サッチの取材日記
今回お話を伺ったのは、杣(そま)の木工で
木工職人として活動してらっしゃる大久保光教さん。
この日は、ご家族揃ってお出迎えしてくださいました!
かわいい娘さんお二人と素敵な奥様です。
お邪魔します!
大久保さんは、元々久留米の方で、
中学校の技術の先生をされていました。
その後、木工を本格的にやりたい!と思い、
熊本県人吉の木工職人の下で修行。
その後、木工職人として活動できる場所を探していたところ、
矢部村に出会ったそうです。
縁があったんでしょうねぇ。
今ではすっかり矢部村の住人。
お知り合いの茶畑の収穫をお手伝いしたりも。
大久保さんのお話はとっても面白くて、しかも表情豊か。
ぐいぐい引き込まれていきます。
あっという間に時間が経っていてびっくり!
現在大久保さんは元職に戻り、
週末や祝日など、学校がお休みのときに、
ボランティアで杣の木工で活動されています。
ここでは、幅広い年齢層の方が、
いろんな木工作品を作っていまして、
中でも感動したのは、卒業証書用のフレーム!
子どもたちが、自分の卒業証書を入れるための
額縁を手作りって、素晴らしい!
「あんなに大事そうに運ぶ姿は初めて見た」というくらい、
大切に自作のフレームを持って帰ったそうです。
いい話しやぁ。
また、生涯学習で、おじいちゃんやおばあちゃんが作った家具には
本当に驚きます。
毎年参加されて、今では電気ドリルなんかも上手に使えるように
なった方もいるとか・・・。
人はいくつになっても成長できるものなんですね。
超不器用な私でも、作ることができると太鼓判を押してくださったので、
いつの日か私も、オリジナルの家具を作ってみたい!と
思ったのでした。
大久保さん、お忙しい中お時間いただきまして、
本当にありがとうございました。
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<杣の木工>
住所: 福岡県八女市矢部村矢部3958
電話: 0943-47-2754
営業: 土・日・祭日のみ 9:00~17:00
事前に電話での予約をおすすめします。