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100年の歴史、石橋を探索へ

サッチの取材日記

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上陽町にはほたると石橋の館があります。

番組ですでにご紹介しましたね。今回はその石橋にスポットを当てて取材してきました。

100年以上も前に作られた石橋が、まだ現役で使われているということに、

当時の技術の高さが偲ばれます。

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ただそこにある、というのが橋。

毎日普通に渡っていて、その偉業に気づかない・・・というのが

地元の方々なのではないかなぁと思いますが、

今回はその石橋の魅力を伝えるお仕事をしてらっしゃる、

八女市観光協会上陽支部の小川さんに石橋について詳しく教えていただきました。

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小川さんにお話を聞いていると、石橋の歴史や、構造的なものを詳しく知ることが出来て、

単なる橋が「歴史的な建造物」に生まれ変わります。

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なんちゃって歴女のサッチは、明治から大正にかけて作られていった

石橋の歴史を聞くだけでわくわくしてしまいます。



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取材は大瀬橋(だいぜばし)の前で行われたんですが、取材が終わって、

八女部副部長が「あそこに名前が書いてありますねぇ。」とふわりと報告。

小川さんはびっくりして「え?どこどこ??」と驚いてらっしゃいます。

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「橋の真裏の部分です」と大瀬橋の真下に行き、見上げると、ありましたありました。

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立派な文字で主任と監督など、橋作りに携わった方々のお名前が彫られています!

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これはもしや大発見?!

小川さんも「いやぁ、気づかなかった・・」と絶句。意外に盲点なんですね。

橋の真裏。

副部長!すごいすごい!!!でもクールな彼女は「そうですかー?」だって。

それでも、副部長の観察眼は鋭いと、いつも感心するサッチでありました。


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さて、小川さんは数年前に石橋の清掃を始め、仲間を増やし、会を作り、

みんなで旅行に行ったりと絆を深めてきました。石橋がつないだ縁、いいですねぇ。

現在はその会も活動休止状態とのことですが、

石橋を守っていくには、やはり地元の方々の団結が必要なんですね。

これからも、歴史的建造物である石橋、大切に守って欲しいなと思います。

桜や蛍、紅葉や雪と、季節ごとに違う表情を見せてくれる石橋、

ぜひ皆さんもご覧になってくださいね。

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