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2012年6月

2012年6月29日 (金)

メシュラングルメ研究所 6月29日

ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。

鳥取で美味しい食材を探したところ、ベニズワイガニや、トロハタ

そして、「ねばりっこ」が有名という話を聞きました。

そこで、鳥取のほぼ真ん中にある、北栄町へと行き、

ねばりっこをどのように栽培しているのかなど、お聞きしました。

すると、ねばりっこ尽くしの料理を出すお店があるというので、味見をしてきました。

 

とろろ屋ねばりっ娘

Nebarikko1

鳥取県東伯郡北栄町国坂1525-92 道の駅 北条公園内

0858-36-4618

 

食べたのは、「ねばりっこ花御膳」(980円)

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卵を落とし、ダシ醤油、刻み海苔を入れた「とろろ」

 

味噌汁、茶碗蒸し

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酢の物

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炊き物

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豆腐

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巾着

これが全て、ねばりっこ入り

それに、御飯とラッキョウもついてきます。

 

そして、「ねばりっこソフト」(400円)も食べました。

Nebari7

最初、本当に美味しいの~、疑っていましたが、びっくり!!

混ぜれば混ぜるほど、トルコアイスのような粘りが出てきて、口当たりも滑らか。

Nebari8

しかも、ねばりっこが入ることで、脂肪分も抑えられるという、素晴らしいアイス。

 

これは、絶品でした。さあ、美味しい食材を求めての旅!

来週はどうなるのか、お楽しみに!

 

2012年6月22日 (金)

メシュラングルメ研究所 6月22日

ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。

現在は、鳥取で美味しい食材を探しています。

まず最初に着いたのは、米子市。

境港で、調査を開始したところ、ベニズワイガニや、トロハタ

そして、ねばりっこが有名という話を聞きました。

そこで、鳥取のほぼ真ん中にある、北栄町へと行き、

JA鳥取中央 北栄営農センター 長芋生産部 部会長の 

道祖尾さんにお話をお伺いしました。

そこで、実際にどのように育て、出荷されているのか見学してきました。

 

まずは集荷場

20120622_1

昨年の秋に収穫した長芋、ねばりっこが出荷を待って眠っている場所です。

5度という温度で保たれています。

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実は、長芋やねばりっこは、ヒゲのついたままで保管されているんです。

その周りには、湿った砂があり、黒いビニールに包まれています。

こうすることで、新鮮なままで保ち、綺麗にするときにヒゲが落ちるそうです。

 

続いて来たのが、洗浄して、仕分ける場所

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湿った砂を、水で綺麗に洗い流すと、ヒゲも取れ、つるんとした姿になります。

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それを、重さ、大きさ、形、傷などによって、階級に分けていきます。

「秀」、「優」、「良」の3つあります

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実際に仕分ける作業を見ましたが、かなり厳しいチェックでした。

分けられた良い芋は、おがくずの入った箱に詰められて出荷されていきます。

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最後に来たのは、です。

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北条砂丘にあります。本当に砂です。

現在、4月末に植えた芋の芽が伸びている状態です。

10月に収穫する予定の芋です。

水は、2日に1回、1時間ほど与えています。

山芋は、まっすぐにするため、

パイプに入れて育てると聞いていたのですが、

ここでは、砂地の柔らかさを利用しているので必要がありません。

上手な育て方を聞いたのですが、これは企業秘密だそうです。

まさに、職人の技で、畑によって違うとのこと。

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少し掘り返して頂いたのですが、種芋を横にして植え、

上に向かって、まっすぐに芽が伸びてました。

 

いかがでしたか?

色んな場所で工夫をしていて、職人の技も冴えるところでしたね。

さあ、美味しい食材を求めての旅!

来週はどうなるのか、お楽しみに!

 

2012年6月15日 (金)

メシュラングルメ研究所 6月15日

ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。

現在は、鳥取で美味しい食材を探しています。

着いたのは、米子市。

境港の景山水産で、ベニズワイガニや、トロハタの話を聞き、

農産物では何が名物なのかたずねたところ、

ねばりっこ」という答えがっ!

そこで、鳥取のほぼ真ん中にある、北栄町へと行きました。

 

北栄町は、北条砂丘があり、海がすぐ近くで、風力発電も盛んなところです。

20120615_2

なんと、名探偵 コナンの作者、青山剛昌さんの故郷でもあります。

 

JA鳥取中央 北栄営農センター 

長芋生産部 部会長の道祖尾さんにお話をお伺いしました

20120615_1

ここ鳥取は、白葱、らっきょう、すいか、長芋が有名で、

それらは、砂丘の特性を活かして作っていますが、すいかは大山の方とのこと。

 

ねばりっこの開発には、とても時間がかかっています。

1990年に、鳥取県園芸試験場で試験が始まった農産物です。

様々な検証をして、1995年に試験導入。

砂丘長芋と大和芋と交配してできたもので、

砂丘長芋は雄株しかなく、大和芋は雌株で、運命の出会いだそうです。

一般の農家へ出回るようになったのは、10年くらい前

今では、350トンほど作れるようになりました。

 

生産はとても難しく、まず、むかごが混ざると台無しになるので、厳密な管理をしています。

また、立派なねばりっこになるのに3年かかります

植え付けも手作業になるので、時間がかかるそうです。

20120615_3

ねばりっこの特徴

密度があるので、重たく、硬い芋になります。

少しクリームがかった色で、痒くなりません。

自然薯のようにダシで伸ばさなくても丁度良い粘りがあります。

甘味もあります。

 

そして、このねばりっこが、鳥取県を飛び出すきっかけは、浜勝でした!!

社長が鳥取県出身で、地元の特産物を使いたいという話からスタート。

我々も、浜勝で、磯辺揚げ、浅漬けなどとして、食べていますよね。

他にどのような料理があるのか訊ねたところ、

チップス、アイスクリーム、お好み焼きなどにも使うとのこと。

美味しそうですね、、、って、アイスクリーム!?

どのような味なんでしょう?

 

さあ、美味しい食材を求めての旅!

来週はどうなるのか、お楽しみに!

 

2012年6月 8日 (金)

メシュラングルメ研究所 6月8日

ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。

今回は、鳥取が出たので、さっそく行ってきました。

電車に揺られて、およそ5時間。

Guru0608_1

ついたのは、鳥取県境港!!

Guru0608_2

鳥取で何が美味しいのか?

それを教えて貰うために、ここで、アジア人の知り合いの店を訪ねることに。

着いたのは、境港さかなセンター

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訪ねたのは、景山水産です。

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鳥取では、松葉蟹が有名ですが、今はベニズワイガニが盛ん。

ほぼ1年中獲れて、腹が赤いのが、ベニズワイガニ。

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鳥取は、ベニズワイガニで日本一の漁獲量を誇り、関係する会社だけでも20社くらいあります。

茹でると身離れもよく、値段も安いので、庶民の蟹として親しまれています。

現在は、新蟹飯という、酢飯とベニズワイガニの姿を蒸し揚げたものを売り出し中。

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これです。食べちゃいました。美味しかった!

 

ベニズワイガニを買うときのポイント

蟹を持って重みがあるものを選ぶ

腹のふんどしを見て、透明ではないものの方が、身が詰まっています

身が詰まっているものは、味噌もたくさん入っています

足だけで売っているのは、茹でる時間が短いので、美味しいそうです

 

また、シロハタも有名だそうです。

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4~5月が一番美味しい時期で、煮ても、一夜干しでも美味しい魚。

その中でも、特に20cmを越えるものを「トロハタ」と言い、ブランドになっています。

 

この景山水産で他の名物を訪ねたところ・・・

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白葱、らっきょう、山芋・・・・

山芋は、「ねばりっこ」が有名だとのこと!! 

聞いたことのある名前!!

鳥取でも中部で生産しているとのことなので、向かいます!!

 

さあ、美味しい食材を求めての旅!

来週はどうなるのか、お楽しみに!

 

 

 

 

2012年6月 1日 (金)

メシュラングルメ研究所 6月1日

ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。

長崎市が出て、野母崎まで行って、アジ、そして、アジのすり身、さらには、卓袱角煮と、この日本に残したい食材を訪ねてきました。

さっそく、次の旅に取り掛からないといけないのですが、その前に、これを発表しましょう!

遂に、出来ました!!

「ブチカン日本食遺産」認定証!!

    Photo

これを、これまで美味しいと思った所に送ります。

もし、訪ねて行ったら、お店に貼ってあったりしてくれたら嬉しいですね。

そして、本日のトランプの旅の結果は・・・・