サッチの取材日記
八女市を流れる矢部川。
星野川をはじめ、いくつもの支流を持っています。
八女の人々の生活に深く根付くこの川を、ぜひ番組で取り上げたい!
と思い、今回行って参りました。
矢部川というくらいですから、やっぱり
矢部村の方に聞かなくては!ということで、
杣のふるさと文化館館長・松尾重根さん。
元々理科の先生をしていらっしゃった松尾さん。
さすが先生!準備万端!資料たくさん用意してくださってる!
1.広い流域の地図を、A4用紙5・6枚に分けてプリントアウトし、それをきれーにつなぎ合わせ一枚の地図に。
2.矢部川に生息する絶滅危惧種の資料
3.矢部川の情報がまとめられている資料 etc.
と、これらに目を通すだけで、矢部川のことがわかってしまうくらい。
まずは、用意してくださった資料を見ながら、松尾さんに矢部川のことを伺いました。
江戸時代、久留米藩と柳川藩で、水争いが激しく行われ、そのため堰が13個あること、
船小屋からゲンジボタルの発生が始まったこと、
絶滅危惧種と言われている魚たちの中には、
松尾さんが小さい頃はたくさんいたこと、
踊り食いをすると泳ぎが上手になると言われている魚がいること、
サンショウウオの一種(カスミサンショウウオ)が生息していること、
・・・・などなどネタは尽きることがありません!
面白かったなぁ。番組では他の生き物の事も話してくださっています!お楽しみに。
インタビューは矢部川で行いたいということで、
車で移動しながら、どっかいいとこないかとロケハン!
ラジオだけど、演出こだわるんです!だって川の音、聞いて欲しいですもん!
決まったのは、矢部川源流公園。
日向神ダムの流れ込みのところです。
橋に座って、座談会風。
心地よい風と、温かい日差しで、なんだか眠くなってしまいそう・・・。
「取材は苦手やけん」とおっしゃっていた松尾さん、
長い時間お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!