八女・福島の町が旧八女郡(現在の八女市・筑後市)の中心として賑わっていた頃、福島八幡宮では毎年、子どもたちが中心となって運営した「天神講(てんじんこう)」という子どものためのお祭りが行われていました。
昔は医療が発達しておらず、子どもたちが健康体で小学校にあがるのも難しかった時代。
子どもたちが健康に過ごせるようにと、子どもの名前を書いた提灯を境内の前にあげて灯りを灯していたそうです。
しかし明治初期より始まったこの「天神講」は、昭和40年に途絶えてしまいました。
ですがある日ある方がお掃除をしていたときに、子ども時代天神講であげていた提灯を見つけ、あの温かい気持ちを思い出し「またこのお祭りを復活させたい!」と平成8年から再び「天神さん子どもまつり」として、当時のお祭りのように提灯に灯りを灯し、現在まで毎年行われるようになりました。
今年の「天神さん子どもまつり」は8月20日(土)21日(日)の二日間。
場所はもちろん、福島八幡宮。
20日(土)は18時から提灯あげ。
21日(日)は、17時から食べ物の出店や子ども太鼓が登場。
18時からは、提灯あげ、子ども夜市、きもだめしが行われ。
20時15分から、手花火大会が行われます。
福島八幡宮の境内に、子どもたちの健康と学業成就を願う温かな明かりを、みなさんで見に来られませんか?
お問い合わせ先:天神さん子どもまつり実行委員会 TEL:0943-22-5804