メシュラングルメ研究所 5月18日
さて、ブチカン・トランプの旅です。
アジを訪ねてあちこち行きましたが、
せっかく長崎まで行ったので、もっと長崎名物がないか、探したんです。
そうしたら、皆さん、忘れていませんか?
長崎の伝統料理「卓袱」。
長崎には、様々な卓袱のお店があるんですけど、
その中で、長崎卓袱浜勝というお店があるじゃないですか!!
長崎卓袱浜勝
長崎市鍛冶屋町6-50
095-826-8321
営業時間 11:30 - 22:00(O.S.20:30)
ということで、そこの総支配人、堀江さんに、長崎の卓袱について、お伺いしました!
卓袱は、元々お寺の精進料理だったものが、家庭料理を経て、
中国とオランダの料理の影響を受けて出来た、おもてなし料理。
和華蘭料理(わからんりょうり)とも言われます。
幕末の志士たちも、上下の分け隔てがないスタイルを気に入って、よく食べていました。
坂本龍馬も大好物だったようです。
卓袱の特徴は、当時贅沢だった砂糖をふんだんに使うので、甘めな味付け。
最初にまず、「お鰭(おひれ)」という吸い物が出ます。
乾杯よりも、「お鰭」を食べることが先です。
ちなみに、男は、最初に菜を上げて、最後に少し残すそうです。
「名を上げて、名を残す」にかけたんですね。
中身に関して言えば、
はとし : 海老のすり身をパンに挟んで揚げたもの
角煮 : 中国のものとも味付けは違います
牛かん : 魚と牛肉のすり身をあわせたもの(季節物)
などなど
最後は、「梅椀」というお汁粉が出ます。
すり身が多いのは、やはり、長崎の家庭料理が出発点だからです。
ところで、この長崎卓袱浜勝さんは、長崎市内に数ある卓袱料理のお店の中でも、
予約なしで、しかも、1人から食べられるという、素敵なお店です。
で、是非、長崎に行って、本場で雰囲気を味わいながら卓袱を食べて頂きたい!
ということで、なんと、この長崎卓袱浜勝さんの、
「卓袱カピタンコース」(1人7350円)を、ペア1組の方にプレゼントします!!
この店の名物「甘鯛の石焼」も入っています!
是非、長崎に旅行に行って、坂本龍馬の気分になって、食べてみてください!!
締め切りは、本日の番組中
FAX : 092-526-5300
Eメール : butch@fmfukuoka.jp
我々は、ブチカン日本食遺産を探しているわけですので、
来週は、さらに突っ込んだところをお聞きしました。
そちらもお楽しみに!
来週も、プレゼントがありますよ!!
以上、メシュラン、グルメ研究所でした。