メシュラングルメ研究所 7月29日
メシュラングルメ研究所です!!
さあ、今日から新しい研究に入ります!
テーマは、ずばり・・・水と食の関係です!!
普段、あまり意識せずに使っている水にも、色んな違いがあるんです。
ということで、今回は、水について、
中村調理製菓専門学校の中村校長、
「博多い津み」の店主、宮武さんに、お話しをお伺いしました。
中村調理製菓専門学校
福岡市中央区平尾2-1-21
092-523-0411
http://www.nakamura-s.com/chori/
博多い津み
福岡市博多区住吉2-20-14
092-291-0231
日本のように、生で水道の水が飲める国は珍しい
諸外国では、衛生面で心配な時がある場合と、
硬水のため、そのままではお腹を壊してしまう場合があります。
なぜ、日本の水は、軟水なのか
山から海までの距離が近く、様々なミネラル分が溶け込みにくく、
川や地下水の流れが急峻なためだろうとのこと。
また、火山地帯に出来た島国なので、石灰質も少ないからだろうとのことでした。
実は、日本の中では、地域によって水の質は変わる
京都の料理が発達した理由を考えてみます。
京都は内陸部にあり、新鮮な魚が手に入らないため、料理の技術が上がったためと、
日本の中では、硬度が少なく、軟水だということも関係していると思われます。
また、関東のの味付けが濃いのは、そこに住んでいる人の気質もありますが、
水の硬度が高く、薄味やダシを引くのにあまり向いていなかったためでも
あるそうです。
まさに、京都の味を形作っているのは、「京都の水が軟水」だからです。
さあ、まだまだ「水」について、研究していきますよ!
来週をお楽しみに!
以上、メシュラングルメ研究所でした。