トレン道 9月2日 ブックスキューブリック けやき通り店 「今年の読書の秋におすすめの3冊」
毎週、様々な話題のモノをご紹介!
今週は、ブックスキューブリック けやき通り店 見月さんに聞いた、
「今年の読書の秋におすすめの3冊」!!
ブックスキューブリック
けやき通り店
福岡市中央区赤坂2丁目1-12ネオグランデ赤坂1F
092-711-1180
営業時間 AM11:00~PM8:00
店休日 毎月第2・第3月曜日 ※祝日の場合営業
箱崎店
福岡市東区箱崎1丁目5-14ベルニード箱崎1F
092-711-1180
営業時間 AM11:00~PM8:00
店休日 毎週月曜日 ※祝日の場合営業
福岡市中央区けやき通りと東区箱崎にある、
話題の一冊から普遍的な作品までをそろえる本屋。
2001年4月にけやき通り店を開店し、今年の4月で開業15周年を迎えました。
小さいからこそできる丁寧な本選びやフットワークのよさで、
本と人との幸福な出合いにささやかな貢献ができればと考えております。
ブックスキューブリック箱崎店は、1階の書店、2階のカフェ&ギャラリーと共に、
ほん屋のぱん屋 BKベーカリー として
毎日焼きたてのパンを販売しています。
8月から1階にパン売り場を新設しました。
カフェ&ギャラリースペースでは、絵本の原画展や写真展、
本の著者をお招きしたトークイベントを開催するなど、
東区箱崎より様々な発信をしています。
第3位 「長い旅の途上」 文藝春秋 星野道夫著 730円+税
今年没年20年となる写真家・星野道夫の遺稿集として刊行されたエッセイ集。
極北の厳しさと美しさ、一瞬一瞬を生きる動物の姿、
家族や友人たちとのエピソードを綴った短い文章が多数収録されています。
没後20年の今年、本の特集や写真展が企画され、
あらためて注目を集めている星野道夫さんの写真と文章に、
この機会にぜひふれてみてください。
2位 「幸福はどこにある」 伽鹿舎 フランソワ・ルロール著 高橋啓訳 926円+税
来たる秋の夜長、物思いにふけるなら
「幸福」について考えてみるのはいかがでしょうか。
主人公の精神科医・ヘクトールは、患者が皆自分の人生に満足できず、
不幸だと感じていることに疲れ、世界中を巡る旅に出ます。
旅の途中で遭遇する出会いや事件を通じて、
ヘクトールは「幸福」の秘密をひとつずつ解き明かしていきます。
本書はフランスで生まれたベストセラーで、
その日本語版を、熊本の出版社・伽鹿舎が刊行しました。
映画化されているので、映像でもぜひお楽しみください。
1位 「少年少女のための文学全集があったころ」
人文書院 松村由利子著 1800円+税
子どもの頃、児童文学に夢中だった著者が、
当時の記憶を辿りながら綴ったエッセイ集。
児童文学の魅力と読書体験の歓びに溢れる一冊です。
「メアリー・ポピンズ」、「赤毛のアン」、「クマのプーさん」など、
誰もが知る名作にまつわるエピソードが語られる一方で、
翻訳にほどこされた仕掛けや翻訳者の想いが著者によって紐解かれ、
新しい発見もあります。
著者の松村由利子さんは福岡のご出身で、
10月1日には、ブックスキューブリック箱崎店でトークイベントを開催します。
ということで、今週は、
ブックスキューブリック けやき通り店 見月さんに聞いた、
「今年の読書の秋におすすめの3冊」でした!
来週も、お楽しみに!