fmfukuoka

2012年2月アーカイブ

おひなさまの茶会

◆かずよの取材日記

星野村の人気スポット「星のふるさと公園」の「茶の文化館」へ行って来ました。

お茶の歴史やお茶の楽しみ方等が気軽に学べるこの施設で、
3月11日(日)に「おひなさまの茶会」が開催されます。

この茶会は今年で12年目を迎え、毎年リピーターの方も多く訪れるほど人気の
大充実のイベントなんですよ。あの「しずく茶」も飲めるゾ!!

yame03.11_07.JPG

詳細は3月3日(土)の放送、もしくはコチラも参考までに☆

企画・運営をご担当の古賀佳代さんにお話を伺いました。

RIMG0028.JPG

ご両親も星野村ご出身という生粋の星野っ子である古賀さんならではの、
星野村の良さや思い出も語ってくださいました。


そして現在「茶の文化館」では、新旧様々な雛人形も展示。

RIMG0044a.JPG

RIMG0040.JPG

おぉ~ッ、大正時代の人形まで(!)
現代とは又違った装いや絶妙なバランスを楽しめますよ。

おひなさまに囲まれながら楽しいお茶会を体験してくださいね。

おひなさまの茶会
開催日:2012年3月11日(日)
時 間:10:00 / 11:00 / 12:00 / 13:00 / 14:00
(各席定員25名 ※要予約)
参加費:2,000円
会 場:茶の文化館(八女市星野村10816-5)
電 話:0943-52-3003

タカクラカズヨ

レストラン北十字星

以前、木星を観測させていただいた星の文化館。
今回はその中の「レストラン北十字星」に行ってきました。

RIMG0002.JPG

RIMG0020.JPG

落ち着いた雰囲気の店内。ディナータイムには3500円からコース料理を堪能できます。

なんとこちらのレストランは星野村で一番の高台に位置しているんです。

なのでこの絶景!!「星野村に来た」と改めて実感できます。

RIMG0004a.JPG

さて、ランチタイムには1000円前後でセットランチをいただくことが出来ます。

まずスープとサラダが運ばれてきました。

RIMG0007a.JPG

具沢山のスープは色々な味がします。

続いてパンがやって来ました。どうやら抹茶が練りこまれているよう。
綺麗な色で、ほのかに抹茶の香りがします。

RIMG0015.JPG

ハンバーグランチ(1200円)

RIMG0014.JPG

パスタランチ(1200円)

RIMG0009.JPG

お魚ランチ(1300円)

RIMG0011.JPG

パノラマの景色を眺めながら美味しいお料理を食べるというのは、たいへん良い気分です。


ランチは食後のコーヒー or 星の抹茶オーレ付きなので抹茶オーレを選択。

RIMG0016a.JPG

星の抹茶はとにかく色が綺麗。
実は星野村の抹茶工場も見学させていただいたのですが、
目を疑うような鮮やかな緑色をしています。工場見学の様子はまた後日お伝えします。
もちろん味も美味しいですよ。


ADアサヒヤスシ

■レストラン北十字星■
住所: 八女市星野村10828-1
時間: 11:00~15:00(OS14:00) / 18:00~20:30(OS20:00)
定休: 火曜(祝前日は営業)
電話: 0943-52-3000

お豆腐屋の豆藤さん


◆かずよの取材日記

創業は大正10年、八女で長年愛され、今や福岡市の平尾と大橋にも店舗を構え評判となっている豆腐店「豆藤」を訪ね、4代目の加藤信介さんにお話を伺いました。

RIMG0159.JPG

RIMG014a1.JPG

実は今でもお豆腐は全て八女で、八女の清らかな地下水を使って作られているんですって。

RIMG0193.JPG RIMG0189.JPG

多くのお客さんで賑わう店内は、
お豆腐をはじめ、お惣菜や豆乳プリンまで様々なメニューがあるんですが、
中でも一番人気は・・・「厚揚げ」。

RIMG0149.JPG RIMG0180.JPG

絹ごしを使用していて「外はカリ!中はトロ~」。
一番人気も納得!この食感クセなりそうです。

キューブ状のカタチもかわいい☆

RIMG0195.JPG

この厚揚げ、「厚揚げ4兄弟」としても好評の一品!
加藤さんのお子さんがモデルになった「厚揚げ4兄弟」についてはコチラをどうぞ。


そして豆乳嫌いの私が初めて「美味しい!」と口にした豆乳もオススメ。
独特のクセが無く、まんま豆腐の味に感動です。

画像 004l.jpg  RIMG0190.JPG

こんな効果が期待できるなら、毎日飲みたい!これなら飲める!

また、番組プレゼントとしてもご紹介した「燻製豆腐」は、豆腐の新たな側面に遭遇できますョ。私はワインといただきました。ふふふ☆

RIMG0186.JPG

お豆腐はもちろん、その他の商品も、またパッケージや店構えなど、
随所に加藤さんのセンスが感じられる「豆藤」。

伝統と革新が融合したところが人気の秘密なのかもしれませんね。

シンプルな名刺もカッコイイ!

画像.jpg

「豆腐師」の肩書きも斬新です。


そしていよいよ3月にはJR博多シティ「博多小径」へ出店されます。

八女の味がもっと広がるチャンス!!
八女をもっと身近に感じていただけたら嬉しいです♪

RIMG0196a.JPG

■豆藤 本店■
場所: 福岡県八女市本村630-6
電話: 0943-22-2069

■豆藤 大橋店■
場所: 福岡県福岡市南区大橋1丁目23−12
電話: 092-523-4500

第71回 2012年2月25日オンエア

かずよのトークギャラリー
◆十二単衣と束帯姿の結婚式
「雛の里・八女ぼんぼりまつり」の期間中には様々なイベントが行われます。
中でも毎年恒例となっているのが「十二単衣と束帯姿の結婚式」です。
実際に結婚する男女が十二単衣と束帯を着た八女の福島八幡宮で結婚式を行い、
それを一般の方々が祝福するというイベントです。
今回は明日この結婚式をおこなう金井貴史さん、美嘉さんご夫妻にお話を伺いました。
RIMG0127.JPG
お二人とも本当に明日の結婚式を楽しみにされていました。
福島八幡宮で挙式を終えると次はそのままの姿でお披露目パレードが開催されます。

■十二単衣と束帯姿の結婚式・お披露目パレード■
日時: 2012年2月26日(日)、3月4日(日) 
    結婚式10:00~ お披露目パレード11:00~
会場: 福島八幡宮およびその一帯
問合: 八女市観光振興課(電話:0943-23-1192)


豆藤
福岡市の平尾と大橋に店舗を構えるおとうふ屋さん「豆藤」。夕方に訪れると、
店内にはとうふ、厚揚げ、お惣菜を買いに来るお客さんが絶えません。
実はこちらの豆藤さんのお豆腐は八女で作られているんです。
豆藤の代表の加藤信介さんにお話を伺いました。
RIMG0160.JPG
創業90年になる「豆藤」。ずっと八女の人々に愛されて来ました。
4代目の加藤さんはもっと多くの人に食べて欲しいということで、
福岡市でも販売を始められました。
来月3月2日にはJR博多シティ、アミュプラザ地下1階の博多小径に出店されます。

■豆藤 大橋店■
場所: 福岡県福岡市南区大橋1丁目23−12
電話: 092-523-4500

■加藤本店(豆藤 平尾店)■
場所: 福岡県福岡市中央区平尾2丁目14−18
電話: 092-523-4500


Good Job 八女!

◆『福岡~八女間 直行臨時高速バス』 期間限定運行!
天神と八女をノンストップで結ぶと手も便利なバスです。「雛の里ぼんぼり祭り」
「夢たちばな観梅会」が開催中の八女に是非お越しください。
日時: 2012年2月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日) 
区間: 天神バスセンター ~ 八女伝統工芸館
運賃: 片道1500円(八女茶一袋のプレゼント付き)
問合: 西鉄お客様センター (電話:0570-00-1010)
詳しくはこちらでご確認ください

喜多屋蔵開き
毎年恒例の酒蔵解放が行われます。試飲コーナーでは100円の「特製きき猪口」を
購入すれば、新酒や樽酒のおかわり自由の飲み放題になります。
日時: 2012年3月4日(日)
会場: 喜多屋本社(八女市本町374)
問合: 株式会社喜多屋(電話:0943-23-2154)

「第28回 八女・桜まつり健康マラソン大会」参加者募集
日向神ダムの千本桜に囲まれながら、湖畔を走ってみませんか。
矢部村の特産品が当たる抽選会など様々なイベントも用意されています。
日時: 2012年4月1日(日)朝9:30~
場所: 八女市矢部第1運動場・日向神ダム湖畔
参加料: 一般1000円(参加賞として、あまおう苺とよもぎ饅頭のどちらか)
     中学生以下500円(参加賞として、大会記念のペンシル)
申込: こちらから参加申込書をダウンロードして、必要事項を記入の上、
    八女市矢部支所に郵送または持参して下さい。
問合: 八女・桜まつり健康マラソン大会事務局(電話:0943-47-3111)
    

プレゼント
豆藤さんのオリジナル商品。桜チップ良い香りがしてお酒に合う「燻製豆腐」。
浅燻・深燻・ゆず・ブラックペッパーの4種類を各2個づつの計8本を2名さまに。

RIMG0188.JPG

応募方法は、住所、お名前、電話番号と番組で発表されたキーワードを明記の上、
FAXかEメール、もしくはコチラの応募フォームからご応募ください。

FAX番号   092-526-5300「茶のくに 八女は楽しい」宛 
Eメールアドレス yame@fmfukuoka.jp


オンエア曲

♪ Butterfly / 木村カエラ
♪ キラーチューン / 東京事変

十二単衣と束帯姿の結婚式

◆かずよの取材日記

白壁の町・八女福島で現在開催中の「雛の里 八女ぼんぼりまつり」(3/11まで)。
期間中は様々なイベントが行われますが、
とりわけ華やかなのが「十二単衣と束帯姿の結婚式」(2/26(日) 3/4(日))。


一般公募で選ばれたカップルがその名の通り「十二単衣と束帯姿」で挙式します。
舞台となるのは、福島八幡宮。白壁の町並みで永遠の誓い・・・素敵ですね。


そんな素敵な舞台で2月26日(日)に挙式するお二人のもとへ伺いました。
金井貴史さん・美嘉さんご夫妻です。

RIMG0127.JPG

「とてもワクワク、今から楽しみです♪」
と終始笑顔で迎えてくれたお二人は、挙式に応募したキッカケや
今のお気持ちなど聞かせてくれましたよ~。
その様子は2月25日(土)の放送で☆


そして、インタビュー後は美嘉さんのお母様がお食事までご用意くださり、
美味しい料理をいただきながらお二人の出会いや、幼少期の話、ご家族の話まで
仕事を忘れてすっかり話しこんでしまい・・・

RIMG0139.JPG


帰るころには私達スタッフもすっかり幸せ気分に!
これがまさに幸せのおすそわけですネ☆


豪華絢爛な衣装にとびきりの笑顔・・・
華やぐ町八女福島で皆さんも幸せオーラに包まれてみませんか?


貴士さん、美嘉さん、お母さん、ありがとうございました。


十二単衣と束帯姿の結婚式(八女ぼんぼりまつり内)
日時: 2012年2月26日(日) 3月4日(日) ※ぼんぼりまつりは3月11日まで
時間: 挙式:10時~ パレード:11時~
会場: 八女市福島地区一帯(福島八幡宮)
問合: 八女市観光振興課(電話:0943-23-1192)

タカクラカズヨ

パブ&レストラン らんぷてい

◆スタッフの取材日記

以前、当ブログでもご紹介した「パブ&レストラン らんぷてい」に取材に行きました。

RIMG0116.JPG

お話を伺ったのはらんぷていのオーナー木下嘉子さん。

RIMG0112.JPG

お客さんからは「ママ」の愛称で親しまれていらっしゃいます。

こちらのお店の名物はなんと言っても「激辛日本一ダイナマイトカレー」(900円)。

RIMG0050.JPG

激辛日本一を表すかのような、花火が突き刺さって出てきます。

左はハンバーグカレー、右はダイナマイトカレー。

RIMG0054.JPG RIMG0057.JPG

唐辛子の有無によって色が全然違う。恐ろしい.....

まずは高倉さんが一口。

RIMG0073a.JPG

辛いっっ!!!!!!味わう余裕はないご様子。

ここからはADの私がいただきました。
私は舌が鈍感なもので比較的辛さには強い方なのです。
そんな私でもこれは辛い。ココイチで言えば7辛くらいではないでしょうか。
そんな激辛のダイナマイトカレーですが、美味しいです。
「辛さの中の美味さとはこういうことなのか」と思い知らされます。
ということで、一皿をさらりと完食。

RIMG0085.JPG

二皿目に移ります!!

RIMG0083.JPG

何故?どうして??と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
こちらのお店ではダイナマイトカレーを二皿完食すると、
記念写真をお店に飾ってもらえるサービスがあるんです。

なので店内には写真がビッシリ。

RIMG0044.JPG

このサービスは創業以来ずっと続いているので、
古いものだと1970年代の写真が飾られています。
当時流行していた髪形やファッションがよく分かります。

一皿目はなんなく食べられたのですが、2皿目がキツイ、ツライ。
食べる勢いを失うと、一口食べるたびに口内に痛みが走ります。
針1000本には及ばずとも、3.4本くらい飲まされる感覚に近いのではないでしょうか。
汗を拭ってもどんどんと吹き出してきます。

何とかかんとか2皿目を完食!!無事記念写真を撮ってもらいました。
お店に飾ってあると思いますので、良ければ探してみてください。

RIMG0093.JPG

ダイナマイトカレーにはアイスがセットになっていて、お口を癒してくれます。

こちらはハヤシライス。
よーく煮込まれていて、深くて甘い味で、すごく美味しかったです。

RIMG0052.JPG

他にもピラフや「しょうが焼き定食」などメニューが豊富です。
食事ではなくても、美味しいコーヒーもありますので喫茶店としてもいいですよ。
地元の奥様方はパフェを食べに来られるそうです。

さて、そんならんぷていは1976年創業の歴史あるお店。

高校生の頃に来ていたお客さんがお父さんになって、高校生の息子を連れてきたり。
「結婚します」と言って夫婦二人で写っていたお客さんが、
数年後「離婚しました。外してください。」といってやってきたり。

RIMG0105.JPG

店内の写真にはお店の歴史と思い出がいっぱい詰まっているんです。

らんぷ亭があることでみなさんが癒されて、遠くから来る人も
「ここに来て良かった、美味しかった」と言ってもらうことが生きがいになっている。

と語る木下さんは上陽町の活性化にも力を注がれているんですよ。

RIMG0046.JPG

ADアサヒヤスシ


パブ&レストラン らんぷてい
住所: 八女市上陽町大字北川内525
営業: 朝11:00~23:00
定休: 月曜日の午後
電話: 0943-54-2951
以前のらんぷていのブログはこちら

第23回 夢たちばな観梅会

◆かずよの取材日記

2月18日の放送でご紹介した「夢たちばな観梅会」。
立花町の谷川梅林で、2月26日まで開催されています。

国道3号線が南北にズドンと走っている立花町は「通りすがりの町」でした。
沢山の車がを通りましたが、立花町に止まる車はほとんどありません。
そんな状況を何とかしようと考えてみたところ、立花町は古くから梅の栽培が盛んでした。
いつもは収穫するだけの梅でしたが、毎年綺麗な花を咲かせてくれます。
この梅の花のお祭りを開催して、多くの人に立花町に来てもらおうと始まったのが
観梅会です。

80ヘクタールの広大な敷地に約3万本の梅が見事な花を咲かせます。
その姿は、まるで「雲の上にいるような感覚」になるほど美しいとか。

IMG_8623.jpg

IMG_8590.jpg

この梅、果実の収穫用の梅の木なので背が低いです。
本当に目の高さに梅の花が咲いているのでとっても見ごたえがあります。


そして観梅会のもう一つの目玉と言えば、
梅林内のトンネルで行われる「竹あかり幻想の世界」

竹灯明.jpg
*去年の「竹あかり幻想の世界」の様子

立花町といえば梅・みかん・そして竹です。
実は立花町は日本一の竹の町!!
竹林の面積がとにかく広く、そして年々増加しています。
そんな竹を有効活用しようと始まったのが竹灯明なのです。

現在ワインセラーとして使用されているこのトンネルは、旧日本軍の格納庫として掘られたもので、独特の雰囲気が味わえます。

IMG_1053.jpg RIMG0396.JPG
熟成中のワインがずらりと並んでいます。

「昔はここでよく遊んだなぁ」

そう語るのは、今回インタビューをさせて頂いた、八女市立花消防団 副団長の三澤幸雄さん。今はキレイに整備されているトンネルですが、三澤さんの幼少時代はコウモリがいたこともあるとか(!)

IMG_1078.jpg

実は、竹灯明は三澤さんをはじめとした消防団の皆さんが中心となり製作しています。

今年のテーマは「2月の織姫 ~祈り~」。
東北のみでなく日本全体の「復興」への想いが込められているそうです。

IMG_1085.jpg

裏側に廻ってみると、蝋燭を入れる穴が沢山。全体で3000個の蝋燭を使うんだそう。

RIMG0405.JPG RIMG0406.JPG

他にも、地元小学生や、一般ボランティアの方の作品も展示され、この灯りを楽しみに、遠くは関西からお越しの方もいたりと年々来場者数が増えているんですって。


トンネルが一般解放されるのは、観梅会の時期だけ。お見逃しなく!

その他のイベントなど詳しくはホームページをご覧ください。

第23回夢たちばな観梅会■ 
日時: 2012年2月18日(土)~26日(日)
会場: 谷川梅林(八女市立花町) 
問合: 八女市役所立花支所 産業経済課 商工観光係(電話:0943-23-4941)

雛の里・八女ぼんぼりまつり

◆スタッフの取材日記

八女市福島地区で現在開催中の「雛の里・八女ぼんぼり祭り」。
一体どんなお祭りなのか取材に行ってきました。

訪れたのは「伊藤勘助商店」という提灯屋さん。
お店の中にはズラリと提灯が並んでいます。

RIMG0220.JPG RIMG0226.JPG

RIMG0235.JPG RIMG0230.JPG

国の伝統的工芸品に指定されている八女提灯。
たいていの提灯の骨組みはらせん状の一本の骨で出来ています。
この技術はなんと八女が発祥なんだそう。
また、市のHPによると八女提灯は全国一の生産量を誇るんです。

お話が横道にそれてしまいましたが、

そんな八女提灯を作っている「伊藤勘助商店」の女将であり、
雛の里・八女ぼんぼり祭りの実行委員会もされている伊藤美奈子さんにお話を伺いました。

RIMG0197.JPG

八女は雛人形の産地のひとつであり。ぼんぼりまつりはそのことにちなんだお祭りです。
「おひな様パレード」「十二単衣と束帯姿の結婚式」など
ひな祭りにちなんだ様々な催しが1ヶ月間にわたって開催されます。

こちらは横町町屋交流館に展示されたお雛様たち。

画像 039.jpg

すっ

RIMG0392a.JPG

凄いです。

横町町屋交流館だけでなくぼんぼり祭りの期間中、八女福島一帯ではいたるところで、
箱雛(はこびな)という雛人形が展示されます。

箱雛の説明をいたしますと、江戸時代にもなると庶民にひな祭りの文化が浸透しますが、
豪華な段飾りの雛人形は庶民には手が出せません。そこで、八女の仏壇屋さんに
「わしら庶民でも買える雛人形を作ってくれんかにゃ~。娘にせがまれてしもうてにゃ~。」
みたいな注文が入ります。
子供たちの笑顔を守るため、仏壇屋さんは廃材などを使って極力安く雛人形を
作りました。それが箱雛なんです。

yame02.02_33.jpg

おだいり様とおひな様のお二人のみと大幅に人員削減を行い、装飾も最小限に抑え
極限までコストを切り詰めています。大鉈を振いっぷりが凄まじいです。
子供たちの笑顔のために、五人ばやし、官女、右大臣には泣いてもらったのです。

こうして八女では箱雛が普及することになります。
作られる時代によって箱雛の装いは変化します。例えば物が豊富にあった豊かな時代には
金箔が貼られていたり、反対に戦後の何にも無い時代には紙で出来ていたりします。
仏壇屋さんも子供の笑顔のために必死です。

そんな、箱雛ですが次第に雛壇の雛飾りが庶民でも買えるようになり、
箱雛の需要は減少、1960年ごろには生産されなくなってしまいます。
五人ばやし、官女、右大臣の歓喜の声が聴こえてきそうです。

そして現在になって、昔を懐かしむ人々の声にこたえてわずかながら
復刻版が生産されています。

IMG_1045.jpg

昔のものよりも装飾が少し豪華です。マンション暮らしの人なんかにはかえって
場所をとらなくて良さそうな気もします。


さて、箱雛の話が長くなってしまいましたが、今年で15回目の開催となるぼんぼり祭り。
毎年同じではつまらないと伊藤さんたち実行委員会では新たな企画を行います。

その一つが、八女公園で行われる「願い雛(ぼんぼりまつり流し雛)」です。
これは、お願い事を紙で作ったお雛様にのせて流すというもの。

RIMG0241.JPG

2月26日(日)、3月4日(日)に朝11:30から15:30まで行われます。 
八女公園にて無料で願い事を書かせてもらい、それを噴水に流します。
楽しそうですねー。

また、毎年好評なのが「和服でめぐる八女のまち」。
ほんぼり祭りを和服を着てまわると、抹茶の接待や粗品のプレゼントなど
多くの特典を受けられます。着物を持ち込めば着付けサービス(無料)もありますよ。
こちらは、3月4日(日)と3月11日(日)に行われます。

特に催し物の無い日でも箱雛の飾られた白壁の町並みを散策すれば、
時間が止まったような雰囲気を味わうことが出来ますよ。

期間中の土日には「無料巡回タクシー」も運行しますので便利です。
さらに、『福岡~八女間 直行臨時高速バス』なんていうものも運行されます。

是非一度行ってみてください。

IMG_8900.jpg
ADアサヒヤスシ


雛の里 八女ぼんぼりまつり
期間: 2012年2月11日~3月11日
時間: 10:00~17:00(但し、営業の場合は営業時間内)
会場: 八女市福島地区一帯
問合: 八女市観光振興課(電話:0943-23-1192)

第70回 2012年2月18日オンエア

かずよのトークギャラリー
◆第23回夢たちばな観梅会
立花町の一年の始まりを告げるお祭り「夢たちばな観梅会」が本日から開催されます。
一面に並ぶ梅の木が一斉に花を咲かす様は筆舌に尽くしがたい美しさです。
このお祭りのもう一つの見どころは戦時中に掘られたトンネル内に並ぶ竹灯明です。
この竹灯明を製作しておられる、消防団の三澤さんにお話を伺いました。
RIMG0419.JPG
トンネルという空間を生かした立体的な竹灯明も梅の花に負けず劣らず綺麗!!
毎年デザインが変わるの竹灯明にはリピーターが多く約1万人のお客さんが訪れます。
今年のデザインのタイトルは「2月の織姫」です。是非ともご覧ください。
竹灯明.jpg

第23回夢たちばな観梅会
日時: 2012年2月18日(土)~26日(日)
会場: 谷川梅林(八女市立花町) 
問合: 八女市役所立花支所 産業経済課 商工観光係(電話:0943-23-4941)


◆らんぷていのダイナマイトカレー
立花町で36年間美味しいカレーを提供し続けるレストラン「らんぷてい」に行ってきました。
このお店の名物は「激辛日本一ダイナマイトカレー」。名前のとおり超激辛です。
らんぷていを切盛りされている、木下さんにお話を伺いました。
RIMG0111.JPG
激辛に堪え2杯のダイナマイトカレーを完食すると記念の写真を店内に貼ってもらえる
サービスがあるこのお店。おかげで店内には大量の写真が所狭しと貼ってあります。
大勢の人々の思い出の詰まった「らんぷてい」。十数年ぶりにお店に訪れ、自分の写真を
発見して昔を懐かしむ方も多いそうです。

らんぷてい
住所: 八女市上陽町大字北川内525
営業: 朝11:00~23:00
定休: 月曜日の午後
電話:  0943-54-2951


Good Job 八女!
『福岡~八女間 直行臨時高速バス』 期間限定運行!
天神と八女をノンストップで結ぶと手も便利なバスです。
「雛の里ぼんぼり祭り」「夢たちばな観梅会」が開催中の八女に是非お越しください。
日時: 2012年2月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日) 
区間: 天神バスセンター ~ 八女伝統工芸館
運賃: 片道1500円(八女茶一袋のプレゼント付き)
問合: 西鉄お客様センター (電話:0570-00-1010)
詳しくはこちらでご確認ください

◆八女~立花間 臨時運行バス
「雛の里ぼんぼり祭り」と「夢たちばな観梅会」の移動にはこちらをご利用ください。
日時: 2012年2月18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日) 
区間: 八女伝統工芸館 ~ 夢たちばな観梅会会場
運賃: 片道210円
問合: 堀川バス八女営業所(電話:0943-23-6128)


えがおの森 椎茸オーナー大募集
あなたも味わいたっぷりの原木栽培による椎茸のオーナーになりませんか?
オーナーになれば、2月26日(日)におこなわれる「作業体験」に参加し、
収穫時期の、来年2013年秋には「えがおの森」から連絡が貰えるという
至れり尽くせりな制度です。
詳しくはこちらでご確認ください。
問合: 笠原山里振興会 (電話:0943-42-4388)


プレゼント

らんぷていのカレーレトルトパックを2名さまに。
甘口・中辛・ダイナマイトの3つのセットになっています。
辛いっっ!!でも美味いダイナマイトカレーを是非とも味わって下さい。

応募方法は、住所、お名前、電話番号と番組で発表されたキーワードを明記の上、
FAXかEメール、もしくはコチラの応募フォームからご応募ください。

FAX番号   092-526-5300「茶のくに 八女は楽しい」宛 
Eメールアドレス yame@fmfukuoka.jp


オンエア曲

♪ 春色の空 / 奥華子
♪ ユメミギャロップ / SHAKALABBITS

第69回 2012年2月11日オンエア

かずよのトークギャラリー
◆雛の里 八女ぼんぼりまつり
福島地区の白壁の町一帯に、八女地方独自の「箱びな」など数々の雛人形が町を彩ります。今年初登場の「願い雛」など週末はイベントも盛りだくさん。実行委員会イベント部会の伊藤美奈子さんにご登場いただきました。

RIMG0211.JPG 画像 039.jpg
2/11.12と3月の土日には、高速バス八女ICバス停から伝統工芸館まで
無料送迎タクシーも運行します。

雛の里 八女ぼんぼりまつり
期間: 2012年2月11日~3月11日
時間: 10:00~17:00(但し、営業の場合は営業時間内)
会場: 八女市福島地区一帯
問合: 八女市観光振興課(電話:0943-23-1192)


◆プーさんのいちご園
高設栽培で生ったイチゴは年令問わず摘みやすいと評判!更に数種の品種を食べ比べ
できるので、あまおう、紅ほっぺ、さちのか等々・・・味や形の違いを楽しめますよ。
いちご園の岡田祐さんに各種イチゴの特徴など、教えていただきました。
RIMG0335.JPG RIMG0334.JPG

プーさんのいちご園
営 業 : 10:00~16:00
定休日 : 月曜(祝日の場合営業)
住 所 : 福岡県八女市馬場600-3
電 話 : 0943-30-1169


Good Job 八女!

わくわく誕生祭
「直売所甲子園2011」で見事優勝を果たした「道の駅たちばな」の
7周年記念祭です。もちつき大会やダンゴ汁の振る舞い等もありますよ。
日時: 2012年2月11日(土)~12日(日)9:30~15:30
会場: 道の駅たちばな(3号線沿 八女市立花町下辺春315-1) 
電話: 0943-37-1711 

第23回夢たちばな観梅会
約3万本の梅花を楽しめる他、ワインセラー内の「竹あかり幻想の世界」にも注目。
詳しくは2月18日の放送で!
日時: 2012年2月18日(土)~26日(日)
会場: 谷川梅林(八女市立花町) 
問合: 八女市役所立花支所 産業経済課 商工観光係(電話:0943-23-4941) 



プレゼント

「プーさんのいちご園」の摘みたて新鮮「いちごセット」を2名さまに。

RIMG0357.JPG

応募方法は、住所、お名前、電話番号と番組で発表されたキーワードを明記の上、
FAXかEメール、もしくはコチラの応募フォームからご応募ください。

FAX番号   092-526-5300「茶のくに 八女は楽しい」宛 
Eメールアドレス yame@fmfukuoka.jp


オンエア曲

♪ タイムトラベル / スピッツ 
♪ いちご畑でつかまえて / 松田聖子

プーさんのいちご園


画像 001.jpg

私達、番組スタッフはいいオトナなんですが、


思わず・・・

RIMG0287.JPG

こんな事をしちゃうぐらいノリノリになれる場所へ行ってきました♪♪


その場所とは、旧八女市にあるいちご狩りスポット「プーさんのいちご園」。


九州最大級の広さを誇る園内には、数種のイチゴが栽培されています。

RIMG0334.JPG RIMG0337.JPG


いちご園の岡田祐さんに、それぞれの特徴など教えていただきながら、

RIMG0328.JPG


食べて、
RIMG0307.JPG

摘んで、
RIMG0330.JPG

食べて、
RIMG0290.JPG


全種類制覇!ビタミン補給完了!


品種によってこんなにも味や食感、形のバリエーションがあるなんて本当にビックリ!
贅沢な体験でした。


贅沢と言えば、

画像 002.jpg

これも忘れちゃいけません。
何が贅沢かって?

それは明日(2/11)の放送で!

RIMG0358.JPG

スタッフのみなさん、ありがとうございました☆


プーさんのいちご園
営 業 : 10:00~16:00
定休日 : 月曜(祝日の場合営業)
住 所 : 福岡県八女市馬場600-3
電 話 : 0943-30-1169

タカクラカズヨ

星のふるさと・冬まつり 完結編

「プロジェクトY」 星のふるさと・冬まつり
 ~厳冬の麻生池 風前水面の浮上作戦~ 完結編

多大な時間を費やし、遂に完成した「水燈籠」。
だが、その水燈籠を繋ぐ「糸」の問題が祝原と荒川に立ちはだかった。。

開催を判断する期限はもう目の前に迫ってきている。

RIMG0118.JPG

水燈籠を一列並べる為に必要な長さは最長200m。
少なくとも数kmの長さの「伸びない」糸が必要となった二人を救ったのは、
財団事務局の次長・森松だった。。。

「丈夫で伸びない糸だったら、コンバインで使う紐がいいのではないか?」

森松からの情報は、農業用の結束紐の事だった。
一束の長さが長大で、かつ機械での使用にも耐える耐久性があり、
しかも安価であった。

RIMG0191a.JPG

さらに森松は、その紐の企業協賛までとりつけたのだ。


さっそくその紐を用意した祝原と荒川の二人は、手を刺すような冷たさの湖面に
結束紐を張り、水燈籠を浮かべた。。


10分、20分、30分.........


時間だけは刻々と進んでいく中、湖面に浮かんだ水燈籠は揺らぐどころか、
真っ直ぐに、そしてしっかりと燈籠の光を灯し続けているのであった。。


完成だ。。。


祝原と荒川だけが見つめる湖面に浮かぶ水燈籠。
ゆらぎのある灯りを見つめていると、不思議と寒さを感じることは無かった。


その後、細かな修正を加えた水燈籠は無事に「第5回 星のふるさと 冬まつり」の
メインイベントとして麻生池の湖面に800個の明かりを灯した。
祝原の頬を伝う涙を照らしながら。。。

pbcpeLo2.jpg

pbcpeLo1.jpg

星のふるさと・冬まつり 後編

「プロジェクトY」 星のふるさと・冬まつり
 ~厳冬の麻生池 風前水面の浮上作戦~ 後編

コロンブスの卵のような発見から、
水に沈まない土台を完成させた祝原と荒川であったが、
まだまだ問題は山積していた。


水に沈まない土台の完成で、周囲を包んだコピー用紙の浸水問題は多少改善したものの、
下から徐々に浸透してくる水を受け止めきれるだけの物ではなかったのだ。


使える予算は少なく、燈籠800個分の防水素材を用意する金額は無い。
限られた時間が無くなっていく中、
遂には残業を重ねる日々を送ることとなった祝原と荒川。
季節はすっかり晩秋になっていた。。


思うような結果が出ない日々が続く中、荒川がある事を思い出した。
それは、去年までの冬まつりで使用した、竹燈籠用のキャンドルの燃え残りを、
何かに使えるかもしれないからと、全部溶かして保存していた事だった。


蝋は水をはじく。コピー用紙に塗布すればもしかしたらいけるのではないか。

事態は大きく動いた。

保存してあった蝋を溶かし、コピー用紙を浸してみたところ、
水をはじくどころか、紙の耐久性、そして透過性までも向上し、
燈籠としての光量も増加する結果となった。
それは、一石三鳥とも言うべき発見。

RIMG0181.JPG

RIMG0196.JPG
*右の蝋に浸した灯篭は透過性が向上し、より明るく見える。

二人の想いが報われた瞬間だった。

残す壁は、池の対岸へと繋ぐ「糸」だけとなった。。

当初、祝原も荒川も水燈籠を繋ぐ「糸」に関しては楽観視していた。
「釣り糸」を使えば大丈夫だろうと

しかし、当初の目論見は最初の実験で打ち崩された。

2m間隔で並ぶ水燈籠の重みと風力で釣り糸が伸びてしまい、
真っ直ぐに張る事が出来ないのだ。

針金でも試してみたが、結果は同じようなものだった。。


水燈籠はほぼ仕上がった。
後は真っ直ぐ張る事が出来る「糸」を見つける事だけ。

いつの間にか夜の湖面は手を刺すような冷たさへと変わり、
冬まつりが開催できるかどうかの期限が迫ってきていた。。。


(翌日UPされる完結編へ続く......)

矢部村の山村留学

かずよの取材日記

八女市矢部村では、7年前から「山村留学」を行われています。

「山村留学」とは、子供達が一年間親元を離れて矢部村で生活を送り、
地元の小学校に通いながら村の自然や文化体験など、様々な経験を積む教育活動のこと。

さてさて、どんな留学生活を送っているのでしょうか?
まずは、留学生が通う「八女市立 矢部小学校」へ行ってきましたョ。

RIMG0571.JPG

RIMG0518.JPG

入り口には、木彫りの位置情報が・・・
標高330m(!)
山と川に囲まれた大自然の中に学校があります。

校長先生と野崎先生にお話を伺いました。

RIMG0532.JPG

全校生徒75名、一学年10名前後の矢部小学校では、皆がリーダー、皆が主役!
表に出て発表する機会も多く、ひとりひとりに役割があるので、
一年の間に責任感が生まれ、自信に満ちた表情に変わっていくんですって。


また、学校の行事だけでなく、
田植え、お茶摘み、竹の子掘り、川遊び、稲刈り、野菜の収穫、山登り、しいたけ菌打ち、雪遊び等も体験し、村の四季を五感一杯に感じるんです。まさに矢部村ならでは!の貴重な体験のオンパレードですね☆

次に向かったのは、留学生が暮らす「山村留学センター おおそま自然の家」。
古民家を改装したお家に、今年は5名の子供達が暮らしています。

ここでは、自分のことは自分で!が基本。しかもゲームも無くテレビも観ない生活(!)
大丈夫かな?と思いきや、そんなことはみじんも気にしていない様子で、むしろ読書好きになる子が多く、意外な効果に先生方もびっくり。村の子供にも見習ってほしいぐらいです、とおっしゃっていましたョ。

とにかく、みんな元気いっぱいッ!!

RIMG0573.JPG

笑いが止まりません(笑)

でも、マイクを向けると、照れながらも真剣に考え、

RIMG0586.JPG

山村留学の感想などを話してくれました。

お気に入りポイントは色々あれど、みな口を揃えて
「来て良かった!」って☆

親元を離れるのは初めてだし、知らない場所だし、友達が出来るか心配だし・・・
不安が無かった訳ではないけれど、そんな心配はスグに解消されたそうです。

「子供達が大人になり、いつかこの生活を思い出した時を思いながら向き合っています」
と語るのは、指導員として寝食を共にする、地吉沙織(じよしさおり)さん。

RIMG0616.JPG

ここでの生活は子供達の顔を見たら一目瞭然、ぜひ見学に来て、とおっしゃっていましたョ。

地吉さんにインタビューしている間も、

RIMG0625.JPG RIMG0626.JPG

ミンナ離れません(笑)

そして・・・

RIMG0609.JPG RIMG0611.JPG

マイク機材にも興味津々!

こんな風に、留学生にとって、見るもの聞くもの出会う人、全てが刺激的で、言葉では言い表せない多くのモノが心に刻まれるんでしょうねぇ。
そんな子供達を見ていると、いつか親になったら子供にぜひ経験させたいと、
私の心も動かされた「山村留学」。
だって、それぐらい子供達の目がキラキラ~と輝いていたんですもの♪

もっと詳しく知りたい、と思った方は、説明会にご参加くださいね。


【矢部村山村留学 説明会】
日時: 平成24年2月19日(日)午後1時30分~
場所: 八女市立矢部小学校
問合: 杣の里山村留学推進会(矢部小学校内)(電話:0943-47-2063)
杣の里山村留学生募集■ 
杣の里山村留学推進会


後日、地吉さんからこんな写真が届きました。

IMG_8652.jpg

楽しそ~☆
やっぱり子供はこうでなくっちゃ(o^∇^o)ノ

タカクラカズヨ

問屋酒屋 とんやどんや

八女福島の白壁の町並みの中にある「問屋酒屋 とんやどんや」。

IMG_1039.jpg

居酒屋さんなのですがランチの営業もされています。

ランチのメニューは
●とんやらんち 1050円
●どんやらんち 1550円
●日替わりらんち 780円 (平日限定、1日限定10食)

の3つ。

私たちが注文したのは「とんやらんち」と「日替わりらんち」。

「とんやらんち」はおかずが一杯!!いろんな味を楽しめます。

RIMG0376.JPG

さらに、お店の名物「黒豚ネギしゃぶ」も付いてきますよ。

RIMG0375.JPG

お店に訪れた2月2日は日本列島をこの冬最大の寒波が襲った日。。。
冷え切った体を「黒豚ねぎしゃぶ」の美味しいお出汁が暖めてくれました。

その日の「日替わりらんち」は唐揚!!

RIMG0382.JPG

鳥肉に味がしっかりと染み込んでいてえらい美味しかったです。

お料理だけでなく築160年の建物もこちらのお店の魅力。
中庭があったり、階段たんすがあったりで面白かったです。

RIMG0387.JPG

ADアサヒヤスシ


問屋酒屋 とんやどんや
住所: 福岡県八女市本町95
電話: 0943-23-7755
営業: 昼の部:11:00~14:00
     夜の部:17:00~24:00
定休: 月曜日(祝祭日の場合は翌日)


星のふるさと・冬まつり 中編

「プロジェクトY」 星のふるさと
~厳冬の麻生池 風前水面の浮上作戦~ 中編

設置場所の問題から、竹灯籠による開催が危ぶまれた
「第5回星のふるさと 冬まつり」であったが、
営業企画の祝原の発案による「麻生池に浮かぶ水燈籠」で開催が決定。

祝原は、森の工作館でキャンプや木工の指導をしている荒川を誘い、
水燈籠の実験に入った。

祝原のプランはこうだ。

竹灯籠と同じく、星野村の間伐材を輪切りにした土台を作り、
その周囲を様々な色のコピー用紙で包み込む。
土台の底にはヒートンを埋め込み、釣り糸を通して並べれば、
湖面に整然と並んだ「水燈籠」が完成するのではないか。と。。。
大前提として必要な事は「エコロジー」と「小予算」だ。

RIMG0183.JPG

さっそく祝原と荒川は試作に取りかかった。

程なく完成したプロトタイプを麻生池に浮かべてみる二人。
だが、結果は絶望的なものだった。。

障害物のない湖面では風の影響を直接受けて燈籠が倒れた。
倒れた燈籠を待ち受ける水。
周囲に巻かれたコピー用紙は数分と持たず水に濡れ、
二人に残された物は無残な結果だけだった。


祝原と荒川の試作は連日に及んだ。

だが、一向に向上しているとは言い難い状況だった。

気が付けば半袖だった服も長袖へと変わっていた。。。
周りのスタッフからは、冬まつりの開催を危ぶむ声さえ聞こえてきた。。。

そんな時だった。
水燈籠の試作に一点の光明が差し込んだ。
水に沈まず、ひっくり返らない土台が現れたのだ。

それは意外な土台だった。

土台に使用しているのは間伐材の輪切り。
どうしても傷があったり、穴が開いているものもあった。
最初、傷や穴があるものは中に水が入り込みそうだと使用していなかったのだが、
勿体無いからと使用してみた所、全く沈まないのだ。

RIMG0098.JPG

それどころか、燈籠の中に直接水を入れても直ぐに水を排出して浮かび上がるのだ。


二人は大きな壁を一つ超えることが出来たのである。


それは本当にコロンブスの卵のような発見であった。

(明日UPされる後編へ続く......)

星のふるさと・冬まつり 前編

このブログはインタビュー本編で、祝原さんが仰られた
「ほんと(某TV番組)プロジェクト●で取り上げられたい位の試行錯誤でしたよ」
に端を発した事からスタートしたモノです。
是非、あのナレーションの気持ちで読んで下さいませませ。。。
(以下、あの空気感を出す為に敬称略とさせて頂いております。ご了承下さい)


「プロジェクトY」 星のふるさと・冬まつり
 ~厳冬の麻生池 風前水面の浮上作戦~ 前編

RIMG0145.JPG

冬の澄んだ空気の中、星空を一望に観る事が出来る星野村は、
福岡のみならず全国的に注目を集める「星」の「降る里」である。

厳しい冷え込みの中、肩を寄せ合い星を見つめる若い恋人達。

標高300mを超える場所にある「星のふるさと」。
閑散期を迎える冬に、星明りと共に楽しめる何かを始めよう。
そして始まったのが、「星のふるさと 冬まつり」
今から6年前の出来事だった。

星の明かりだけではなく「竹灯籠」の明かりも楽しめる光の競演。
年々「竹灯籠」の数も増やし、規模も大きくしていった。

お客さんからの評判も上々。
回を重ねる毎に来場者も増えていく。

そんな矢先の出来事だった.........

これまで竹灯籠の会場となっていた場所が使用できなくなったのだ。
急遽、第4回の冬まつりは竹灯籠の場所を代えての開催となった。

しかし、場所を代えた事が悪い結果を生んだ...
これまでは俯瞰的に見ることができた竹灯籠であったが
場所を代えた事で、竹灯籠の光が平面となり、
光の広がりを感じることが出来なくなってしまっていたのだ。

常連のお客さんからも同様の指摘を受けた。

このままでは第5回の冬まつりは実行する事ができない...
会議でも開催否定論が立ち上がり始めたその時.........

二人の男が立ち上がった。

営業企画を担当する「祝原」と、
森の工作館でキャンプや木工等の指導している「荒川」だった。

RIMG0167.JPG

祝原は常々冬まつりについての思いがあった。
「竹灯籠は、色々な場所で開催され目新しさは無くなってきている。
だが、麻生池の水の上に水燈籠を浮かべ、流さずに固定することが出来れば、
湖面に映る月明かりや星明りとの"競演"が美しいのではないか」と......

祝原は星のふるさと内にある麻生池周辺には、池の山キャンプ場のロッジしかなく、
街灯もない事から、月明かりや星明りが湖面に映ることを知っていたのだ。

会議の場でその想いを伝えた祝原の意見は無事に受け入れられた。
だが、この発想とプランが後々二人を苦しめる事態になるとは、
思ってもみない事であった。


(明日UPされる中編へ続く...)

第68回 2012年1月28日オンエア

かずよのトークギャラリー
◆星野ふるさと・冬まつり
2月11日(土)星野村で「星野ふるさと・冬まつり」が開催されます。
今年で6回目の開催になり、口コミで毎年お客さんが増加しているんです。
星野ふるさとの祝原さんと荒川さんにお話をうかがいました。
IMG_0961.jpg
冬まつりのメインイベントは水に浮かぶ水灯篭。
その水灯篭1000本が敷地内の麻生池に整然と浮かびます。
また麻生神社には600本の竹灯籠が並び、東日本大震災のチャリティーとして、
1000本のキャンドルを立てるイベントも行われます。地元の方の屋台もありますよ。
予算が潤沢にある都会のイベントととは一線を画する「星のふるさと・冬まつり」。
祝原さん、荒川さんを初めとする方々の熱意と努力の結晶を是非ご覧ください。

水灯篭の制作秘話も明日から更新予定です。お楽しみに。

第6回 星のふるさと・冬まつり
日時: 2012年2月11日(土) 16:00~21:00 (燈籠点火開始 17:30~)
会場: 福岡県八女市星野村 (星のふるさと公園内・麻生池周辺)
問合: 財団法人星のふるさと (電話:0943-31-5588)


◆矢部村の山村留学
矢部村の矢部小学校では山村留学生を毎年受け入れています。
矢部の大自然と温かい人々に囲まれて生活することで、子供たちは心身共に成長します。
矢部小学校の野崎先生と生野校長にお話を伺いました。
RIMG0532.JPG 
また、5人の留学生たちと、指導員の地吉さんにもお話を伺いました。
RIMG0573.JPG RIMG0623a.JPG
今年度は5人の留学生が矢部村留学センターで共同生活しています。
5人全員が本当に楽しそうに暮らしていて、羨ましく思ってしまいました。

杣の里山村留学生募集
組織母体: 杣の里山村留学推進会(後援)八女市教育委員会
募集児童: 春夏秋冬、山村の生活が続けられる心身ともに健康な体力をもち、
        留学生活を1年間送れる3年生から6年生までの児童
募集期間: 平成24年4月1日から平成25年3月31日までの1年間
募集人員: 5名程度
委託料(生活費): 毎月4万円。その他、給食費、学用品、衣類、休日活動費、
             医療費など、各月1万円程度
受入方法: 平成24年2月19日(日)午後1時30分から矢部小学校で説明会と
        面談会を行います。双方が納得した上で留学を受け入れます。
問合わせ: 杣の里山村留学推進会(電話:0943-47-2063)


Good Job 八女!

◆雛の里 八女 ぼんぼりまつり
八女地方独自の「箱びな」を中心に、
福島の町並みや商店街など約100か所に雛人形を展示します。
期間: 2012年2月11日~3月11日
時間: 10:00~17:00(但し、営業の場合は営業時間内)
会場: 八女市福島地区一帯

◆八女くろぎ 食の文化祭
日時: 2012年2月12日(日) 10:00~13:30
会場: 黒木地域交流センター ふじの里
問合: 八女くろぎ食の文化祭実行委員会
     (事務局 黒木総合支所 産業経済課 電話:0943-42-1115)


プレゼント
「JAふくおか八女 矢部地区」から山村留学も食べている矢部の野菜が詰まった
「矢部村産直セット」を差し上げます。
そして今回は「JAふくおか八女 矢部地区」様のご好意により、
なんと5名さまに。鍋の季節です。是非、ご応募を!!

応募方法は、住所、お名前、電話番号と番組で発表されたキーワードを明記の上、
FAXかEメール、もしくはコチラの応募フォームからご応募ください。

FAX番号   092-526-5300「茶のくに 八女は楽しい」宛 
Eメールアドレス yame@fmfukuoka.jp


オンエア曲

♪ 地上の星 / 中島みゆき


山昭製材所

かずよの取材日記

1月28日にご紹介した「山昭製材所」。

ご登場いただいた山口昭雄さん。

RIMG000a3.JPG

80歳で今なお現役!
現在は製材業を息子さんに譲り、主にオーダーメイドの木工品を手がけているそうです。

山口さんの作品は、手頃な値段と遊び心が人気!
その一部がコチラ↓↓

RIMG0019.JPG

木目を生かしたキュートなイスに、


RIMG0004.JPG

ちょこっと付いた足が使いやすさ倍増な「まな板」、

RIMG0021.JPG

杵まで(!)


中でも自信作は、

RIMG0007.JPG

子ども用の・・・木馬!
一目ぼれした、番組のパパさんスタッフは、即買い!(笑)

RIMG0024.JPG 木馬長男.JPG

お子ちゃんにも大好評!
5000円でお釣がくるのも魅力ですネ。


そして、木材を薄く削ったこんなモノも作っていらっしゃいます。
何だか分かります?

RIMG0047.JPG

これは、今では貴重となった、お肉など食品の包装に使う
「経木(きょうぎ)」と呼ばれるもの。
実はこの経木、今また、環境に優しい包装材として見直されているそうです。

個人用から業務用まで、幅広いオーダーに応えている山口さんは、
今でも仕事が楽しくて仕方ないんですって♪
夢は「木工品の展示場をつくる」こと。実現に向けて益々創作意欲が湧いているそうで・・・

やっぱり八女の方はいくつなっても元気!ですね☆

■山昭製材所■
住所: 八女市星野村1430-2
電話: 0943-52-3737 


タカクラカズヨ

車じゃなくても八女行ける

2012年2月2日、平成最大級とも言われる大寒波に襲われた日本列島。
日本海側各地では絶えずシンシンと雪が降り続ける一日となりました。

IMG_1001.jpg

雪の影響により九州自動車道の福岡-広川間が通行止めになり、
我々八女スタッフ含める多くの人々に影響を与えました。

普段はFM福岡本社のある福岡市中央区清川で作業し、
八女に取材に行くときは車で向かう我々。
九州自動車道が通行止めになると途方にくれてしまいます。

2月2日は八女市立花町に取材の約束があります。
高速を使わずに下道で行くしかないのか・・・ でも渋滞するよな~・・・
とりあえず車をあきらめて、公共交通機関で行くことに!!

ここで八女市の交通インフラを確認しましょう。

◆鉄道 
無し/最寄の駅は筑後市のJR羽犬塚駅

◆路線バス
堀川バス/八女市の主要な処はバスで行けます

◆高速バス
西鉄バス/「福岡・福岡空港~熊本」の路線で「八女インター」下車
       『福岡-八女間 直行臨時高速バス』 期間限定運行!詳しくはこちら

◆国道
R3号線/旧八女市内と立花町を南北に走っています
R442号線/旧八女市内、黒木町、矢部村を東西に走っています

◆高速道路
八女インター/八女市の西の端にあります


さて、どうやって行きましょう。目的地は福島(八女市役所の近く)

---------------------------------------電車を利用-----------------------------------------
◇JR鹿児島本線 博多→羽犬塚
運賃:910円 
時間:約50分(快速利用) 

◇堀川バス 羽矢線  羽犬塚→福島
運賃:330円
時間:約20分
----------------------------------------------------------------------------------------------

--------------------------------------高速バスを利用------------------------------------
◇西鉄バス 博多バスターミナル3F or 西鉄天神バスセンター → 八女インター
運賃:1450円
時間:約60分

◇堀川バス 八女インター → 福島
運賃:240円
時間:約10分
----------------------------------------------------------------------------------------------

とまあこんな感じ!!さあどちらにしましょうか??
としばらく考えたところで、自身の愚かさに気が付きました。

高速道路が通行止めの時点で高速バスが動いているはずが無い!!
というわけで、問答無用で電車に決定。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本番。
我々の始めての電車の旅の模様をお伝えします。

IMG_0984.jpg

博多駅ももうすく1周年。平日の夕方に博多駅にお越しの際は、
FM福岡の「JR博多シティスタジオ」に是非お立ち寄りを。

IMG_0988.jpg

10:47の快速荒尾行きに載ります。

IMG_0991.jpg

快速荒尾行は赤かったです。

IMG_1003.jpg

高倉さんと私は関西出身。
「福岡もこんな雪ふるんやね~」などとのん気な話をします。

IMG_1010.jpg

羽犬塚について改札を出たら、左に向かいましょう。

IMG_1012.jpg

堀川バスの乗り場は道路を渡った所にあります。

IMG_1015.jpg

堀川バスも赤かったです。

IMG_1024.jpg 画像 018.jpg

歴史を感じるバス車内。路線バスマニアの人が喜びそうな感じです。

IMG_1032.jpg

そして、無事福島に到着。
10:47に博多駅を出て、福島には12:02に着きました。
車で来るときは大体いつも福岡市内から1時間かかります。
つまり、電車で来ても、車で来てもあんまり変わらないんですね。

「番組を聞いて八女に興味が出てきたけど、車が無いょ~」
などと思っているあなたに!あなた!! 電車で行けますよ!!

また繰り返しになりますが、ぼんぼり祭りの期間中に運行される
『福岡-八女間 直行臨時高速バス』 も便利だと思いますので、
是非一度八女に行ってみてください。


さてさて、思ったよりも早く着いて、時間の出来た我々は雪化粧した福島を散策しました。

IMG_1035.jpg

でも、寒かった~~。


ADアサヒヤスシ

カテゴリ

月別アーカイブ