サッチの取材日記
あまーーーーーーい♪
苺ジャムみたいな甘い香りがあたり一面を覆っています。
ここは、立花ワイン工場の中。
ワインでこの香り・・・ふしぎだぁ。
取材をした日は、今年最後のあまおうワイン瓶詰め作業日でした。
500ccのボトルワインに対し、
あまおうを750g(約2パック半)使用しているという贅沢なワインは、
真っ赤なルビーレッドをしています。
眺めるだけで、幸せな感じになりますよぉ。
味は、ほんのり甘い中に、しっかりとお酒の香りも主張していて、
大人の雰囲気がありました。
この立花ワインでは、この他、キウイ、みかん、緑茶、梅、いちぢくと
全部で6種類のワインを造っています。
キウイには通常販売されているもの以外に、アルコール度数の高い「覚」と
熱を加えず発酵を続ける生ワインの3種類ありまして、
私サッチ、ぜーーーんぶ試飲させて頂きましたよぉ。
取材始める前に、酔っ払うかと思いました(汗)
でも、立花ワインのワインは、あまりお酒が強くない女性でも飲みやすいように、
アルコール度数が低めに作られているので、ぜんぜん大丈夫♪
(移動の車の中では寝てしまいましたが・・・)
で、お味はというと、それぞれちゃーんと素材の香りが立っていて個性豊か。
キウイはフルーティーで白ワインのような爽やかなお味。
みかんは柑橘特有の甘酸っぱさが際立つワイン。
緑茶は緑茶の味が舌に残り、ほんのり苦い大人のワイン。
梅はさっぱりした中にも、酸味のある梅酒より軽いお味で飲みやすい感じ。
いちぢくは、まるでいちぢくジュースを飲んでいるかのような風味。
でもしっかりアルコールです。不思議・・・。
インタビューさせていただいた牛嶋さん。
瓶詰めのお忙しい最中にお邪魔してしまいまして、すみませんでした。
「ちょっと気を抜くとおいしくできない」、という一言で、
ワインの奥深さ、しっかり伝わりましたよぉ。
人の手が加わるからこそ、味が生きているということなんでしょうね、きっと。
これからもっと種類を増やしたいと方っていらっしゃったので、
どんなワインが出来上がるのか、楽しみにしています!
立花ワインの白山豊茂社長は、負債を抱えて、赤字続きだった立花ワインを再興。
今では立花町で採れた野菜や果物を使って、いろんな種類のワインを作り、
九州だけじゃなく、関東方面進出も計画中だそうです。
また、福岡県以外から、町・村興しのために、特産品を使ったワインを造って欲しいと
依頼されることもあるそうですよぉ。
トマトやかぼちゃなどがあるそうですが、
どんなお味なんでしょうか。それにしても、なんでもワインになるんですねぇ。
そして、お土産にあまおうのワインをいただいちゃいました。
ありがとうございましたぁ。
今年のクリスマスは、このワインで盛り上がりたいと思います!