メシュラングルメ研究所 9月7日
ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。
今回は南島原市に行っております。
まずは、南島原市深江特産物直売所にお邪魔しまして、「みそ五郎」というのを発見。
「みそ五郎」は、とにかく味噌が大好きで、一日に4斗もなめるそうです。
そんなに味噌が好きな人がいたなら、きっと良い味噌屋もあるだろうということで、
たどり着いたのが、こちらです!
マルカ醤油本店
長崎県南島原市有家町久保383
0957-82-2041
お話をお伺いしたのが、社長の森さんです。
マルカ醤油本店は、島原でも一番歴史のある味噌屋さんです。
江戸時代からの蔵を事務所にしていて、風情があります。
こんな書類も飾っています。
味噌屋は、長崎県全体で17,8軒ある中で、島原だけで、約9軒もあります。
それほど、味噌造りが盛んな町だということです。
島原で味噌が発展したわけ
昔は、農家それぞれで作っていたものだった味噌。
それが面倒になってきたので、醤油屋が代わりに作るようになっていったとのこと。
それに、海運の利があり、材料を運びやすかった。また、販売もしやすかったそうです。
島原の味噌の特徴
麦の量が多く、甘くて口当たりが良くさっぱりと食べられる味噌。
寝かせる期間は、この店で3ヶ月。通常の島原味噌は1ヶ月から1ヶ月半。
早いところで、3週間しかないそうです。
固くてゴロゴロした、若い味噌になります。
最近では、塩分も控えめになってきています。
その他の味噌
キムチもろみ、山菜もろみなど、10数種類くらいあります。
ちなみに、こちらでは、もろみ味噌のことを、納豆味噌と言います。
実はこの後、味噌を寝かせている場所も見学させて頂きました。
その模様は、来週お届けします!
お楽しみに!