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山村留学の取材へ

サッチの取材日記

各地で行われている山村留学制度は、村の小学校の生徒が減り、

どうにか対処できないかということで始まったもの。


でも、星野村では、村の小学校が統合され、

生徒数は安定しているのに、継続して受け入れています。

それだけ受け入れて欲しい!と願う方々が多いということ。

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周囲を山に囲まれ、静かな仁田原地区に、

日本家屋風に作られた山村留学センターはあります。

今年の山留メンバー、

小学3年生から6年生までの10人に会ってきましたよ。



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3時半にお邪魔して、指導員10年のベテラン石川さんと、

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アシスタントのもみじ(ニックネーム)さんに

施設を案内していただいたり、子どもたちのことを伺ったり、

山村留学のことを教えてもらったり、

ゆっくりお茶を飲みながらお話をしていました。

午後4時、寮母さんがご飯を作りにいらっしゃいました。

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なんと先日インタビューしたこっぱげ面の伝道師二田さん

お母様!わぁ、似てらっしゃる!


そして4時半。静かだった山村留学センターが

一気ににぎやかに!

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スクールバスで子どもたちが帰ってきました!

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子どもたちも保護者の方々も、

1年間離れ離れで暮らすことは

とても寂しく感じると思うのですが、

山村留学センターにいる子どもたちは、

明るく元気で、自主性があり、

自分の思ったことをきちんと言葉に出来る

しっかりした小学生たちでした。

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みんなの声が、番組で流れるかもよ!

楽しみにしててくださいね。


子どもたち全員にお話を聞いてから、石川指導員にインタビュー。

子どもたちは静かに聞き耳を立てている様子。

「先生、何を話すんだろう」みたいな。


石川さんが本気で子どもたちと向き合っているのが感じられた取材でした。

悪いことをしたら怒るし、

何が悪かったのかきちんと話をする。

この1年が、その後の子どもたちの人生でどんな風に花開くのか、

そしてそれがいつなのかわからないけれども、何かしら役に立つ日が来る、

そのために、山村留学はあると語ってくださいました。


「たくさんの応募の中から選ばれた子どもたちなんだよ。

来れなかった子達のことも考えながら生活するんだよ」

と、子どもたちに話すそうです。


自分のことだけじゃなく、周りのことを考えて行動するという、

集団生活で一番大切な部分を、石川さんを過ごしながら、

子どもたちは自分で考えて学んでいるようです。



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そして、テレビもゲームもない1年間。

子どもたちは、「友達と遊ぶ」ということも、学べるのかもしれませんね。


インタビューの後は、

小学校の体育館で石川さんの指導の下、剣道の練習。

みんな大きな車に乗って、石川さんと行ってしまいました。

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がんばれ!

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