メシュラングルメ研究所 12月7日
ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。
広島県呉市に決まりまして、浜勝さんに教えてもらった、
倉橋島海産へ行き、牡蠣のことを教えてもらいました。
話を聞き、船に乗って、牡蠣棚まで行って、
続いては、それがどうやって剥き身となるのか取材しました。
倉橋島海産
広島県呉市倉橋町747-5
牡蠣棚から港へと戻ってきました。
まずは、船から牡蠣を降ろし、海水を使って殻付きの状態で洗浄していきます。
その時に出てくるのが、ホタテの貝殻と隙間を空けるためのパイプ。
もうすでに、牡蠣の良い匂いが漂います。魚も寄ってくる勢い。
大きなプール
この中は、清浄海水で満たされていて、1日ここに漬けることで、さらに洗浄。
これは、広島県で義務付けられていることです。
打ち子さん登場
手に持っている道具は、先のとがった「牡蠣打ち」という広島独特のもの。
ベテランの皆さんは、1日で3000個も剥き身にしていくそうです。
8時間働いたと計算すると・・・10秒に1個ずつ!早い!!
牡蠣はやわらかいので、傷を付けずにきれいに剥くには、年季がいります。
その剥き身をさらに洗浄していきます。
泡を使ったバッキ洗浄し、その後、目視で選別。
それを、自動計量器で、パッケージングしていきます。
何度も洗浄や目視をし、衛生的にも、食品なので、万全を期しています。
そして、一部自動化はされていますが、種付けから始まり、
沢山の人々の手作業でなりたっていることが分かりました。
いかがでしたか?
全ての作業を見たら、美味しい牡蠣を作るのにどれだけの人が関わっているか、
分かったでしょ?
これからは、1粒1粒、ありがたく頂かないと!
★★★浜勝の牡蠣★★★
かきふらいとヒレ膳(1390円)
かきふらい3個、大ぶりのエビフライ、ヒレかつ
かきふらい膳(1190円)
かきふらい5個
かきふらいと野菜かつ(990円)
かきふらい3個、エリンギの肉巻き、季節野菜のフライ
煮込みかつ膳かきふらい添え(1390円)
※一部取り扱いのない店舗があります。
煮込みかつ膳、かきふらい2個
この浜勝さんの牡蠣メニューにも、この倉橋島海産の牡蠣が使われています。
来週は、この倉橋島海産の牡蠣を色々食べてみたので、その模様をお届けします。
そうそう!
忘れていました!
これが、牡蠣の種を育てているところです。
ここから私たちの口に入るまで、3年かかるんですね。
牡蠣業者の皆さん、ありがとうございます。