サッチの取材日記
黒木町笠原地区にある農林業体験交流施設「四季菜館」。
農林業体験?交流?わぁ、なんだか楽しそう。
と、以前からとても気になっていた施設です。
館長の椿原(つばはら)まり子さん。
ショートカットがよく似合います。
この日はあいにくの雨で、
田畑見学は出来ませんでしたが、
その分、施設の中をゆっくりと案内していただきました。
お茶もいっぱいいただいて、
まり子さんやお嫁さんが作ったという
手作りのふきの佃煮、サラダ、お漬物をたくさんいただきました。
中でもお気に入りはこちら。
スナップえんどうとソラマメの素揚げ
香ばしくっておいしかったなぁ。ビールにも合いそう。
そして締めに出てきた手作り苺ジャムを乗せたヨーグルト!
ジャム最高です。苺の味が濃厚。こんなの作れたらいいなぁ。
あ、そうそう、このお茶もこちらで作ったものだそうです。
新茶の味、堪能させていただきました!
あ、食べてばっかりじゃないですよ!
ちゃんとお仕事もしております!
椿原さんがなぜ四季菜館を作ることになったのかは、
ぜひ番組でもお聞きいただきたいと思いますが、
農地を守ることは、食を救うこと、そして山や川を上手に利用して、
人と自然が共存していくことで、綺麗な空気や水が保たれ、
生き物たちにとっても生存しやすい環境になっていくんですよね。
文字に書くとほんの数行ですが、
いざ実践するとなると、膨大な時間と手間とお金がかかります。
椿原さんは、その大変なことを行ってらっしゃるわけです。
四季菜館には、いろんなところから参加者がやってきます。
千葉とか山口とか、アメリカとかフランスとか!
かなりインターナショナルなファームステイ施設ですよ、ここ。
お風呂当番、お洗濯、食事・・・きちんとルールを作って
共同生活を送っているます。合宿みたいで楽しそう。
そして、ずーーーっと引きこもりだったという男性から
お話を聞くことが出来ました。
今では毎日元気にがんばって農作業されています。
日焼けして真っ黒で、細いんですが、逞しさを感じましたよ。
人って変われるんですよね。環境って大事だなと改めて思いました。
施設を案内していただきながら、
「ウッドボイラーで薪を使って床暖房にしてるけど、
それも廃材を使って手作り。」って、サラっとおっしゃるんですよ。
すごいことをサラっと。
もうこれは、皆さんにぜひ来て見て体験していただきたい!
最後はお酒が出てきましたよぉ。
サッチはハンドルキーパーだから飲めませんでしたが、
ディレクターが高菜をつまみにいただきました。
四季菜館で作ったお米でできた濁り酒とそれを漉した透明のお酒です。
本当は椿原さんのだんな様と一緒に飲む予定だったんですが
作業に出られていて、残念でしたぁ。
私たちが四季菜館に入ってご挨拶するとすぐに「酒飲むね」と
声をかけてくださって、コップの準備もしてくださったのに、すみません。
お味がとってもおいしかったようで、透明のほうをディレクターご購入。
また遊びに行きますので、そのときはぜひ私も!
(あんまり強くないけど・・・・)
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農林業体験交流施設「四季彩館」のHPはこちら