サッチの取材日記
5/21放送のトークギャラリーでは、
星野村の茶の文化館をご紹介します。
そこで栗秋智浩館長にインタビューしました!
館長に案内していただき、
茶の文化館の建物は、星野村の朝霧や杉木立、棚田を表現しているということ、
お茶の歴史、種類、見分け方などなど、色々教えていただきました。
星野村の歴史も相当詳しい方で、
星野村の名前の由来で、最古の記述のことや、
星野氏がどういう経緯でこの土地にやってきたのかなど、
興味深いお話をたくさんしてくださいました。
そして、私たちの質問にも100%返ってくるんです!
「すごーーーい、かなり勉強されてますね」と言うと
「村史に載っていることはですねぇ」とご謙遜。
村史に載っていないことだって、
たーーっくさん応えてくださいました。
歴史がお好きなんだろうなぁと感じました。
あ、そうそう。栗秋さんがおっしゃってましたが、
学校の校庭から矢じりが出てきたり、
近所から古墳が出てきたりと、
歴史の足跡がいたるところから出てくるそうです。
1万年前くらいからこの土地には人が住んでいたと思われる
形跡が残っているとか。いやぁ、やっぱり星野村はすごい!
お茶の話から、こんな歴史の話まで、
とっても楽しくお話させていただきました。
ありがとうございました。
肝心の茶の文化館!
ここは、お茶の歴史はもちろん、抹茶作り、
和菓子作り、
星野村オリジナルの「しずく茶」体験、
お茶を使ったお料理が食べられる「星野茶寮」などなど、
お茶に関することを網羅した施設。
2Fには茶室もあります。
これはおひなさまの茶会のときのブログにも
書いていますが、もう一つ「妙見庵」という名の茶室があって、
ここは千利休が生み出した侘びさびの世界を再現した4畳半の空間。
くぐり戸も付いています。
「ひとたび茶室に入ると、そこは身分の違いなど関係ない・・・」
そんな千利休の教えが伝わります。
静謐で、狭いのに落ち着く、究極の贅沢空間。
雨が降っていたのですが、その雨音さえも、
素敵な演出として、私たちを包んでくれました。
いやはや何とも、お茶って深い。
ここでこぼれ話。
栗秋館長のお父様、以前番組にご出演いただいてます。
八女のパワースポット特集で、星野村の室山神社を案内してくださった、
栗秋恵二さん!(星野村、室山神社にふたたび・・)
親子揃って歴史の探求者なんですね。
いい!