白岳しろ presents 「飲んで、うまい 食べて、うまい」 5月10日
食べものとお酒の関係に注目する、「飲んで、うまい 食べて、うまい」。
先週は、究極の食中酒が、米焼酎だという話をしました。
この食中酒とは、つまり、食べ物とお酒のペアリングの話ですね。
ということで、今週も米焼酎についてさらに深く知るために、
白岳しろを作っている杜氏の藤本さんにお話をお伺いしました。
今週は、産地呼称が認められた 本格焼酎のブランドの一つ、
球磨焼酎についてのお話しです。
球磨焼酎の定義
人吉球磨地域で造られる米を主原料にし、地元の水を使い、
人吉球磨で蒸留すること、瓶詰めすることです。
各蔵元のこだわりがそのまま球磨焼酎の定義になりました。
人吉球磨地域の水
水温は平均して15度くらい、硬度は50くらいの軟水です。
焼酎を造るのには、たくさんの水が必要なので、
水が豊富な人吉球磨地域は、水の質、量、ともに、焼酎造りに適しています。
また、美味しい水がある所には、美味しい農作物があります。
ということで、水田も多く、原材料のお米もたくさん
収穫できるということになります。
原材料のお米
球磨焼酎 白岳しろは、全量米です。
麹米、かけ米、酒原料は、地元のお米はもちろん、
九州産をメインに国産米のみを使用しています。
白岳しろを製造している工場を見学して
香りがよく、合理的でクリーンな工場でした。
杜氏の藤本さんによると、焼酎造りで難しいのは、微生物などの生き物を扱う事。
原材料を選ぶことも大事ですが、環境を整えることも大切です。
いかがですか?
そして、今週から人吉で見つけた、
地元のお酒である本格米焼酎 白岳しろと、
ペアリングしてきたものをご紹介したいと思います!
【栗んとうまんじゅう】(やまえ堂)
(「栗んとうまんじゅう」の通信販売はありません)
人吉温泉物産館の入口で、やまえ堂の岩本さんが販売していました。
中が栗餡で、外は黒糖が入ったかりんとうの生地を揚げたまんじゅうです。
球磨盆地のほぼ中央にある球磨郡山江村は、栗の産地として有名な場所です。
余計なものが入っていない「栗んとうまんじゅう」は、さっぱりした甘さで、
周りのカリカリ感も良く、癖がない本格米焼酎 白岳しろと、とても合います。
他にも一週間かけて作った「渋皮煮」、やまえ栗100%の「栗きんとん」も、
程よい甘さで、本格米焼酎 白岳しろとぴったりでした。
まさにペアリング成功!
ということで、来週も杜氏の藤本さんとの話は続きますので、お楽しみに!
人吉でみつけた、本格米焼酎 白岳しろと食べ物のペアリングも紹介しますよ!