、
くれぐれも怪我や事故がないよう気をつけてくださいね。



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取材の後、
自然発生しているミョウガがわさびを
採ってくださったりして、
とっても優しいお父さんでした。

ありがとうございました!


椎窓猛さんに会いに

サッチの取材日記

矢部村出身の椎窓猛さん。
教育者として、詩人として、
八女では知らない方はいないほどの有名人。

その椎窓さんにやっとお会いすることが出来ました。

矢部村のご自宅に伺ったところ、
向かいにある建物に案内していただきました。
なんと、2階建ての一軒家は丸々書斎!
玄関開けたとたんに、
本、本、本。本の山~。
図書館みたいです。

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その2Fで、奥様にジュースなどのおもてなしをいただきながら、
椎窓さんにインタビュー。

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山本源太さんとも縁のある
丸山豊さんという、医師・詩人の書もありましたよ。

椎窓さん、若い頃は東京で学校の先生をしながら、
小説家を目指していたそうです。
いくつか賞も取ったこともあるそうですが、
ある日知人から土地を買うことを薦められ、
自分ではそんな大金持っていないからと、
矢部村にいるお父様に「10万で練馬の土地を買おうと思うので、
お金を貸してください」と頼んだそうです。
するとお父様は『猛は借金をしているに違いない』と勘違い。
「矢部村の学校では先生が不足してるから、帰ってきなさい」
ということになり、矢部村に戻ることになったそうです。

ユニークなエピソード。
因みに、今の価値で換算すると、多分10万円は
1000万くらいなのではないかとのこと。
それはお父様がいぶかるのもわからないでもないですなぁ。

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以来、矢部村で教鞭を取りながら、
詩を書いたり、童話を書いたり。
現在でも、「世界こども愛樹祭コンクール」に携わるなど、活躍中です。

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椎窓さんが書いた童話を中学生が切絵の紙芝居にしていたり、
(この中学校が年代は全然違ったんですが、
ディレクターの出身校で、かなり盛り上がりました!)
女優の栗原小巻さんが朗読していたりするんですよぉ。
すごい!!!
また、同じ話を津軽弁と、筑後弁で
小学生が朗読した音源もありました。
両方聞かせていただいたんですが、
津軽弁、全く聞き取れず・・・。

それにしても、ユニークな試みですよねぇ。


さて、今年6月に出版された「ふるさとに生きる学苑歌集」が、
東日本大震災支援に活用されるということもあり、
取材にお邪魔したわけですが、
この歌集は、今まで椎窓さんが作詞を手がけてきた
校歌の数々が、学校の写真と共に綴られています。

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歌集の売上金は全額、楽器となって被災地に送られます。
実は、椎窓さんが行っている
「世界こども愛樹祭コンクール」には、
東北からの参加もたくさんありました。
そこで、つながりのある小学校に
楽器を送りたいと考えたそうです。
絆を生み、その場で終わりではなく、
繋がっていくことが大切なんだと
椎窓さんは教えてくださいました。

「ふるさとに生きる学苑歌集」は、
県内の大手書店で販売されていますので、
気になる方、ぜひ書店で探してみてください。
梓書院から出版されています。

「心にうるおいを持たせる」
ことをモットーに活動を続ける椎窓さん。
現在81歳ですが、これからも
矢部村から素晴らしいアイデアが
生まれていくでしょう!

楽しみにしています!


杉の粉のお線香。馬場水車場

サッチの取材日記

上陽町上横山に、働く水車があります。

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外からは見えないのですが、
しっかり毎日休みなく働いています。

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作っているのは杉の粉。

お線香の原料です。



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馬場水車場の馬場猛さん。
お爺様の代からこの仕事をしています。

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目がとってもかわいらしいお父さん。
川の流れの音、水車の回る音を聞きながら、
毎日過ごしています。

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ちょっと音に異変を感じると、
夜中でも起きてしまうそうです。
す、すごい!!!

さて、そんな馬場さんの仕事場は、
山と水車小屋。

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山から杉の葉を切り出して運び、
それを乾燥させて、水車が動かす装置に入れ、
粉にしていきます。

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23時間ずっと
ごっとんごっとん突くんだそうです。

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そうやってできた杉粉は
小麦粉みたいに決めの細かい粉になります。

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それにしても、ここ、
杉のいい香りがします!
馬場さんは「もう何にも匂わんねぇ。毎日おるけん」とのことでしたが、
それはそれはもう、
癒しの森林浴の香りでしたよぉ。

奥様にもお会いしました。
とてもスレンダー!
華奢な体で、馬場さんと共に、山に入り、
杉の葉を切り出しているとのこと・・・。
笑顔で「大変です。」とおっしゃってましたが、
今は夏で気温も高いので、
体調に気をつけてくださいね。



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実はこの水車場、馬場水車場を応援する会の皆さんに
支えられて現在に至っています。
水車を維持するのは大変で、近代的な機械を入れる話も
出たようですが、やはり水車を残したいという思いから、
会が発足し、オリジナルの線香(お香)開発を行いました。
パッケージも素敵です。

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働く水車、がんばれーーー!

そして、馬場さんご夫婦も、
二人三脚でこれからもお元気で!



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馬場水車場
住所: 福岡県八女市上陽町上横山1241-2
電話: 0943-54-3586
お線香はここ以外に、「ほたると石橋の館」、八女市の酒店「朝日屋」で買うことができます。

八女の石灯籠

サッチの取材日記

夏ですね、皆さん。暑いです。

取材先でも、冷たいものなど出していただくことがあります。


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今回も、石灯篭の歴史を探ろうと訪れた

八女市山内の熊本石材店で、

熊本龍さんに、抹茶オーレや、フルーツゼリーなどをいただきました。

ありがとうございますぅ。おいしかったぁ。


あ、取材取材。

熊本さん、よろしくお願いします。

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石龍工房と名付けられた、熊本さんの作業場には、

大きな大きなまーーるいカッターがあります。

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直径2mですって!すごいですねぇ。

これで、硬い石をがりがり切って行く訳ですよ。


当然のことながら、

周りにはたくさんの石で作られたものたちが並んでいます。

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力強い大地の力を感じる灯籠や、

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かえる(これ、最終的に親、子、孫の3段重ねになります)、

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照明、花器、水桶などなど。

中には綺麗な色のフクロウもいました。

大きなものから小さなものまで、

熊本さんは何でも作ってしまいます。器用ですねぇ。


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若い頃は石工にはなりたくない!ってことで、

自衛官になったそうですが、お父様の体が悪くなり、

後を継ぐため戻ってきました。それが23・4歳。

そこから1年ほど修行を積み、現在に至っています。


「大切なのは全体のバランス。

石を削りながら、全体を把握するセンスが必要」

と熊本さんはおっしゃっていました。

熊本さんには、きっと天性の才能があったんでしょうねぇ。

今では、八女石灯篭協同組合の会長さんを勤めるほど。

暑い中での作業は、本当に大変でしょうけど、

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ちょいちょいっとのみを握って

蛙の目を掘り出す姿に、プロの技を見ることが出来ました。


石灯篭と一言で言っても、いろんな形や大きさがあり、

それぞれ作り手の癖というか個性が出るそうで、

「誰が作ったか大体わかる」とも

お話されていましたよ。すごい世界!

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石は、阿蘇の噴火で出来た凝灰岩がメイン。

世界でも、石を採って、加工している場所は

八女しかない!という言葉に、

またまた八女の素晴らしさを実感!


伝統を守っていく、というのは簡単ではないかもしれませんが、

やっぱり、継承して言って欲しいと心から思います。



お箱家志ん茶さん

サッチの取材日記

八女に落語家が!!!いたーーーーーーーー!

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いやぁ、ほんとに驚きました。

かなりユニークな活動ですよね。

落語の出前とお茶講座。


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お箱家志ん茶さんこと室園周作さんは、

八女市蒲原にある大きくて綺麗なお茶屋さん

「室園銘茶」の若旦那。

日本茶インストラクターのライセンスもあり。

現在28歳!妻もち!


志ん茶さんのブログを見つけたスタッフが、

ぜひ取材したい!ということで、

今回お話を伺うことになりました。


で、この日はなんと、

その出前落語があるということで、

一緒に行ってきました!

場所は筑後市のとある公民館。

デイサービスを利用している

おじいちゃん、おばあちゃんがお客様。

総勢70名ほど!

落語の前には、講演があったり、ダンスがあったり、

結構盛り上がってます!


お隣の座敷が控え室になっていて、

そちらで私たちも待機。

お箱家志ん茶さんは、

自分で着付けをして、道具も用意しています。

えらいなぁ。

夏の着物に袖を通すのは、今回が初めて。

オーダーで作ったおニューです。

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(ちょっと手伝ってもらったり・・。)

ピシッと粋な色合いの着物ですねぇ。

よっ!お箱家~!


着付が終わり、会場内では我が部長が出囃子CD再生を任され、待機。

さぁ、音楽が鳴り出しました!いよいよ登場!!

と、なるはずだったんですが、

まぁ、違うものが入ってきたりして

なかなかうまく行かず(汗)

でも、そのゆるさがまたいい感じ。

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ハプニングもどこ吹く風で、

改めて志ん茶さん登場です!

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さぁ、志ん茶さんの落語はどうかな・・・

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どっかんどっかん!!!!

受けてますよぉぉぉぉ。


私たちも大笑い。

楽しい落語でしたぁ。


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その後行われたお茶の淹れ方講座も大好評!

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おじいちゃん、おばあちゃんに

笑顔をプレゼントした志ん茶さんでした。


普段は、室園銘茶でスーツを着ていますが、

落語のときとは、

驚くほどの雰囲気が違います(笑)


でも、おいしいお茶を淹れる所はおんなじ。

ぜひお茶屋さんにも行ってみてくださいね。


そして、お箱家志ん茶さんに落語出前を頼みたい!

という方も募集中だそうです。

お気軽に室園銘茶までどうぞ~。

八女本流とは?房の今里~提灯バッグ

サッチの取材日記

房・タッセルって、

今まで意識して見たことあまりなかったような気がします。

何気なく存在しながら、

装飾の役割を果たしている房を作り続けて

およそ100年の老舗「今里」に行ってきました。

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場所は、旧八女市の本町。事務所と、ちょっと歩いたところにある

ギャラリー(白壁の町家。昔はそこが作業場だったそうです。)で

色々とお話を伺いましたよ。


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お話をしてくださったのは、今里亨さんです!

今回は「八女本流」という、八女の伝統工芸の技を使って、

新たな商品を生み出そうというプロジェクトについての取材。


しかし、まずは房についてお聞きしたい!と思いまして、

今里さんに色々教えていただきました。

元々今里さんの房は、提灯の装飾として代々使用されてきました。

それは今でもそう。

しかし、それだけに留まりません。

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房は、色や素材、長さなどで変化をつけ、和にも洋にも使用できる優れもの。

アカデミー賞女優のナタリー・ポートマンが、

房=タッセルのピアスを身に付けていたことでも、

その使用範囲の広さを感じます。


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房には「房」という漢字が当てられていますが、

今里さんは「総」の方が作り手側から考えると相応しいとおっしゃってました。

へぇ。そうかぁ。束ねるんですもの、そうですよねぇ。

言葉って不思議。今となっては「房」でちゃんと形が思い浮かべられますもん。


今里では、房と「結び」も行ってらっしゃって、

これはどういうものかというと、お守り袋の口のところが

複雑な形で結んでありますよね、あれですあれ。

結び方にもいろいろありまして、

伝統的なものに、「総角(あげまき)結」「叶(かのう)結」と呼ばれる

結びがあります。

叶結びは、表が口の形に、裏にすると十の形に結ばれていて、

両方あわせると叶という漢字になることからこう呼ばれています。

普通、結んだら表も裏も同じ形になるそうな。

ほぉ、面白い。




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作業場にもお邪魔しました。

女性の方が中心になって、お仕事してらっしゃいます。

いろんな色や形の結びや房がありますねぇ。

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ちょいちょいって結んでます。すごいです。

どこの部分がどこにはまって、くるっとなって結ばれたのか・・・

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自分では絶対再現できません。はぁ、そんけーーーー。

作業場にいる方々意外にも、内職でこのお仕事をされている

女性の方々がとってもたくさんいらっしゃるとか。

八女の皆さん本当に器用!羨ましい!


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で、ギャラリーで見つけた叶結びのストラップ、

欲しいなぁと思っていたら、今里さんから

プレゼントしていただきました。

す、すみません。物欲しそうにしてたんでしょ、私・・・

ありがとうございました。

「結び目には神が宿る」と今里さんは教えてくれました。

叶う結びで願い事が叶うといいな。




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さて、八女本流ですよ!

これは、八女に息づく伝統工芸の技を終結し、

八女ブランドの新しい商品を生み出していこうというプロジェクトのこと。

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第1弾商品は「提灯バッグ」です。

かわいいでしょーーー?!

実は、今里さんにお話を伺った後、

実際に製作に携わった提灯屋さんに行って、

実物を見せていただいたんです。

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提灯の卸をされている内田醇(うちだあつし)商店の

内田和夫さん(写真右)が提案されて、

火袋を作る職人さんの高山英樹さん(写真左)に発注。

そして構想から2年、この提灯バッグが出来上がりました。

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ちりめん模様の布が提灯に覆われて透けてる感じが

個性的でとってもおしゃれ。

まだまだこれから改善していって、市場に出るまでには

もう少し時間がかかるようですが、

これからどんどん「八女本流」ブランドの商品が生まれるはず!

楽しみです!

内田さん、高山さん、お時間いただき、ありがとうございました!


皆さんぜひ八女本流のHPもチェックしてくださいね。

商品のラインナップやどんな職人さんたちが参加しているのか

見ることができますよ。

竹のさお、つり具の木下

サッチの取材日記

上陽町のほたると石橋の館に行く曲がり角に、

「つり具の木下」という看板があります。


なんでも、竹でさおを作る職人さんとか。

これはぜひお話を伺いたい!ということでお邪魔しました。

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木下雅春さん、よろしくお願いします!


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和竿(わかん)と呼ばれる竹で作られる竿は、

昔は誰もが使っていたのですが、今はカーボンだったり

グラスファイバーだったり、新素材で軽いものが主流。


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そんな中、木下さんは、お父さまから受け継いだ技を磨き、

竹の竿を作り続けています。竹は鹿児島から仕入れてるんですって。

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火山灰でやせた土地で育った竹は、強度が強いんだそうです。

そして現在は、全部が竹製のものではなく、一部を組み替えて使う方が多いそうです。

なので、木下さん曰く、竿のカスタマイズ用に竹でパーツを作ることがメインとのこと。


こだわり派の方は、竿一つにも妥協しません。

だって、関東、関西辺りからも発注があるんですって。

「ネットで探して見つけたんだと思う」と木下さん。

発注だけじゃなく、実際自分で作りたい!という訪問者も

一人や二人じゃないようで、木下さんの工房で、

「何人も教えたよ」とおっしゃっていました。


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実は私たちも、竹をまっすぐにする工程を体験させていただいたんですが、

火が強くて竹を動かしながらやらないとすぐに真っ黒け、

満遍なく火を当てて綺麗なあめ色にするなんてぜんぜん無理、

まっすぐってどこまでかよくわかんないし、

終わりどころがつかめません(汗)。

「すぐに出来たら、職人の仕事がなくなる」と木下さんは慰めてくださいましたが、

毎度毎度、自分の不器用さにがっかりですわぁ。とほほ。

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でもわぁわぁ言いながらのチャレンジ、楽しかったです!本当に!

ありがとうございました。


徳島出身の奥様とは文通で恋を実らせたという

釣り名人?!の木下さん。

これからも、伝統の技を使って、釣り人をうならせてくださいね!

ブログも楽しみにしています。



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つり具の木下
住所: 八女市上陽町上横山80-1
電話: 0943-54-2109
木下さんのブログ


サッチの取材日記

蛍といえば、上陽町。

だって、「ほたると石橋の館」という施設があるくらいですもの。

というわけで、今回取材させていただいたのは、

ほたるの養殖をしていらっしゃるという中島道雄さん。

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道雄さんのオアシス?!へ行って来ましたよ。

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10年かけて自然を活かして自分ひとりで切り開き、

10年くらいでほたるがたくさん出るようになったという「打越ほたる池」。

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わぁ、ワイルドーーー。


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ワンちゃんのお出迎え!鳥が来て

荒らさないように見張っているそうです。

立派な番犬!見知らぬ人が来たら吠えます。

だって仕事だもんね。でも慣れたら大丈夫。

そして道雄さんの言うことはちゃんときくいい子です。

山の中だから、へびに噛まれたりしませんように・・・


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さてさて、道雄さんは元々バスの運転手さんをしてらっしゃったそうで、

仕事の合間を縫って開墾作業を行い、

定年後はこちらで、生き物たちの相手をしているそうです。

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この打越ほたる池には、蛍のほかに、コイもいます。

結構たくさん!

その場で釣って捌いて食べたりすることもあるとか。

道雄さん、自分でコイ捌けるってすごいですねぇ。


実は、コイを育てるために池を作ったら、自然と蛍が出るようになって、

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蛍が好きなカワニナも増えてきて、現在に至っているそうです。


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菖蒲やカラーなどの花も植えられていて、

本当にここは、道雄さんの趣味がぎゅっと詰まった場所。

石垣も自分で積み上げたそうですから、半端ない気合です。


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で、マムシまで大切に。

焼酎に漬けるんですって。

道雄さん、一番楽しそうに笑ってました。うまいのかなぁ・・・。


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蛍の見ごろは、6月頭になりそう。

皆さん、お時間見つけて、ぜひ打越ほたる池へGO!

湿気があって、月明かりの少ない夜にたくさん光るそうですよ!



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打越ホタル池のホタル情報・アクセスはこちら


男ノ子焼の里へ

サッチの取材日記

男ノ子焼(おのこやき)の里は、タイムスリップしたかのような気になるほど

のどかで静かな場所にあります。

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葦葺きの屋根のどっしりとした存在感、

目の前に広がる田畑、

周囲を囲む木々、

飛び回る鳥の声・・・


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ちょっと感動ものです。


今回お話を伺ったのは、「男ノ子焼」という名前に興味を引かれて

男ノ子焼の里を訪れ、そのままそこで自分の作品を作りながら、

陶芸教室もされているという野田誓也さん。


私たちがお邪魔したのは、ちょうどお昼時。

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野田さんはスタッフの方と縁側でお弁当を食べてらっしゃいました。

いいなぁ、気持ち良さそう♪

あ、野田さん、お弁当食べるの急がせてすみませんでした。


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野田さんは、陶芸を始めて10年ちょっとということですが、

「まだまだ自分の思うような作品はできません」と

おっしゃっていました。

何事も「芸」は深いですね。

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男ノ子焼の里には、登り窯があり、

そこで野田さんたちは作品を焼き上げます。

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一度に500から700個の作品が焼けるそうですよ。

すごい!

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3つの釜が繋がっているんですが、

薪を使って火を入れて、それぞれ温度を見ながら作業を行います。

同じようにやっていても、出来上がる作品は毎回色の出方などが

違ってくるそうです。火も土も生きてるんですね・・・。


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約400年前に興り、300年ほど途絶え、またこうやって野田さんたちに

引き継がれて再興した男ノ子焼、昔と同じものを作るのではなく、

今の時代に合ったものを作っている野田さん、

これからもたくさんの生徒さんたちに、その技を伝授してくださいね。


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とにかく「たくさんの方に、気軽に利用してもらいたい」ということです!

まずはれんげまつりで足を運んでみませんか?

4月23日(土)24(日)の二日間開催です!



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男ノ子焼の里れんげ祭り
日時: 2011年4月23日(土)9:00~16:00、24日(日)10:00~15:00
場所: 男ノ子の焼の里 (八女市立花町北山1965)
問合: 男ノ子焼の里 (電話 0943-22-5432)

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竹工房てんごや

サッチの取材日記

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八女部部長と副部長が白壁ギャラリーに出かけた際に見つけた「てんごや」。

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ここは竹を使った工房で、コロンとした形の竹の椅子がとても座り心地がよくて、

機会があればぜひ番組で紹介したいと思っていました。


竹といえば、皮白竹の話題もあったように、

八女市では竹が増えすぎて問題になっています。

やっかいものの竹を使って何かできないかと考え、

新しいものを作り出していらっしゃるのがこの「てんごや」の染谷明さん。

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元々は千葉出身で、鹿児島の口永良部島に移り住み、そこで地元の方々が使っていた

「てんご」=「竹かご」を作り始めたのが、竹に触れたきっかけだそう。

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染谷さんが作る一人がけのチェアーは見た目も座り心地も最高!

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使っていくうちに、あめ色に変化するのも魅力の一つ。

使えば使うほど味わいが出てくるんだそうです。

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お手入れも「ナイロンたわし」でサッサッサっと埃を取るだけでOK。かーん単♪

欲しいなぁ、これ。

インテリア博覧会みたいなものに出展したら、すぐに売切れてしまうほどの人気。

でも今の作り方では量産できないため、ネット販売や世界進出ももうちょっとお預け。

もし状況が整ったら、八女から世界に竹の文化が広がっていくかも・・・

そう考えるとわくわくしますね。


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染谷さんいわく、「竹は今の生活スピードに合っている植物」だそうです。

杉やヒノキは大きく育つのに何十年もかかりますが、

竹は毎年どんどん出てくるし、加工もしやすく、手入れもしやすい優れもの。

竹を使った伝統工芸も大事だけど、

新しいものを作って、需要を生み出したいと熱く語る染谷さん。

そんな考えから編み出されたのが「椅子」でした。

和室にも洋室にも合うし、家庭には必ず椅子が置いてある。

需要は必ずある!と、形、大きさ、編みこみ方など、

細かくチェックしながら作り上げました。

今もまだ研究の余地はあるとのことで、

椅子の設計図を細かくイラスト入りで作ってらっしゃいましたよ。

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「絵はあまり上手じゃない」とのことでしたが、

いやいやこの質感を描けるってかなり上級者ですよ、染谷さん!


こうやって設計図を詳しく作るのは、

自分じゃなくても、技術を持った人が同じものを作れるようにするため。

染谷さんは、竹の未来と技術の継承をしっかり見据えてらっしゃいます。

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だけど、ただ同じものを作っていては面白くない、ということで、

椅子の形もいろいろ研究してらっしゃいましたし、いずれは竹で装飾された

バイクを走らせたい!という夢も。これは夢じゃなく、近々実現するはず。

染谷さん、出来上がったらぜひ教えてくださいね!

サッチの取材日記

私たち番組スタッフが昨年末に餅つきでお世話になった、星野村の村上喜美子さん。

今回は村上さんの活動をご紹介することになりました!

村上さんはとてもアクティブ!

そもそも出会いのきっかけは、サッチも参加した黒木町の森林セラピーでした。

同じ班になり、一緒に歩いているうちに、

植物のことにとても詳しい方だなぁ、茶道を通して韓国と交流してらっしゃるんだぁ、

いつか番組でご紹介できればなぁ・・・。と思っていたら実現!やった!


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現在は星野村のボランティアガイドや登山ガイドもなさっているんですが、

登山を始めたのは子育てが落ち着いた頃。

年に1回が月に1回、週に1回、ついには2・3日おき・・・

と登山の回数は増えて行ったそうです。

今でも月に何回かは登ってらっしゃいます。

すごいなぁ。体力あるなぁ。

極めつけはマチュピチュ。

ほんの数年前に挑戦したそうですが、

かなり高い場所にあるので、高山病になる方が続出する中、

「ちょっとむくんだりしたけど、ぜんぜん大丈夫だったよ」と、本当にお元気。

写真もたくさん見せていただきましたぁ。

今まで登った山で一番好きだったのは日本のアルプスだそうです。

北海道などにも行ったことがある村上さんが

一番よかったというんだから、きっととっても素敵なところなんでしょうね。

村上さんとお話をしていると、サッチも登ってみたくなりました。

アルプス・・・とは行かないまでも、星野村のカラ迫岳は・・・ぜひ、

村上さんのガイドで登ってみたい!

いつかは!(いつ?!)体力つけるためにまずは鍛えないと(汗)。


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そんな村上さんは、小学校で茶道の指導も行ってらっしゃいます。

取材をしたお家にも、ちょっとした茶室がしつらえてありました。

この茶道を始めたのが星野村に茶の文化館ができた頃なので、

平成6年からということになります。

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それがもう教える側になってらっしゃるというのがすごいですよねぇ。

しかもこの茶道を通して韓国の方々と交流も行っている・・・。

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韓国を訪問したり、あちらから星野村にいらっしゃったり、

お互いのお茶の文化を伝え合う交流は、もはや外交です!

とすれば、村上さんは星野村の外交官?!

こんなおばあちゃんに、私もなりたい!目指せ村上喜美子さん!がんばります!

なんともアクティブでグローバルな村上さんでした。


また会いに行きます!村上さん、ありがとうございました。

八女提灯の絵付け職人

サッチの取材日記

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皆さん、八女提灯は、生産量日本一!ってご存知でしたか?

江戸時代から始まり、現在まで脈々と受け継がれている伝統工芸ですが、

仏壇と同じように、提灯も分業制で製造工程は、

1. 火袋の製作 
2. 絵付け
3. 木地づくり
4. 漆の塗り
5. 蒔絵の製作
6. 仕上げ

と、大きく6つに分かれていて、それぞれが一つの業種として独立しています。

職人さんたちがそれぞれのパーツを平行して作っていき、

完成すると全体の流れを管理する提灯屋さんに集められて、

ここで製品に仕上げられるというのが基本的流れ。


今回は、2.絵付け職人さん、樋口孝一さんにお会いしてきました。

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実はこの日、霧と事故で、高速道路がとても混んでいて待ち合わせの時間に

少し遅れてしまったのですが、樋口さんは優しく迎えてくださいました。

申し訳ありませんでしたぁ。

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さて、町屋の中にある工房に入ると、作業場にたくさんの火袋(ひぶくろ)が並んでいました。

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火袋とは伸縮する提灯のボディの事で、八女提灯は1本の骨を螺旋状に巻いて

提灯の形にしていく、一条螺旋式で作られます。

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これに糸を掛け、糊を塗って絹を張って火袋が完成します。

この火袋に樋口さんが絵を描いていくわけですが、その図柄がなんとも素晴らしい!

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全く下書きなしで、山水画や美しい花々、

時にはトラなんていう動物やアニメのキャラクターなども描くそうです。

取材させていただいている間にも、手は動きつつ、先がいくつかに細く割れている筆を

使って、松の葉の部分をさささっと描いてらっしゃいました。

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本当にさささって感じ。

樋口さんが筆を入れていくと、ただの線がちゃんと松になっていくんだもの。驚きです!

この時の樋口さんは、先に他の部分が描かれている火袋に、松の葉だけ描いています。

実は同じ部分のみを連続して描いていく方法を「速描」(そくびょう)というんですが、

明治時代に編み出された技なんだそうです。

その技を継承しているのが樋口さん。

そして奥様の千鶴子さんもこの速描のお手伝いをされていて、

連係プレーで絵が仕上がっていきます。

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奥様にいたっては、まぁるい火袋には絵が描けるけど、

平面になると描けないとおっしゃっていました。

ある意味特殊技術ですよねぇ。

今、主流となっている2重になった提灯は、

色や柄に更なる趣が加わり、飾るのが楽しくなるかもしれません。

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(内側の火袋に描かれた雪山が透けて見えます。)


また、隠し絵なんかもありましたよ。

美しい絵の中に、こっそりクモがいたりてんとう虫がいたり、遊び心がありました。

「分かるかな?」

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(この中にクモがいます。)

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伝統ある八女提灯も、こんな風に進化しているんですねぇ。


サッチの取材日記

八女伝統工芸館には、番組が始まってから幾度となく足を運んでいます。

入り口を入って、まっすぐ進むと、それはそれは見事な仏壇があります。

大きさは日本一!

以前もブログでご紹介していますが、

今回取材に訪れた日には、この仏壇のすす払いが行われていました。

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一年の埃を払い、ご先祖に感謝をする年収めの行事。

若手の職人さんたちが叩きなどを持って、丁寧にすす払いをしてらっしゃいました。

仏壇のお掃除をしながら、金箔がはがれている所などをチェックして、

補修をしていくんだそうです。

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この仏壇がいつまでも美しいのは、こういう作業をされてるからなんですねぇ。


さて、今回インタビューをしたのは仏壇の宮殿(くうでん)部分を作ってらっしゃる職人さん、

大坪さんです。

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仏壇は、一人で全工程を行うのではなく、木地造り、宮殿造り、彫刻、金具造り、蒔絵、

そして組み立て部門と、大きく分けて6つの分業で出来上がるんだそうです。

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宮殿造りを15歳のときにお父様に弟子入りして、40年以上。

難しいところはないですか?という質問に、

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「今はないねぇ」

とさらりと答えてくださいました。

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写真を見ていただくとわかると思いますが、とにかく緻密。

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たくさんの木が組み合わさって、お寺の屋根の部分=宮殿が出来上がります。

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実はこれ、ブロックみたいにパーツを組み合わせて重ねてあるんです。

「やってみるね」と言われ、いくつかパーツをはずした後、元の形になるように

組み合わせていこうとしたんですが、まずどれがどこにあったのか全くわからず、

途方にくれる有様(泣)。

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結局、これはそこ、あ、それは逆、そしてこれは裏・・・など、

大坪さんにナビゲートしていただきながら、スタッフと二人がかりで完成。

ふーーー。これは大変な作業ですよ、大坪さん。

組み合わせるだけでこんなに工程が多いのに、そのパーツを一つの四角い木地から

切って削って彫って作っていくんですもんね。

正に「尊敬」の一言に尽きます。

「座って作業をすることが若いときは辛かったし、

何度家出しようと思ったか知れない」と話していらっしゃいましたが、

その苦労を乗り越えて、職人技を披露してくれている大坪さんに、

八女伝統工芸館で会うことが出来ます。ぜひ訪ねて行ってみてください。

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そして魔法の手から、宮殿が作られる様子をじっくりご覧ください。

仏壇を見る目が変わります。

無くしたくない、伝統の技です。


八女伝統工芸館のホームページはこちら

手づくりコマ、隈本コマの工房へ

サッチの取材日記

またまた八女の人に心打たれました。

取材に行く度に感じる、八女の方々の温かさ。

今回は八女の伝統工芸の一つ独楽の職人さんの工房にお邪魔しました。

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手づくりコマの工房は、現在ここ一つしか残っていない「独楽工房 隈本木工所」。

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隈本さんは、お若い頃に一度八女を出て、別のお仕事をしていらっしゃいました。

でも、ものづくりをしたい、そして何より八女で暮らしたい、

という気持ちから、お父様の後を継いだんだそうです。

このお話からも、八女の魅力が伝わりますよねぇ。

隈本さんは、伝統を引き継いでいくことの大変さや、

周囲の方々がいたからこそ今があること、そして50歳を越えてやっと自分に

素直になることができて、飾らず話すことが出来るようになったことが、

とても楽で心地よいともお話してくださいました。

気取らず、あるがままに。

その中から生まれる独楽や木のおもちゃたちは、

本当に温かく、優しい、隈本さんの人柄そのものです。

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出産祝いにぴったりのものや、インテリアになるもの、ピアスなんかもあります!

ピアスが超かわいくて、買ってしまいました(苦笑)

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耳に、独楽がぶらぶら揺れているって、なんとも味があると思いませんか?

そうそう、隈本さんは大のめだか好き。

ギャラリーの片隅に・・というか、だいぶスペースをとっていたのですが、

水槽がいくつもありました。

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それぞれ種類の違うめだかが入っているそうで、

お世話をすることが楽しくて楽しくて、めだかトークを始めたら止まらない!

という隈本さん。

「しゃべらんのがいいとよねぇ。意思表示ばせんけん、

全部こっちが考えて世話せなんでしょう。水の温度はこんくらいにしたらよかろかぁ、とか・・・」。

めだかのお話をする隈本さんの目が、きらきら輝いていてかわいかったです♪

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お話をしていて癒される、とっても素敵な職人さん、隈本さんでした。

暮れのお忙しいときにお邪魔して申し訳ございませんでした。

そして、素敵な時間をどうもありがとうございました。

この模様は2011年1月1日の番組で紹介します。

星野焼、源太窯へ行ってきました

サッチの取材日記

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星野村の本星野という地区に、源太窯はあります。

秋色に染まった景色の中にひっそりと「源太窯」という看板が見えてきました。

看板からも、その人柄が伝わってくる感じ。

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さぁ、いよいよ山本源太さんとご対面です!

お会いする前に、源太さんの著書「土泥棒」と「蛇苺」を読んでおきたいと思い、

星野支所の方に探していただいて、この日に備えていたサッチ。

著書からにじみ出てくる激しい部分と優しい部分。

源太さんの繊細さが伝わってきて、柄にもなく少し緊張しておりました。

しかし、いざお会いしてみると、なんとも穏やかで、暖かい方。

源太さんは、焼き物に魅せられ、星野に魅せられ、43年目だそうです。

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そんな源太さんが作る作品は、暖かくて、柔らかくて、

土が、自分が焼き物に生まれ変わったことを喜んでいるみたい。

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奥様に出していただいたお茶とナツメと栗(とってもおいしかったです♪)が

のっていたのも、もちろん源太さんの器。食べ終わった後も、

器を見て楽しめるって、なんて贅沢なんだろうって思いました。


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そして、焚き火を前にお庭でインタビュー。

素敵な木製のベンチがあって、そこに並んで、パチパチ木の爆ぜる音を聞きながら、

穏やかな雰囲気でお話を聞くことができました。

それにしても、久しぶりに焚き火に当たったなぁ。懐かしい。

本星野の時が止まったかのような町並みと、

源太さんと奥様の優しいお人柄に触れ、

なんとも言えない、豊かな気分になれたサッチたち3人。

こんな生活もいいなぁ。

源太さんに許可をいただき、詩集の一番初めに出てくる詩を掲載します。

この詩を読んだ、福岡の詩人「丸山豊」さんが、源太さんを星野に呼んだんだそうです。


「火夫」

扉は閉ざされた

ぬりこめた泥を最後に

釜内(かま)の器はもはや

誰のものでもない

小さく願うのではなく

まして突き放したわけではない

火を入れてうずくまり

火が火の力で熟れるのを待つ

風はやみ想念は消え

ただ薪のはぜる音を聞く

火は火を呼んで燃え盛り

みよ煙は紫にたちのぼる

そのときだ土が柔らむのは

器は火を食らい

型を崩さず火に溶ける

衣を太古へ脱ごうとして

土が耐えているとき

もう内(なか)をのぞかない

手にとれそうで犯しがたい

みづからにひきこもる器との

なんと透明な間隔


手すき和紙&和太鼓に挑戦!

サッチの取材日記

今回まず最初に訪れたのは八女伝統工芸館。

ここには、八女に伝わる伝統工芸が一堂に揃い、
それぞれの職人さんたちの実演風景を見ることができるんです!
これはかなり貴重な施設!!!

仏壇、提灯、独楽、竹細工などなど、館内には実演で作られたものなどが
その場で販売されていて、その技を満喫することができます。

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この仏壇、見て見て!!
おっきすぎて、なかなかフレームに入りません(汗)
日本一の大きさなんだそうです。ここでしか見れませんよぉ。

さて、その数ある伝統工芸の中から今回スポットを当てたのは、手漉き和紙の世界。

この日は、小学生の子供たちが社会見学として手すき和紙で
はがきを作る体験を行っていました。なかなかの手つき。うまいうまい。
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はがきとは言っても、文字を書くスペース作ってないね(汗)
そこがなんとも自由でいい感じ。

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サッチはと言えば、八女伝統工芸館手すき和紙担当の小野さんに教えていただきながら、
少し大きめの簀でトライ。ううううう、難しい。水が掬えない(泣)。
不器用にもほどがあるって感じですが、やっぱり職人さん、小野さんはかるぅく
スマートにゆるぎなく簀を動かしながら和紙を作っていきます。

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小野さんは、和紙の世界に目覚めて5年。
伝統工芸館でお仕事をするようになって、まだ2年弱なんだそうです。

「一人前になるにはどれくらいかかるんですか?」
という問いに「10年と言われています」と答える彼女。
そんな厳しい世界に、若い女性が飛び込んで、不安はなかったんでしょうか?

サッチ:「これからの夢、目標は?」 

小野さん:「無理なく続けること」

うーーーん。なるほど。無理して長く続かなければ意味がない世界。
じっくり腰を据えて、一つの道を突き詰めていく、素晴らしいことですよね。

小野さん、貴重なお話、ありがとうございました!

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続いては、星野村。初上陸です。星野村。なんてきれいな名前の村なんでしょう。
その名のとおり、とってもきれいな場所でした。自然と共存している村人たちの暮らし。

初めてなのに、どこか懐かしさを感じました。周囲を山に囲まれた星野村にある、
美しい風景。棚田、降るような星空。一日ゆったり過ごしたくなります。

この村で、11月13日、14日の二日間にわたって行われるのが「八女 星のまつり」
なんと言ってもメインは14日の和太鼓フェスティバル!
九州各地から技自慢の和太鼓チームがやってきます。地元のチームも負けてられません!

ということで、「御良八幡太鼓」の練習風景を覗きにいきました!

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うおぉぉぉぉぉ。すごい音!耳がビンビン鳴ってます。体中に振動が響きます!
汗を流しながら太鼓を叩く男たちのなんと勇ましく、かっこいいこと!

このかっこよさを体験したくて、サッチもトライ。
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・・・なんとも、残念な感じ・・・しょぼん。
今回は、何事も鍛錬が必要だと感じた取材でした。

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このみ園と旭座人形芝居の歴史探訪

サッチの取材日記

今回は八女・福島地区を取材してきましたよ。
といっても、散策する時間がなくて、このみ園のみ・・・。
残念。

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許斐(このみ)さんにインタビューです。

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許斐さんに貴重なものを見せていただきましたよ。
それは、ご先祖様が書いてらっしゃった日記。

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万年質でとっても几帳面に記されていました。
毎日何をやって、どんな天気で、どんな行事があって、と細かく書いてあり、
過去を紐解く貴重な資料となっています。

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ん?

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「本日脱落ス」

たまぁにこんな一言のみで終わっている日記もあったりして、
その人となりが伝わり、和めましたぁ。

歴史ってサッチは大好きなんですが、皆さんはいかがですか?
そういった意味でも、白壁ギャラリー、とっても楽しそう♪
歴史好きの方、雑貨好きな方、おしゃれ好きな方、お勧めです!
その他にも体験ものがたっくさんありますし、
かつてお嬢様だったスナックのママたちの写真展なんていう
ユニークな展示会も行われますよ。
ご家族と、お友達と、みんなでワイワイ言いながらぜひ
福島地区を堪能してください!




打って変わってこちらは旭座人形芝居。

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黒木地方に代々伝わる人形浄瑠璃なんですが、
人形の使い手の方々が、なんとも素朴でかわいいのです。
普段は農作業などのお仕事をしてらっしゃるんだろうなぁ、
なんて思いながら練習風景を眺めていました。
yame11.01_10.jpgのサムネール画像

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でも、人形を持つと、どこかにスイッチが入って、
「伝統芸能を継承する人々」になるんですよ。

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いやぁ、すばらしい!無料だなんて、いいんですか!って感じです。


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私のこの様にならない姿、やっぱり長年使ってきた皆さんとは比べようがありません。
それにしても、生の三味線と太夫の語り、聞きたかったなぁ・・・。
11月3日、まだ予定を決めていないという方は、旭座人形芝居会館にGO!
13時半開演ですよぉ。

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