サッチの取材日記
2011年4月3日(日)に立花町にオープンする「観光たけのこ園」。
オープン前に、取材にお邪魔しました!
このたけのこ園は道の駅たちばなの正面にある、
野放しにされていた竹林が整備されたもの。
今回お話を伺ったのは、辺春地域振興会議事務局長の中村信夫さん。
一緒に真新しい鍬を持って、早速観光たけのこ園へ!
この日は風が強くて冷たくて、手がかじかんでしまうほど。
そんな中、中村さんは「あ、ここにある」といいながら、
上手に鍬を使ってたけのこを掘り当てます。
すごーーーい。
私たちにはぜんぜんわかりません。さすがプロ!
ただ、自然の中に作られている農園なので、
ライバルはもぐらといのしし。
「たけのこかな」と思ったらモグラの通った後だったり、
(これは、プロの中村さんでも間違うことがあるそうです。)
いのししが食べて、皮だけになったたけのこの残骸があったり。
野生の動物たちは、おいしいものをよく知ってますよねぇ。
さて今回は中村さんに、竹のことをいろいろ教えていただき、勉強になりました。
竹の話題は、この番組でも何度も出てきますが、
中村さんによると、植えて3年、5年でたけのこを産み、
6年目くらいで伐採するそうです。
伐採するまでのサイクルが、杉や檜などと違って、格段に早いですよね。
成長も早いし、増えるのも早いので、とにかくどんどん食べたり利用したりしていかないと!
竹林整備のためにも、たけのこ堀は重要なんですねぇ。
自分で掘って、春の味覚を存分に味わってくださいね。
掘ったたけのこは、お向かいの道の駅たちばなの大釜で茹でてくれるので、
お家で面倒なことしなくていいのがgood!
あ、ただし、掘ったものは全部購入になるので、掘りすぎにご注意ください。
「辺春観光たけのこ園」は、春限定で、日曜日のみ営業。
たくさん採れた年(表年)の翌年は数が減る(裏年)そうですが
おいしさは全国でも有名なほど。
ぜひこの機会にご家族で楽しまれてみてはいかがでしょうか?
詳しくは、立花町観光協会(電話 0943-37-1055)にお問い合わせくださいね。