メシュラングルメ研究所 5月25日
さて、ブチカン・トランプの旅ですが、
先週は、長崎の伝統料理「卓袱」について、勉強しました。
お話をお伺いしたのは、長崎卓袱浜勝、総支配人、堀江さん。
長崎卓袱浜勝
長崎市鍛冶屋町6-50
095-826-8321
営業時間 11:30 - 22:00(O.S.20:30)
今回は、その中でも、角煮にスポットを当てて、みました。
元々、中華から伝わった長崎の角煮。
中華は、蒸した後に味付けするのに対し、
長崎の角煮は、水煮という方法で、お湯でゆっくり煮て、味付けをしています。
なので、余計な脂が落ち、コラーゲンたっぷりな角煮に仕上がっているそうです。
ちなみに、できあがるまでに3日間もかかります。
また、地の食材、調味料に拘っていることで、他の地域とも違う味付けになります。
長崎卓袱浜勝では、豚は雲仙いきいきポーク、
醤油、酒なども長崎のものを使うそうですよ。
そして、各地に伝わる角煮は、長崎が出発点ではないかという話です。
長崎には、出島もありましたので、各藩の屋敷も多数ありました。
島津のお殿様は、長崎の卓袱が大好きだったので、地元に料理人を連れて帰ったそうです。
そこで生まれたのが、鹿児島の角煮。
当然、地元の食材を使うので、黒豚や焼酎を使った料理に生まれ変わったという訳です。
長崎の卓袱、そして、角煮は、凄い歴史のある食べ物だったんですね。
この長崎卓袱浜勝さんは、長崎市内に数ある卓袱料理のお店の中でも、
予約なしで、しかも、1人から食べられるという、素敵なお店です。
是非、長崎に行って、本場で雰囲気を味わいながら卓袱を食べて下さいね!
そして、今日はなんと、この長崎卓袱浜勝さんの、
角煮4個入りを3名様にプレゼントします!!
締め切りは、本日の番組中
FAX : 092-526-5300
Eメール : butch@fmfukuoka.jp
ブチカン日本食遺産を探す、トランプの旅、これで、最初の旅は、終了です。
来週は、トランプで新たな場所を決定したいと思います。
お楽しみに!
以上、メシュラン、グルメ研究所でした。