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生産者をたずねての最近のブログ記事

牛島製茶さん

かずよの取材日記

新スタッフで臨んだ記念すべき最初の取材先は
「深蒸し茶専門店の牛島製茶」さん。

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お店に到着し車を降りた瞬間、ふわ?っとお茶の香りが。
「これが八女のかほりね」と、感激!?しながら店内へ進むと、
専務である牛島啓太さんが、さわやかな笑顔で迎えてくださいました☆

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そしてまずは、本店近くのお茶の製造工場を見学。
蒸して→冷やして→乾かして→揉んで→乾かし→形を整え・・・・
店頭に並ぶまでにはこんなに多くの工程があったんですねぇ。

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牛島製茶と言えば通常より長時間蒸して作られた「深蒸し茶」。
他にも浅蒸し(あさむし)・中蒸し(ちゅうむし)があり、
蒸す時間により呼び方も変わるんだそうです。


そして、店内にはお茶のスイーツも♪

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カステラ・バームクーヘン・羊羹etc..どれも美味しそ?☆

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私たちもカゴをもち買い物(笑)

特に「玉露ようかん」は、玉露の味や香りが
ふんだんに感じらる1品でしたョ♪

そして裏メニュー的オススメは「玉露せっけん」。
泡立ちがよくて、とってもやさしい洗い上がりで、
敏感肌のワタシでも気持ちよく使えました。

肌のトラブルが起りやすい季節の変わり目、
ぜひお試しあれ☆

お茶屋さんは敷居が高くなんとなく入りづらい・・・
そんなイメージを払拭し、若い方にも気軽にお茶を楽しんでほしい!
と、熱い胸の内を語ってくださった牛島さん。
(牛島さんのブログもどうぞ)

その場の一つになればと、和カフェ「Leaf Heart」も展開。
深蒸し茶や抹茶ラテをはじめ、八女抹茶パフェやあんみつなどがいただけますョ♪

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牛島製茶で本格的な八女茶デビュー!はいかがですか。

牛島製茶さん、ありがとうございました☆


タカクラカズヨ

赤いキウイ、レインボーレッド!

サッチの取材日記

立花町はフルーツがおいしい!
中でもこれからの季節にお勧めなのは・・・
キウイフルーツ!

立花町の山手を車で走っていると、
キウイの畑をたくさん見かけます。
葉っぱが大きくて、色がダークグリーンなので、
すぐわかりますよ。

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実は立花町、
キウイの産地として日本有数。
しかもとってもおいしい品種
「レインボーレッド」を出荷していることで有名なんです。

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実の中心部分が綺麗な紅。
その周囲はほんのり黄色。
糖度が18度から19度と
よく食べるキウイより3度から4度高く、
かなりあまーーーーい。
同じ立花町にある大道谷の里で
中島加代さんに食べさせていただいたことがあるんですが、
ほんとに驚くほど甘くてびっくり!



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今回はこのレインボーレッドを作っている
塩塚義治さんにインタビュー。
塩塚さんの車について、畑まで連れて行ってもらいました。

またまた狭い山道。
がたがた揺られながら到着したのは、
あたり一面キウイ畑!
その広さ、6000平方メートル!
これでも塩塚さんは「まだまだ狭いですよ」とおっしゃいます。

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強い日差しも、ここに入ると涼しい気がするなぁ
なんてちょっと思いましたが、
畑作業、毎日一人でされているそうですよ。
木の丈が低いので、
腰をかがめながらの作業、しんどそう・・・。
お疲れ様です。

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JAに勤めていた塩塚さんが、
本格的にキウイ農家を始めたのは12年前。
「大変じゃないですか?」と伺ったところ、
「農作業の方が楽しいですよ」とのこと。
そうかぁ。
手をかければそれに応えてくれるキウイ。
かわいいんでしょうねぇ。

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9月下旬から収穫が始まり、
10月頭には店頭に並ぶ
レインボーレッド。
ぜひご賞味あれ。

キウイのイメージがかわります!

塩塚さん、畑の隙間にゴーヤやきゅうり、
トマトやシソを植えて育ててらっしゃいまして、
なんと、もぎたてゴーヤをいただいちゃいました。
しかも、早い時期に採れるという栗も
収穫して持ってきてくださいました。

塩塚さん、ありがとうございました!


ホクトの工場見学

サッチの取材日記

サッチ、何を隠そう、大のきのこ好き!
きのこなら何でも大好きです。

今回の取材は、そのきのこが
育って出荷されるまでを見学できるということで、
かなりテンションアップ!

お邪魔したのは、八女市に工場が3つあるという

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♪きのこ、のこぉのこ、げんきのこ♪
でお馴染み、
「ホクト株式会社」。

昨年10月から出荷が始まったばかりという
真新しい工場で、見学&取材開始。

まずは課長の坂田さんと所長の栗原さん、
管理栄養士の保坂さんに案内していただき、
きのこの成長過程を見学です。
こちらの工場では、ブナシメジを専門に作っているそうです。
毎日11万株ものしめじちゃんが出荷されているとか。
ひゃーーー、すごすぎて想像つかない。
山口県以西に出荷されているということです。

?1.牛乳瓶みたいなのに肥料(コーンコブミールという独自の肥料)をいれ、
2.殺菌したところできのこ菌を植えます。
3.これを培養室でしばらく育て、芽出し室という
ベルトコンベアが何段もあって、
室温や湿度がコントロールされているお部屋に入れます。

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これは、「秋の森と同じ環境」だそうです。
なるほど・・・
きのこの旬は秋、ですもんね。
4.そして大きく育ったら収穫!

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収穫したら、どんどんパックに詰めて、箱に入れられていくんですが、
その一連の流れを、見学通路から眺めることが出来ます。

別に、工場フェチというわけではないのだけれど、
ブナシメジが機械でうまいことパック詰めされている姿を見ていると
かわいくてかわいくて。思わずにんまりしちゃいました。
そして、結構手間隙がかかってるんですよ!
しかも、この上なく清潔が保たれています!
見学途中でチャイムがなり、
工場内で働いている人たちが
いっせいに粘着テープコロコロで、
お互いに埃などをとりあいっこを始めました。
定期的に行うそうです。
徹底してますね。

雑菌や埃などが入らないように、
細心の注意が払われているのがよぉくわかりました。

スーパーで売られているのを見るだけではわからないもんですねぇ。

見学は無料で行われているので、
興味のある方、ぜひご予約の上、出かけてみてください!
なかなかおもしろいですよぉ。


キャラクターたちもかわいいですよね。

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エリンギ君、マイタケちゃん、ブナシメジちゃん、
ブナピーちゃん、ホクト君。

イラストが書いてあるトラックを見ると、
思わず振り返るほどのキュートさです。

八女の町には、3つの工場があるので、
トラックを見る機会も多そうですね。

毎日しめじを見ながらのお仕事、
大変なこともあると思いますが、
ちょっとだけうらやましいサッチでした。

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今回は、お忙しい中、
栗原さん、坂田さん、保坂さん、ありがとうございました。

最後に、ホクトのHPでは、
おいしいレシピもたーーーっくさん掲載されています。
要チェック!



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八女産にんにく!

サッチの取材日記

にんにくって常にキッチンにあるので、

いつが旬なのか全く知りませんでした。

が、調べていくと、6月・7月が旬とのこと。

そしてなんと、八女市立花町には、そのにんにくを作っている

農場があるじゃないですか!


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というわけで行ってきましたよ、松尾農園。

入り口にある、にんにくの木彫り。

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松尾さんのお友達からのプレゼントだそうです。

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さて、こちらが代表の松尾高生さんです。

お父様の後を継いで、全く違うお仕事から農業への転身。

大変だったと思いますが、お話を聞いていると、

周囲の支えもあり、楽しみながらやってらっしゃる

というのが伝わってきました。


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さて、残念ながらにんにくの収穫は終わっていたので、

畑にあるにんにくは見ることが出来なかったんですが、

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倉庫には!山のように!!!すごい量です!

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一箱約20キロ入っていて、全部で3000箱ほどの収穫高。

わお。

だからでしょうか、辺りにはにんにく独特のにおいが漂っています。

にんにくシャワー。


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収穫したものを乾燥させて、

手作業で茎の部分と根っこの部分を切り取ります。

作業員さん、ご苦労様です。


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松尾さんたちが作ったにんにくは、生協か一部の健康食品店でしか

買うことが出来ません。

が、松尾さんが考案したにんにくドレッシングは

道の駅たちばななどで販売されていますよ。

サッチも買ったことがあるんですが、

お肉を炒めるときに使ったり、

お豆腐にかけて食べたり、

野菜炒めの味付けに使ったり、

パスタソースにしたり、

いろいろ使えます。


お勧めですぅ。

http://www.ninniku.jp/


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若手の皆さんで、農業の未来を切り開いていく!

そんな意気込みを感じる松尾さんでした。

八女のこれからが、また楽しみです!


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そしてそして、たくさんにんにくいただいちゃいましたぁ。

ありがとうございます!

松尾さんお勧めのあれ、試してみますね。


皆様、お勧め調理法は番組でチェックしてください!



棚田で田植え

サッチの取材日記

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6月、田植えのシーズンです。

八女の棚田にも水が張られ、

準備が進められています。


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そんなお忙しい中、

星野村の柴田雅博さんの

棚田にお邪魔しました。

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そう。田植え体験です!!!

小学校の体験学習以来じゃないかなぁ、田植え。

懐かしい~。


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柴田さんの娘さんは、八女市役所にお勤め。

私たちとも山に一緒に登ったり、

仲良くさせていただいております。


柴田さんのご両親にお会いして、

しかも田植え体験をさせていただけるとは、

ありがたい。

お世話になりますぅ。


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棚田は面積が狭いので、

田植え機を入れるのも、ちょっと計算が必要。

田植え機が入るような道は、片側にしかありません。

だから、行って戻ってを繰り返して、

最終的にきちんとその道がある側に戻ってこないといけないわけです。

そこで雅博さん、田植えを始める前に「・・・・・・」しばし瞑目。

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おもむろにスタートを切り、ちゃんと戻ってきました!さすが!!


私たちは、機械を使うのは難しいだろうということで、

田植え機で植えられず隙間が開いてしまったところに手植えをする

お手伝いをさせていただきました。

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こちらはお母さんが担当。

コツを教えていただき、さぁ、田んぼへ入りますよぉ。

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ひゃーーー、うまるーーー。

足が抜けないーーーー!!!

びっくりするほどぬかるんでいる田んぼ。

隙間ポイントに行くのも一苦労。

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そこから少しずつ移動しながら隙間を埋めていくんですが、

熱いし、照り返しもあるし、中腰作業だし、足は抜けないし、

なかなかの重労働。

お母さん、ご苦労様です。

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この日は、市役所の柴田さんももんぺ博覧会で購入した

もんぺを穿いて一緒にお手伝い。




いい経験をさせていただきました。ありがとうございました!

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美しい棚田の風景、守って行きたいと、改めて感じました。


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因みに、雅博さんの本業は木工職人。

家具を作ったりされているそうです。

今度そちらの工房にもお邪魔させてくださいね。


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棚田で田植え体験してみませんか?(茶のくに八女 奥八女ホームページ)


みるく畑くりやまのアイスクリーム

サッチの取材日記

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皆さんは、乳搾り、したことありますか???

サッチ、長年(?!)生きてきましたが、

まだやったことがありませんでした。

なので、今回の取材はとっても楽しみにしてたんです。


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訪れたのは、黒木町本分にある「みるく畑くりやま」。


皆さん、どっかで聞いたり見たりしたことあるかもしれないですね。

実はこちらの牧場では、絞りたてのおいしい牛乳を使った

アイスクリームの製造・販売もされてるんですよぉ。

作ってらっしゃるのは、牧場のオーナー栗山里美さん。


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里美さん、アイスクリームが大好きで、

ついには自分で作るまでになったというつわものです。

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ほぼ毎日一人でアイスクリーム作りをされています。

フレーバーも色々あって、試食させていただきました!

じゃーーーん。ミルク、バニラ、八女茶。

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うーーん。どれもおいしい。牛乳がほんとにおいしいんでしょうね。

もちろん甘いんですが、さらりとしていて、ぺろりといけちゃいます。

八女茶も無農薬にこだわっている農家さんから仕入れてらっしゃるそうで、

素材選びも里美さん、抜かりありません。


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季節によって変わるフレーバーは、

だいたい10種類くらいあるとのこと。


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さぁ、いよいよ牛さんとご対面!

牛舎は里美さんのお父様が、跡継ぎになる里美さんのために建てた50年もの。

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「古いでしょ?」と里美さん。

お父様の愛情がしっかり詰まった牛舎で、

毎日牛のお世話をしているって、素晴らしいことですね。

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里美さんの息子さんもがんばってらっしゃいましたよ。


そしてついに、搾乳体験!!!!

一番大人しくて優しいというこの牛さんにお願いします。

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「ありがとう、よろしくね」と声をかけて、いざ!!


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乳首の部分は、皮膚です、皮膚。

手にすっぽり収まる大きさで、

ほんのりあったかい。当たり前ですが「生きてるんだぁ」と感動。


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おっぱいの付け根の部分から

指を一本一本絞るように握っていくのがコツ。

で、でたーーーーー!

意外に上手?私???


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絞りたてを一口。

わぁ、甘い!!!

全然臭くない!もっと癖があるかと思ったんですが、

すごくおいしかったです。

牛さん、そして里美さん、ありがとうございました。


これで作ったアイスクリームが、

おいしくないはずがない!

黒木町の「藤の里」や「グリーンピア八女」などで販売もされていますが、

お取り寄せもOK!

詳しくはHPをご覧くださいね。生キャラメルもおいしかったですよ。

みるく畑くりやまのホームページ

次は何食べよっかな。



八女の紅茶

サッチの取材日記

この番組を始めて、お茶屋さんに行く機会が格段に増えたサッチ。

そのお茶屋さんで売っているのは、緑茶はもちろんですが、

よく見かけるのが「紅茶」です。

和紅茶、皆さんも聞いたことがあるでしょうか?

ネットで調べると、サミットなんかも行われたりして、

和紅茶人気は、どんどん広がっているようなんですが、

八女でも紅茶を作っているお茶屋さんが意外に多いんです。

そこで今回お話を伺ったのは、上陽町でおぼろ紅茶を作っている久間正大さん。

実は、番組が始まってすぐの頃、プレゼントで利用させてもらってたんですよねぇ。

縁を感じるなぁ。


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久間さんのお店は「おぼろ夢茶房」と言って、

ふるさとわらべ館のすぐそばにあります。

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ログハウス風の作りで、中にはお父様が作ったという

たくさんのフクロウの木彫りが飾られていました。

そこで早速、久間さんが淹れた紅茶をいただきましたよ!

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「お湯を入れてから結構長く置いてたんですが・・・」とのことでしたが、

ぜんぜんエグ味がなくて、おいしい!これが和紅茶の特徴なんですね。


おぼろ夢茶房の裏手に、紅茶を作る作業場があるんですが、

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その途中に、おっきなワンちゃんが!!!!

ピレネー犬?!なのかしら。人が大好きみたいで、

大きな体で突進してきそうな勢い。元気いっぱいの腕白君でした。


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そして久間さんの茶畑にも連れて行っていただきました。

いろんな種類の茶木を育ててらっしゃいましたよぉ。

久間さんは30代前半の若手生産者。紅茶を作り始めたのは、4年前でした。

紅茶にいいと言わる「べにふうき」という茶木が育ち

収穫ができるようになったからとのこと。緑茶は作ってきたけれど、紅茶は初めて。

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ゼロからのスタートでした。

そう言えば茶房の中には、勉強したんでしょうね、紅茶の本がずらりと並んでいて、

本当に一人で挑戦してきたんだなぁ、と感じました。


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一人だから、たくさんの量は作れないけれども、

その分、手作りの温かさが伝わります。

パッケージのデザインは、久留米の画家青沼茜雲(あおぬ ませいうん)さん作。

おぼろ大橋やうさぎさんが描かれていて、

ふんわりした雰囲気がとってもキュート。



久間さんは、たくさんある茶園の中でも、

自分のところ独自のものを作り出したいという気概を持っていらっしゃいました。

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おぼろ夢茶房といえばこれ!というものを

どんどんアピールしていってくださいね。

応援しています!


トンネルの焼酎、後藤酒造場

サッチの取材日記

大藤まつりのときに、酒蔵開きを行う黒木町の老舗の酒蔵「後藤酒造場」は、

1677年にこの地に移転。それが3代目のときということですから、

ざっと400年以上は続いている酒蔵さんです!すごいですねぇ。

建物も、内装は変えたりされているそうですが、

外装は江戸時代のまま。

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仕込み蔵の天井には、ながいながーーーい梁が何本も通ってました。


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今回お話を伺ったのは、13代目の後藤和幸さん。

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ロマンスグレーで優しい語り口の後藤さんは、

気さくで笑い声も穏やかで素敵な方でしたよぉ。


後藤酒造場の蔵は、ほのかに甘いお酒の香りが漂います。

お酒が弱いサッチは、これだけで酔っ払ってしまいそう。

でも、後藤さんいわく、日本酒はお肌を潤してくれるそうです。

へぇ、知らなかったぁ。

だから藤原紀香さんは日本酒風呂に入るんですね、きっと。


そしてそして、トンネルですよ、トンネル!

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ここは、国鉄矢部線で実際に使われていたもので、

全長441mの中に、ずらーーーーーーっと甕が並んでいました。

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このトンネル、実は焼酎の貯蔵庫として利用されているんです。

後藤酒造場だけが使用しているわけではなく、

9つのメーカーさんたちが共同で貯蔵庫にしています。

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ただし、入れられるのは「古久」という名の付いた焼酎のみ。

9つのメーカーがそれぞれ工夫を凝らして、

同じ「古久」でも、味わいの違うものが作られているそうです。


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大藤まつりの時には、それぞれ試飲もできるそうなので、

お酒好きの方は、飲み比べてみて!


因みに、このトンネルに最初に入れたのは平成4年の11月。

後藤さんは、再来年、平成25年に「20周年記念古久」の発売を

予定しているそうですよ。

20年前の古久を残しているメーカーは、恐らく後藤さんのところだけとのこと。

これはプレミアものですねぇ。


インタビューを終えて、「黒木町で最初にできたエレベーター」という

後藤酒造場のエレベーターに乗って、3Fの屋上へ!

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眼下に大藤が見え、目を上げると城山公園の桜が見える、

なんとも絶景スポットでした。


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八女黒木大藤まつり
日にち: 2011年4月16日(土)~5月初旬
問合: 八女市役所 黒木総合支所 (電話 0943-42-1115)

本格焼酎「古久」のトンネル貯蔵庫が開放されるのは、4月23日(土)、24日(日)です。

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八女の電照菊

サッチの取材日記

昼間はよく見るハウス。

夜になると一変、不夜城と呼ばれるほど幻想的な風景に。


八女市の夜の観光スポットにも取り上げられるほど、

たくさんある、電照菊のハウス。

今回は、電照菊を作っていらっしゃる坂田さんを取材させてもらいました!

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30代のワイルドなイケメン、坂田さん。

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身長も180cm以上で、学生時代はサッカーをやっていたそうで、

思わず目がハートに★

って、いやいや。

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気を取り直して・・・いくつかある坂田さんのハウスの中でも、

福岡で開発された「雪姫」という品種が育てられているところに案内していただきました。

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まだつぼみは小さくて、お花が咲いているところは見れませんでしたが、

真っ白で、大きくて、花びらの数が多くて(なんと300枚!)、

風格があるお花なんだそうです。

ブライダルのブーケなどに使われることもあるそうですよ。

和装の時のヘアアレンジとかにも良さそう・・・と個人的に思いましたが、

菊って本当にゴージャスですよねぇ。

インタビュー後に、「咲いている菊も見ましょうか」ということになり、

別のハウスに連れて行ってもらいました。

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(まだちょい咲きです)

「ここは、俺のハウスじゃないんだけどね」って、えええええ、入っていいんですか?!

「よかよか、花も持っていっていいよ、言っとくけんが」。

そ、それはちょっと・・・なんていう会話を交わしながら、何種類か植えられている

そのハウスの中で写真を撮ったり。

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(ピンポン菊、かわいいですねぇ。緑の菊も素敵。雪姫開くの楽しみぃ。)

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見て回ったりしていると、当のハウスの持ち主の方、丸林さんがいらっしゃいました!

す、すみません、お邪魔しています。と恐縮する私たち。

しかし坂田さんは「菊ば何本かもらってよかろか」だって。

もうもう、本当に大丈夫です、申し訳ないです・・・

と言っている間に、切って持ってきてくださいました(汗)

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なんて太っ腹。立派なアレンジが出来るほどの量をいただいちゃいましたよ。

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ありがたいいいいいい。丸林さん、ありがとうございました。

長持ちするように、毎日水変えちゃんとしますから!

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生産者の方々同士のまるで家族のような繋がりの深さを感じる取材でした。


いただいた「雪姫」は会社でかわいがってます。

電照菊「雪姫」成長日記はこちら

あまおうがいっぱい

サッチの取材日記

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甘い

丸い

大きい

うまい

であまおう。もうこれは、いちご界の王様です!

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お話を伺った溝口さんは、毎日収穫しながら食べているとのこと。

うらやましい・・・。

そういえば、色が白くてお肌が綺麗。もしやあまおう効果?!

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ビタミンCが豊富だからねぇ、と一人納得したサッチでした。

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さてさて、ひろーーーいハウスの中は、じわっとあったかくて、

たっくさんのいちごたちがキラキラ輝いてました!

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見てください、この青々としたはっぱと、大きないちご!

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まるで絵に描いたかのような色と形でした。


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よぉく見ると、苗の列を紐で仕切って、実に日が当たるように葉の部分と実の部分に分けてあります。

これって全部手作業なんですよね。

土もビニールで覆われて、苗の部分だけ穴が開けられていて。

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収穫も傷がつかないように一粒ずつ手で行います。

かかる手間を考えると、本当に気が遠くなりました。

一つ一つ丁寧に育てられて、私たちにおいしいあまおうが届くんだなぁと実感。

大切に食べなきゃ!

そして取材中、溝口さんから、「食べていいよ」と言っていただき、思わずにんまり。

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食べごろを選んでいただきましたぁ。

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まず一つ。一粒の重さもずっしりしていて、

一口食べると、ふわーって口の中に甘酸っぱさが広がって、もうたまりません!

ところで皆さんは、どこから食べます?

先のとがった部分から食べる方が多いと思いますが、

溝口さん曰く、「緑のがくを取ってから、がくの方から食べるのがうまいんだよ」。とのこと。

がくの方は、尖った部分より少し酸味が強いので、そっちを先に食べて、

最後に甘さを堪能するというのが、ツウの食べ方なんだそうです。

ぜひ今度試してみてください。食べ比べると違いがわかると思いますよ。

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で、食べ比べとかしているうちに、私たち番組スタッフ、

ペロッと3個ずつ食べちゃいました。ご馳走さまでぇす。

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し、し、しかも、お土産までぇぇぇ。立派なあまおうをいただいてしまいました。

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溝口さん、ありがとうございます!


この模様は12月25日のオンエアで紹介します。

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