サッチの取材日記
しゃくなげ、実際に見たのは今回が初めて!という、サッチ。
皆さんはいかがですか?
こんなに綺麗なお花を知らずにいたなんて、
ちょっともったいないと感じるほど、ゴージャスで美しいお花でした。
八女市矢部村では、3月19日(土)から4月3日(日)まで
「第36回八女しゃくなげまつり」が開催されます。
今回は、お祭りの実行委員長を務めてらっしゃる
石川植物園の石川久利さんにインタビュー。
石川さんの植物園は、国道442号線から山手に入ったところにあります。
そこから見下ろす景色もすばらしいんですが、
700ヘクタールある「しゃくなげの丘」には、敷地いっぱいに
しゃくなげが植えられていて、花の季節にはとても美しい丘になりそう!
その他にも、ビニールハウスがいくつもあって、およそ100種類のしゃくなげを
育ててらっしゃいます。
石川さんは、元々は農作物を育てる農家さんだったんですが、
趣味で作り始めたしゃくなげがどんどん広がって行き、
今ではしゃくなげ専門に。
強い木に接木をして育て、大きくなって花が咲くまでに、
少なくとも5・6年はかかるということで、
本当に大変なお仕事だなぁと思います。
それでも石川さんは、とっても楽しそうにしゃくなげのお話をしてくださいました。
石川さんが撮った写真も見せていただきましたよ。
綺麗なパネルにしてあって、かなり本格的。
高台にある石川植物園から、山々を背景に写したしゃくなげは、
とても美しく、優雅でした。
石川さんは、たくさんある種類の中からチョイスして交配させ、
今までになかった色を生み出すのも楽しみの一つだそうで、
いつか黄色いしゃくなげを咲かせるのが夢。
黄色いしゃくなげ、かわいいでしょうねぇ。石川さん、がんばって!
おまけですが、石川さんのお家には2匹のやんちゃな猫ちゃんがいました。
人懐っこくて、とってもキュート。名前を呼んだら来るんですよぉ。
もーーーたまらんです。
ビニールハウスの上に登ってお昼寝したりするそうですが、
降りるときに爪を立てるのが困りもの・・・
そういいながらも「家におると、やっぱりかわいかですもんねぇ。」と
笑顔の石川さんでした。
矢部村では、3月におまつりのためにハウスで栽培して早めに咲かせたしゃくなげと、
4月に自然に咲いたもの、5月に県下最高峰の釈迦岳に自生する天然の花と、
3度楽しむことができるのも特徴。
お出かけしたくなるこの季節、
ぜひ矢部村まで足を伸ばしてみてくださいね!