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2012年5月18日 (金)

メシュラングルメ研究所 5月18日

さて、ブチカン・トランプの旅です。

アジを訪ねてあちこち行きましたが、

せっかく長崎まで行ったので、もっと長崎名物がないか、探したんです。

そうしたら、皆さん、忘れていませんか?

長崎の伝統料理「卓袱」

長崎には、様々な卓袱のお店があるんですけど、

その中で、長崎卓袱浜勝というお店があるじゃないですか!!

長崎卓袱浜勝

Sippoku1

長崎市鍛冶屋町6-50

095-826-8321

営業時間 11:30 - 22:00(O.S.20:30)

http://www.sippoku.jp/

ということで、そこの総支配人、堀江さんに、長崎の卓袱について、お伺いしました!

Sippoku2

卓袱は、元々お寺の精進料理だったものが、家庭料理を経て、

中国とオランダの料理の影響を受けて出来た、おもてなし料理。

和華蘭料理(わからんりょうり)とも言われます。

幕末の志士たちも、上下の分け隔てがないスタイルを気に入って、よく食べていました。

坂本龍馬も大好物だったようです。

卓袱の特徴は、当時贅沢だった砂糖をふんだんに使うので、甘めな味付け

最初にまず、「お鰭(おひれ)」という吸い物が出ます。

Sippoku3

乾杯よりも、「お鰭」を食べることが先です。

Sippoku4

ちなみに、男は、最初に菜を上げて、最後に少し残すそうです。

名を上げて、名を残す」にかけたんですね。

中身に関して言えば、

Sippoku5

はとし : 海老のすり身をパンに挟んで揚げたもの

角煮 : 中国のものとも味付けは違います

牛かん : 魚と牛肉のすり身をあわせたもの(季節物)

などなど

最後は、「梅椀」というお汁粉が出ます。

Sippoku6

すり身が多いのは、やはり、長崎の家庭料理が出発点だからです。

ところで、この長崎卓袱浜勝さんは、長崎市内に数ある卓袱料理のお店の中でも、

予約なしで、しかも、1人から食べられるという、素敵なお店です。

Sippoku7

で、是非、長崎に行って、本場で雰囲気を味わいながら卓袱を食べて頂きたい!

ということで、なんと、この長崎卓袱浜勝さんの、

「卓袱カピタンコース」(1人7350円)を、ペア1組の方にプレゼントします!!

この店の名物「甘鯛の石焼」も入っています!

是非、長崎に旅行に行って、坂本龍馬の気分になって、食べてみてください!!

締め切りは、本日の番組中

FAX : 092-526-5300

Eメール : butch@fmfukuoka.jp

我々は、ブチカン日本食遺産を探しているわけですので、

来週は、さらに突っ込んだところをお聞きしました。

そちらもお楽しみに!

来週も、プレゼントがありますよ!!

以上、メシュラン、グルメ研究所でした。