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たかっぽの昼ごはん

サッチの取材日記

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たかっぽというお店の名前は、

黒木町のお祭りなどのイベントでよく見かけていました。

どういう意味なんだろう?

と思っていたら、竹を切って利用している器のことなんですね。

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さてこのたかっぽでは、

何ともかわいらしいお母さんが出迎えてくれます。

足を怪我してらっしゃるのに、

ニコニコしながら「あらぁ、思いがけない~。ありがとうねぇ」

と痛々しい足で玄関口まで来てくださいます。

ほんとすみません~。

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しかし、その後の取材の楽しいこと楽しいこと。

ずっと3人笑っていました。

「ここに来る人たちには

お料理と漫才がついてくるから、って言うとよぉ。あははは」

漫才とは、そう、このお母さん城寿美香(じょうすみか)さんのおしゃべり。

お料理が届くまで、そして届いてからも、

寿美香さんのおしゃべりは続きます。

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それがね、楽しんです。とっても。

何よりかわいらしい。

いい笑顔。

ずっと一緒にいたいなぁって思いました。

たかっぽの建物も古民家で、

ゆったりくつろげる広々座敷。

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お庭の芝生が目に気持ちよく、

大きな窓から心地いい風が吹き抜けます。

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この箸置き!

「ああ、箸置きがない、どうしよう!あ、庭にあった!」で

椿の葉を思いついたそうです。

素敵ですよねぇ。

「何もないと、自分で考えて工夫するとよねぇ」

という寿美香さん。生きる力というのを感じました。

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寿美香さんたちが作るお料理は、

八女で採れたお野菜が中心。

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ぜーんぶ竹で出来た器に盛り付けられて出てきます。

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おはぎも朝から毎日作るんですって!

おいしいはずですよねぇ。

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じゃがいもまんじゅうをバター炒めしたもの。

これ、かなり美味!!!!

だご汁は、お母さんたちのお料理の定番ですが、

寿美香さんは、季節によって味噌を変えたり、

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だんごの厚みを変えたり、工夫しています。

冬はねっとり、夏はさらっと。

こういう心配りが、優しさを感じますね。

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おなか一杯食べて、ここでお昼寝できたら

この上ない幸せ・・・と感じた私たちでした。


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黒木のごちそう たかっぽ
住所: 福岡県八女市黒木町今364
電話: 090-2096-3563
営業: お食事11:30~15:00(13:00オーダーストップ)※完全予約制
休み: 不定

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