メシュラングルメ研究所 11月30日 魅力たっぷり朝倉の食材
メシュラングルメ研究所です!!
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。
さて、今日から3回、この時間は、朝倉市にスポットを当てます。
昨年7月5日の九州北部豪雨災害から1年以上過ぎました。
このコーナーでも、昨年9月からおよそ半年間、
福岡の飲食店32店舗で作る「福岡飲食店の和」と一緒に、
復興支援企画を行ってきましたが、今はどうなっているのか?
そして、魅力たっぷりの朝倉の食材について調査してきましたので、
その模様をお送りします。
今日は、朝倉市杷木で梨を育てている林誠吾さん。
林さんの家では、80年以上に渡って梨を育てているそうですよ。
林農園
「低農薬・無化学肥料」で、自然由来の有機肥料を使用。
育て方にも気を付け、安全・安心を心がけています。
杷木町は作物を育てるのに良い環境
南向きに面しているので、太陽の光をたっぷり浴びることが出来ます。
綺麗な水資源が豊富です。
昼夜の寒暖差が大きいのも、作物を育てるのに良いです。
林さんの梨畑は、松末(ますえ)にあります
九州北部豪雨災害の時には、畑の目の前の赤谷川が氾濫し、
広範囲で10mから15mの水位になり、多くの方が犠牲となりました。
現在も復旧作業が続いており、元に戻るまでには5年から10年かかるそうです。
以前は、蛍が沢山舞っていた赤谷川も、早く元通りになればと思います。
林さんの畑は少し高台になっている場所にあるのですが、
1.5m以上の水が流れ込んできて、
たくさんの瓦礫が流れ着き、畑に真砂土が20cmくらい積もったそうです。
現在は、その土に肥料を混ぜ、土壌改良を行っています。
林さんの梨の品種
これからの季節は、「新高」、「新興」、「日迎(ひむかえ)」になります。
新高 : 大きくて、甘味が強く、ジューシーで、柔らかい梨です。
新興 : 酸味が強く、本来の梨に近い味です。
日迎 : 林さんのお父さんが品種改良した、ここにしかないもの。
皮がオレンジがかった色で、繊維が細かくて瑞々しい梨です。
皮も厚く、冷蔵庫で寝かせることで、香りとまろやかさが出てきます。
美味しい梨の選び方・食べ方
皮の色が濃く、まん丸な形のものを選びましょう。
糖分は重力によって、梨の下の方に集まります。
だから、ヘタの方から食べると、美味しく召し上がることができます。
加工品もあります
「果樹農家のドライフルーツ(梨・柿)」は、
「九州福岡おみやげグランプリ」食品部門賞を受賞。
他にも、果樹農家の梨まる搾りジュース、グラノーラなどがあります。
「ようはいこう(養肺膏) 」という、中国で昔からある健康食品も作っています。
林さんの梨と蜂蜜、生姜を一日中煮込んで出来たもの。
ノドに良いので、これからの時期にぴったりです。
林さんの梨や加工品が買える場所
原鶴の道の駅や、三連水車の里あさくら、林さんのHPで販売していますが、
「朝倉市ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)」にも出品しています。
ふるさと納税を利用することで、美味しいものが食べられ、
朝倉市の復興にも役立ちます。
是非、「朝倉市ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)」ご利用頂きたいです。
朝倉市のふるさと納税については、こちらをご覧下さい。
http://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1430372754908/
以上、メシュラングルメ研究所でした。
来週も朝倉の美味しい食材を紹介します。
お楽しみに!