メシュラングルメ研究所 10月26日
ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。
長野県安曇野市に決まり、安曇野インフォメーションセンターで聞いた、
信州サーモンを探して、食べてきました。
到着したのは、ここ
民芸食事処 ふくらい家・笑福
長野県安曇野市穂高4579-1
0263-82-2168
11:00~20:30(年中無休)
まずは、お刺身(1365円)
鮭独特のクセが全くありません。
湯がいた中皮の煮こごりも、コリコリしてて美味しかった。
そして、サーモン南蛮(480円)
これは、ハラミの部分を揚げて、甘酢を軽くかけたもの。
脂がのっていて、食べ応えあり!
そして、信州サーモンの秘密に迫るべく、
このお店の社長、清水さんにお話をお伺いしました。
信州サーモンは、安曇野市明科にある「長野県水産試験場」が
10年もの歳月をかけて開発しました。
市場に出回り出したのは、6、7年くらいです。
ニジマスのメスとブラウントラウトのオスを交配して、
双方の良いところを受け継いだ「信州サーモン」は、
卵を産まない1代限りの魚。
卵を産まないことによって、産卵に要するエネルギーがそのまま旨みとなり、
その身にギュッと凝縮されます。
大きさは、3.5kgほどにもなり、卵を持たないので、
旬がなく、いつでも美味しく食べられます。
脂がのっているのに、クセがないので、魚が苦手な人でもOK。
ちなみに、なぜ、ここ、安曇野で誕生したのかというと、
冷たい地下水が豊富で、魚はその冷たさに身が引き締まって、
美味しくなるからだそうです。
確かに、店の前にも、地下水が湧いていました。
九州人がまだ知らない、信州サーモン。恐るべし!
ブチカン日本食遺産を探す旅、
来週は、どうなるのか?お楽しみに!
以上、メシュラン、グルメ研究所でした。