サッチの取材日記
黒木町の大藤は、まだ咲いているところを見たことがありません。
写真や、冬のイルミネーションは見てるんですが・・・
いよいよその藤が咲く季節が近づいてきましたね。
期間中、延べ20万人の観光客が詰め掛けるという大藤祭り。
今年は4月16日から5月初旬まで開催されいます。
広い広い面積に広がっている藤の枝・枝・枝・・・
ここから紫の藤がだーーーーっとぶら下がるんでしょうねぇ。
想像するだけで圧倒されそうです。
そして藤の幹。それはそれはもう複雑に絡み合ってすごいことになっています。
樹齢600年以上の藤に至っては、
地球上のものとは思えないくらいグネグネ。
さて、今回お話を伺ったのは、植木職人、広緑園の堤広満さん。
年間計画を立てて、一年通して藤の面倒を見てらっしゃいます。
生命力溢れる藤ですが、こうやってきちんとケアをしないと、
毎年花は咲かないんですよね。堤さん、責任重大です。
でも、ニコニコしながら、いろんなことを教えてくださいました。
その中の一つがこれ。
黒木の大藤は「野田藤」という種類の藤で、
幹は時計回りに捩れながら上に伸びていくんだそうです。
よぉく見ると、確かに右回りに伸びていっている様子がわかります!
すごーーーーい!だからグネグネ絡み合ってるんですね!
ちなみに「山藤」という種類は逆回転で伸びるそうな。
植物の世界って、本当に不思議。
取材にお邪魔したときは、まだまだ寒くて、花は咲いていませんでしたが、
蕾を見ることができました。
お祭り期間中には、きっと素晴らしい房をつけてくれるんじゃないでしょうか。
藤棚の中央に神社があるんですが、
この周囲を作業着姿のお母さんたちが
一生懸命整備してらっしゃいました。
雑草を根気欲丁寧に抜いて・・・大変ですよねぇ。
本当にご苦労様です。
そうそう、この神社、縁結びにご利益があるのか、
堤さんが「お参りしといたほうがいいよ!」と
おっしゃっていました。
手を合わせて、しっかりお願いしてきましたよぉ。
最近、いろんなところにお願いばっかりしてるけど、
欲張りすぎかな(汗)
堤さん、大藤が咲いたらぜひまた会いに行きます!
よろしくお願いします!
皆さんもお祭りでは、
堤さんたちが、丹精込めてお世話をした藤を
ゆっくりとご堪能ください!