かずよの取材日記
八女の中でも、特にそのままの自然が残る「矢部村」。
雪が舞う中、訪れたのは、「杣人の家」というお食事処。
約150年前の古民家を利用したお店は、田舎のおばあちゃん家に
来たような雰囲気。
釘を一本も使わず建てられたお家は、大きな大黒柱や、太い梁が
今も立派に建物を支えています。
案内されたお部屋。
こちらでいただいたランチは、
ヤマメの塩焼きや
もちきびご飯など、
懐かしく体にやさしいものばかり。
でも懐かしいと言っても、その食材はなかなか斬新で、
中でも天ぷらは、
手前から時計回りに、
「しいたけ」「ふきの葉」「よもぎ」「こんにゃく」「ぎしぎし」「みつば」「茶の花」。
ね、なかなか斬新でしょ!
添えられた野いちごも目を楽しませてくれます。
「家で食べているような素朴なお料理を・・・」
とおっしゃるのは、「杣人の家」代表の堀下ハルエさん。
今ではなかなかお目にかからない食材も
矢部村にはまだたくさん残っているんですね。
食材の山野草は、堀下さんが自ら摘んだ新鮮朝摘み!
季節の旬のものがいただけます。
そして、お部屋からの眺めも最高のご馳走。
さきほどまでの雪も、見事に晴れました☆
気候の良い日は、窓を開け、山々の風景を愛でながら食事を楽しめます。
あまりの居心地の良さに、縁側で昼寝しちゃう人もいるとか(笑)
遠くは鹿児島など、各地からお客さんがみえるそうですが、
八女の合併以降は旧八女市の方も増えているんですって。
そんな八女を盛り上げたいと、堀下さんご自身も八女のツアーに参加し、
新たな町の魅力を探求しているそうですョ♪
皆さんも、ゆったりと贅沢な時間を過ごしてくださいね。
■杣人の家■
住所:福岡県八女市矢部村北矢部9932
営業:11:00~21:00 ※要予約
休み:予約のない日
電話:0943-47-2173
そして再び舞いだした雪の中、帰路についたのでした。
タカクラカズヨ