かずよの取材日記
八女市矢部村では、7年前から「山村留学」を行われています。
「山村留学」とは、子供達が一年間親元を離れて矢部村で生活を送り、
地元の小学校に通いながら村の自然や文化体験など、様々な経験を積む教育活動のこと。
さてさて、どんな留学生活を送っているのでしょうか?
まずは、留学生が通う「八女市立 矢部小学校」へ行ってきましたョ。
入り口には、木彫りの位置情報が・・・
標高330m(!)
山と川に囲まれた大自然の中に学校があります。
校長先生と野崎先生にお話を伺いました。
全校生徒75名、一学年10名前後の矢部小学校では、皆がリーダー、皆が主役!
表に出て発表する機会も多く、ひとりひとりに役割があるので、
一年の間に責任感が生まれ、自信に満ちた表情に変わっていくんですって。
また、学校の行事だけでなく、
田植え、お茶摘み、竹の子掘り、川遊び、稲刈り、野菜の収穫、山登り、しいたけ菌打ち、雪遊び等も体験し、村の四季を五感一杯に感じるんです。まさに矢部村ならでは!の貴重な体験のオンパレードですね☆
次に向かったのは、留学生が暮らす「山村留学センター おおそま自然の家」。
古民家を改装したお家に、今年は5名の子供達が暮らしています。
ここでは、自分のことは自分で!が基本。しかもゲームも無くテレビも観ない生活(!)
大丈夫かな?と思いきや、そんなことはみじんも気にしていない様子で、むしろ読書好きになる子が多く、意外な効果に先生方もびっくり。村の子供にも見習ってほしいぐらいです、とおっしゃっていましたョ。
とにかく、みんな元気いっぱいッ!!
笑いが止まりません(笑)
でも、マイクを向けると、照れながらも真剣に考え、
山村留学の感想などを話してくれました。
お気に入りポイントは色々あれど、みな口を揃えて
「来て良かった!」って☆
親元を離れるのは初めてだし、知らない場所だし、友達が出来るか心配だし・・・
不安が無かった訳ではないけれど、そんな心配はスグに解消されたそうです。
「子供達が大人になり、いつかこの生活を思い出した時を思いながら向き合っています」
と語るのは、指導員として寝食を共にする、地吉沙織(じよしさおり)さん。
ここでの生活は子供達の顔を見たら一目瞭然、ぜひ見学に来て、とおっしゃっていましたョ。
地吉さんにインタビューしている間も、
ミンナ離れません(笑)
そして・・・
マイク機材にも興味津々!
こんな風に、留学生にとって、見るもの聞くもの出会う人、全てが刺激的で、言葉では言い表せない多くのモノが心に刻まれるんでしょうねぇ。
そんな子供達を見ていると、いつか親になったら子供にぜひ経験させたいと、
私の心も動かされた「山村留学」。
だって、それぐらい子供達の目がキラキラ~と輝いていたんですもの♪
もっと詳しく知りたい、と思った方は、説明会にご参加くださいね。
【矢部村山村留学 説明会】
日時: 平成24年2月19日(日)午後1時30分~
場所: 八女市立矢部小学校
問合: 杣の里山村留学推進会(矢部小学校内)(電話:0943-47-2063)
■杣の里山村留学生募集■
■杣の里山村留学推進会 ■
後日、地吉さんからこんな写真が届きました。
楽しそ~☆
やっぱり子供はこうでなくっちゃ(o^∇^o)ノ
タカクラカズヨ