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170回 2014年1月18日オンエア

現在八女市では、九州北部豪雨災害からの復旧に向け
一丸となって取り組まれています。

当番組もこれまで以上に"今"の八女をお伝えするとともに、
一日も早い復旧・復興を願い応援していきたいと思っております。

かずよのトークギャラリー

八女伝統工芸館リニューアルオープン

今月のトークギャラリーは、後半に「八女の新しもん」を特集してお送りしていますが、
今回は二つの新しもんをご紹介しました♪

まずは八女の伝統文化を知る事が出来る施設「八女伝統工芸館」がリニューアルし、
装いも新たにスタートしていると聞き、「八女伝統工芸館」へ。

ルートは...
九州自動車道八女ICを降り、最初の信号を右折、
そこから500m程進んだ所にある「八女インター南」の交差点を左折し、
直進する事およそ10分で到着します。

そこで、お話を八女伝統工芸館の大隈孝館長にインタビュー。

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元々、国鉄矢部線の築後福島駅の跡地に作られた「八女伝統工芸館」。

古くから伝わる、伝統的工芸品の保存継承の為に作られ、
国指定の伝統工芸品である「八女福島仏壇」や「八女提灯」の他にも
県指定になっている「八女石燈籠」「八女手漉き和紙」「八女矢」を始め、
色々な民工芸品が合わせて16品目もある土地柄なんですね。

必見は、日本一の大きさを誇る「石燈籠」や「金仏壇」!
どちらも、見上げる高さでさすがの存在感ですよ。

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その伝統工芸館が1月3日にリニューアルオープン。
これまで使用されていなかった2階が常設展示室となり、
展示室の奥から「国指定の伝統工芸品」「県指定の伝統工芸品」
「その他の民工芸品」と分かりやすく分別され、それぞれの工芸品の詳細が説明されており、
1階は企画展示室として各職人さん達の実演であったり「もんぺ博」の様な
大きな展示企画などが行われるスペースになっていましたよ。

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また、以前この番組でもご紹介したように、同敷地内には、
手すき和紙体験等が出来る施設もありますので、
これを機に、八女の伝統にぜひ触れてくださいね。

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白壁の町福島のジオラマも登場

八女伝統工芸館
住所:福岡県八女市本町2-123-2 (八女インターから10分) 
問合:0943-22-3131 

新しもん(3)革工房 Leap Up Company

今週は全編を通じて八女の「新しもん」をご紹介!
後半は、八女伝統工芸館から徒歩で5分程、江戸時代からの町家が立ち並ぶ
「八女市福島地区」に昨夏移転してきた「革工房」があると聞き行ってきました。

工房の名前は「革工房 Leap Up Company」
オーナーの松尾龍一さんにお話を伺いました。

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手縫いで革製品をオーダーメードで作ってくれる「Leap Up Company」

手帳カバーや名刺入れといった小物から、バイクに取り付ける専用のバッグまで、
様々な革製品を作ってくれる工房なんです。

始まりは14~5年前。元々バイクに乗っていた松尾さんが、
雑誌の1コーナーで読んだ「自作してみよう」に興味を持ち
作ったのがきっかけだったとか。

実際に初めて作ったバッグも工房にあったのですが、
初めての作品とは思えない出来栄え!

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ご本人は、最初から上手に出来たので調子に乗って(笑)
なんておっしゃっていましたが、本当に素敵なバッグでしたよ。 

直接お客さんとの対話の中で作られるLeap Up Companyの革製品。

今回お話を伺い、本当にびっくりしたのが革の色合い。。。

「ナチュラル」と呼ばれる染色していないベージュ色の皮が、
使い込むごとに、そして使う人によって色が変わり、
深みのある茶色や赤味がかった茶色に変わっていくなんて
初めて知りました。面白いですねぇ。。。

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あくまで作るまでが仕事で、そこから育てていくのはお客様。
松尾さんとしては「嫁に出す」感覚で一つ一つ作っているんですって。

上手に出来上がった時は、その作品を眺めながらお酒を飲むのが楽しみ♪
という松尾さんの想いが詰まった手作りの革製品、

気になる方は一度八女福島に出かけて、
ぜひ、直接ご本人とお話をしながらオリジナルのいっぴんを
オーダーしてみませんか?

ちなみに、その価格は名刺入れが6千円前後、手帳カバーは1万円前後、
人気の財布は3万円前後で作れるそうですよ!

■革工房 Leap Up Company■
住所:福岡市八女市本町157(白壁の町福島地区)
電話:0943-23-0677

Good Job 八女!


◆八女の伝統工芸品展

1月22日(水)~26日(日)まで、福岡市のアクロス福岡2F
匠ギャラリーで「八女の伝統工芸品展」が開催されます。

国指定の「八女福島仏壇」や「八女提灯」をはじめ、
県指定の特産工芸品である「八女石灯ろう」「八女手すき和紙」
「八女和ごま」等、数多くの伝統工芸品が一堂に楽しむ事が出来る
このイベントですが、伝統工芸品の販売を始め、仏壇や提灯そして
手すき和紙の体験イベントも行われ、今回は新春にふさわしい
干支をモチーフにした作品も並びます。。

詳しくは、アクロス福岡匠ギャラリー企画展連絡会議「やめ」事務局
tel:0943-24-3941 までどうぞ。

◆田崎廣助画伯 作品展

1月19日(日)~26日(日)まで、八女市民会館「おりなす八女」
はちひめホールで、八女市立花町出身で八女市名誉市民の洋画家、
田崎廣助画伯の作品展が開催されますよ。

阿蘇山を好んで描き「阿蘇の田崎」と呼ばれた田崎画伯の作品26点を
楽しんで下さいね。

また記念事業として、初日19日(日)の11時から田崎美術館館長 坂本佳久氏を招き
「田崎廣助と東洋の心」と題した講演会も行われます。

詳しくは、八女市教育委員会 文化課 文化振興課 tel:0943-23-1982 まで。

プレゼント

今週のプレゼントは、八女伝統工芸館のお隣にある
八女観光物産館ときめき から、八女の地酒等をセットにして2名の方に
プレゼント!


応募方法は、住所、お名前、電話番号と番組で発表されたキーワードを明記の上、
FAXかEメール、もしくはコチラの応募フォームからご応募ください。

FAX番号   092-526-5300「茶のくに 八女は楽しい」宛 
Eメールアドレス yame@fmfukuoka.jp

オンエア曲

♪ 日々 / 吉田山田
♪ IT'S Alright / OKAMOTO'S

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