fmfukuoka

第97回 2012年8月25日オンエア

現在八女市では、先月の記録的な豪雨災害からの復旧に向け
一丸となって取り組んまれています。

当番組もこれまで以上に"今"の八女をお伝えするとともに、
一日も早い復旧を願い応援していきたいと思っております。


災害ボランティアの開設について

八女市福祉協議会では、豪雨災害で浸水等の被害を受けた住居への
災害ボランティアを募集しています。

【主な活動内容】
被災された方への生活環境の回復の為に、ゴミなどの
屋外への運び出し、家具や室内の拭き掃除、泥落とし作業、屋内・敷地内
の泥のかき出し作業、仮置き場への積み込みや運搬など。

【ボランティアの募集範囲】
福岡県南地方を中心とした福岡県内に居住され日帰りで活動が出来る方。

【ボランティア登録受付場所】
八女市社会福祉協議会(福岡県八女市立花町谷川1156番地)

【受付・お問合せ】
090-6893-5701
090-8661-3684


※午前9時から午後5時まで

【その他】
受付方法や準備する物など詳しくは、八女市社会福祉協議会のホームページ
をご覧ください。

また、ボランティアに参加される方で有料高速道路を通行される方は、
有料高速道路を無償使用できる災害派遣等従事車両証明を発行して
おります。詳しくは「八女市公式ホームページ」でご確認ください。


九州北部豪雨災害の義援金について

八女市では平成24年7月14日に発生した九州北部豪雨災害について、
義援金の受付も始まっています。
詳しいお問い合わせは 八女市役所会計課 0943-23-1373
若しくは、八女市公式ホームページをご覧になって下さい。

かずよのトークギャラリー

旧大内邸

八女市立花町の白木地区にある旧家「大内邸」では
これまでも食に関するイベントや、
田舎料理の提供などをおこなって来ましたが、
今年から新たな取り組みが始まっていると聞いてお伺いしました。

お話を伺ったのは、旧大内邸 生活文化研究会代表の田中真木さんと、
今年から生活文化研究会に入られた室園さくらさん。

RIMG0826.JPG

田中真木さんはもともとこの旧大内邸に携わるに当たって、
昔、縁側に「ばんこ」と呼ばれる縁台を置いて、
そこで夕涼みをしながら情報交換をしていた空間を
この旧大内邸に再現したいと考え、活動されてきたそうなのですが、
その中で一番大切なことは「世代を超えた交流」。

情報としての「知識」ではなく、生活の中で生み出される「知恵」を
若い世代にも継承していきたいと仰る田中真木さん。

そんな気持ちを受けて、室園さくらさんが今年立ち上げた3つの取り組みが
「保存食の会」「縫い模様の会」そして「ベビーマッサージの会」

「保存食の会」では、世代を超えて代々受け継がれている
梅干しを始めとする保存食の作り方を学び、

「縫い模様の会」では、着ることは無いのだけれど、
どうしても捨てられない"古布"や"着物地"などを利用して、
バッグやランチョンマットなどに再生させる技を学び、

「ベビーマッサージの会」では、核家族化が進み、
相談する先輩が少なくなった今、
子育てに悩むママさん達の話をする場としての役割も
担っているのでそうですよ。

RIMG0824.JPG

それぞれの新たな取り組みですが、どの会にも
20代から80代まで幅広い世代の方が参加されていて、
そこで継承される「知恵」は、各会の先生からだけではなく、
参加者同士の中でも自然と行われていそうで、
まさに、田中真木さんがイメージしていた
「旧大内邸」の活用方法が実践されているそうですよー。

是非皆さんも、世代を超えて受け継がれていく「知恵」の文化に
触れて、参加されてみてはいかがでしょうか??


■白城の里「旧大内邸」■

住所:福岡県八女市立花町白木3425
開館時間:9時?17時(季節によって変動があります)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
問い合わせ:TEL0943-35-0415

ー8月25日現在の情報ですがー
「ベビーの会」
 ・9月11日開催分午後の部14時から若干名のみ
 ・10月30日開催分は午前、午後共にOKです。

イベントの日程、募集について詳しくは旧大内邸に
お問い合わせくださいね♪♪

盛弘鍛冶工場


八女市立花町に切れ味鋭い包丁を作っている職人さんがいると聞いて、
「盛弘鍛冶工場」にお邪魔しました!!

職人の名前は平泰明さん。

RIMG0799.JPG
(プロの料理人用の包丁を手にする平さん)

農具などの鍛冶職人だった初代のお父様からのアドバイスで、
包丁の名産地「堺」で包丁職人としての修業を積んだ平さんの包丁は、
お客さんから「唯一の欠点は切れすぎる事」とまで言われるような切れ味の包丁。

RIMG0798.JPG
(ティッシュが刃の重さだけで切れる程の切れ味)

「鍛冶職人は上手になりさえすれば食いっぱぐれることはない」
その言葉を2代に渡って受け継いできたんだそうです。

「職人としてやっていくからには、目指す所は頂点ですよ」そう語る平さんですが、
実際に、世界を飛び回るカナダ人の包丁職人や、
修業先だった堺のお師匠さんに依頼した
「荒縄を切れなくなるまで切り続ける"切れ味試験"」でも、
その切れ味と耐久性は実証されているんですって。

その理由を伺ったところ、
技術はもちろんの事、最後は「気持ち」、
「切れてくれー!!、お客さんを喜ばせてくれー!!」と
魂を込めることが一番大切な事なんだそうです。

RIMG0793.JPG
(魂を込めて研ぎの作業にかかる平さん)

最初は家庭用の包丁を作るところからスタートした平さんの包丁ですが、
今では、料理人の方々が使うプロ用包丁や、
まぐろを解体する時に使う包丁なども制作しているんですよ!!

RIMG0805.JPG 
(まぐろの解体用包丁!!)

RIMG0807a.JPG
(高倉さんが持つとこんな感じ)

平さんが職人になる時に自ら決めた
「お客さんの為に価格以上の切れ味を...」
是非とも、このブログをご覧になった方も体感してみて下さいね!!
本当に「サクッ...スーーーーーッ」って切れますよー(笑)

RIMG0815.JPG
(包丁に名前を刻印する平さん)

■盛弘鍛冶工場■

住所:福岡県八女市立花町白木440-4
お問い合わせ:0943-35-0051

盛弘の包丁は、基本的には鍛冶工場や下記のホームページでの
注文制作となりますが、八女市観光物産館「ときめき」では
その場での購入も可能です。
また、注文制作の際は名前も入れて頂けるので、贈答用としても
おススメですよ♪♪

詳しくは、ホームページ:「盛弘鍛冶工場」
又はオンラインショップ:「盛弘の包丁オンラインショップ」
までどうぞ。


Good Job 八女!

◆「十二単衣と束帯姿の結婚式」で挙式したいお2人募集

来年結婚を予定している皆さん、「雛の里・八女ぼんぼりまつり」
の中で、十二単衣と束帯姿で新しい門出を飾ってみませんか?

挙式日:2013年2月24日(日)、2012年3月17日(日)※各1組、応募多数の場合は抽選。
会 場:福島八幡宮(八女市本町宮野町)
費 用:玉串料3万円
申込締切:2012年10月5日(金)
申込・問合:祭り事務局八女市観光振興課(電話:0943-23-1192)
ホームページ:http://www.city.yame.fukuoka.jp/kankou/new/bonbori.html

content22.jpg
昨年挙式された「金井貴史さん・美嘉さんご夫妻」。


プレゼント

今週のプレゼントは、昨年「全国直売所甲子園」で優勝を飾った
道の駅「たちばな」から、「江崎酢醸造元」のギフトセットを2名の方に!!

応募方法は、住所、お名前、電話番号と番組で発表されたキーワードを明記の上、
FAXかEメール、もしくはコチラの応募フォームからご応募ください。

FAX番号   092-526-5300「茶のくに 八女は楽しい」宛 
Eメールアドレス yame@fmfukuoka.jp

オンエア曲

♪ WONDERFUL LIFE / RYO the SKYWALKER
♪ ドライヴィング・ギター / ベンチャーズ

カテゴリ

月別アーカイブ