サッチの取材日記
私たちの最後の取材先となる
黒木町の霊巌寺に行ってきました。
何度も番組でご紹介しておきながら、
訪れるのは初めて。
駐車場から少し歩きます。
お地蔵さんが並んでいる坂を登ると到着。
9月も半ばだというのに、
とっても暑い日で、汗だくになったのですが、
社務所に入ると、ひんやりとしていて、
とっても涼しかったです。
日本家屋、素晴らしい!
さて、今回の取材でサッチが楽しみにしていたのは、
霊巌寺のご住職が作る「精進料理」!
おおお!
おいしそう!!!
野菜が丁寧に料理されて、
それぞれお味が違っています。
ゴマ豆腐もモチモチでおいしい♪
お気に入りはゴーヤ。
お味噌で味付けされていました。
お吸い物も上品なお味で、
ゆずが利いてます。
最後に出てきたご飯がこれまた素敵!
番茶で炊いたそうです。
ほんのり香りがします。
噛めば噛むほど甘みが出てきて、
すごくおいしかったですよぉ。
お漬物も数種類あり、
部長はお替りして食べてました。
で、気づかなかったんですが、
お豆が入れてあった籠。
これなんと、昆布で出来ていて、
食べられるんだそうです。
俊英さんが、皆残しているのを見て、
悲しそうに「これ、昆布なんですよ」と。
それを聞いた私たち、
もちろん全員一口でいただきました!
噛み応えがあり、磯の香りがほんのり漂って、
これまたおいしい一品でした。
教えていただいてよかったです。
霊巌寺オリジナルのおせんべい。
これはお持ち帰りしちゃいました。
箸入れに書いてある言葉が気になり、
これもお持ち帰り。
仏の言葉は心に響きます。
予約があれば、3人以上から受付てくださるそうです。
お一人3000円~。
お料理だけじゃなく、ここからの眺めは
目に優しい緑いっぱいです。
棚田のお茶や山の杉が癒してくれます。
田舎の景色と、八女茶の歴史に触れながら、
精進料理に舌鼓!
お勧め観光スポットです。
たっぷりお料理をいただいた後は、
17代住職の日種俊英さんに案内していただいて、
お寺の中を見学。
歴史を感じる厳かな雰囲気の本堂でした。
お釈迦様の横には、八女にお茶の木をもたらした
栄林周瑞禅師の像が鎮座。
霊巌寺を建てるように願い出た人物なので、
それはそれは大事に祀られています。
屋久杉のテーブルもありました!
どうやら樹齢何千年のものだったらしいです。
わお。
そして、俊英さんにインタビュー。
境内にある、樹齢250年以上の
お茶の木を眺めながらお話を伺いました。
なんとものんびりとした時間が流れて、
日ごろの喧騒を忘れさせてくれる、
素敵な住職と空間でしたよ。
精進料理は、俊英さんの息子さん、
18代住職が作ってくれます。
で、最後に、
食事をしたお部屋に戻ってきて、
玉露とゆべしと羊羹を用意してくださっていました。
ありがとうございます。ご馳走様でした!
私たちにとっては最後の取材になりましたが、
写真に写っている同行した新メンバーにとっては
最初の八女市体験。どうだったかな?!
10月からは、新メンバーが
八女の魅力をお伝えしていきます。
引き続き、よろしくお願いします!
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霊巌寺
住所: 福岡県八女市黒木町笠原9731
電話&FAX : 0943-42-4311