「うちは毎年もちを1斗つくよ」
というのは星野村の村上さん家のお話。
1斗って10升ですよね!
「つきに来る?」というお誘いに早起きして出かけた私たち。
年末の雪が降る中、おじゃましてきました。
臼と杵でおもち、ついたことありますか?
今日の先生は、村上喜美子さんとその息子さんです。
早速、杵つきのいい音がしています。
サッチさんも挑戦です。
昔とった杵柄、、という感じでもなさそうです(笑)。
「こうかしら?」
女子部部長もつきます!
「おりゃー」
うすの中心を狙うのが難しいんです。
ひっくり返す方も、意外ともちが重たくって、こりゃー腰にきます。
教えてもらいながら、なんとかもちになりました。
つきたてはピカピカツヤツヤできれい☆
つきたてを大根おろしとしょうゆで食べます。
大根の辛味ともちが絶妙のマッチングです!
さて、ついた後はスピードが命。もちが硬くなる前に丸めます。
お母さんはお鏡用を、私たちは丸もちを。
こねこね・・
こねこね・・
親指と人差し指で作った丸から、にゅっとモチを出してちぎります。
早くもコツを掴んだ部長(上左)。
喜美子さんの孫、タイチくんもお手伝いです。
タイチくんは、つきたてのもちが大好きだそう。
じゃーん
七輪で焼いて、
今度はきなこもちです。
つきたてのおもちって本当に違うんです。
やわらかくってスルスルっと食べちゃいました。
もちってこんなにおいしいの!ともち再認識。
そしてお母さんが取り出したのは、
パカッ
よもぎーーーーーーーー!!!!
蒸していっしょに入れちゃいます。
すごい!よもぎもちになってきてます!
きれいなよもぎ色のおもちも七輪へ。
ほのかなよもぎの香りがしておいしかったですよ。
いやー、臼と杵でつくとこんなに違うんですね。
本当にごちそうさまでした。
村上さんちでは、毎年こうやって新年を迎えるのだそう。
「孫が毎朝、ストーブでもちを焼いて学校に行くの。
機械でついたのより、どうしてもこっちのがおいしいからねぇ」と喜美子さん。
実はそれって、すごくぜいたくなことですよね。
うらやましい。
副部長(゜〇゜)ノ