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2016年7月29日 (金)

メシュラングルメ研究所 7月29日

メシュラングルメ研究所です!!

さあ、今日から新しい研究に入ります!

テーマは、ずばり・・・水と食の関係です!!

普段、あまり意識せずに使っている水にも、色んな違いがあるんです。

ということで、今回は、水について、

中村調理製菓専門学校の中村校長、

「博多い津み」の店主、宮武さんに、お話しをお伺いしました。

 

中村調理製菓専門学校

福岡市中央区平尾2-1-21

092-523-0411

http://www.nakamura-s.com/chori/

 

博多い津み

福岡市博多区住吉2-20-14

092-291-0231

http://www.hakata-izumi.com

 

日本のように、生で水道の水が飲める国は珍しい

諸外国では、衛生面で心配な時がある場合と、

硬水のため、そのままではお腹を壊してしまう場合があります。

 

なぜ、日本の水は、軟水なのか

山から海までの距離が近く、様々なミネラル分が溶け込みにくく、

川や地下水の流れが急峻なためだろうとのこと。

また、火山地帯に出来た島国なので、石灰質も少ないからだろうとのことでした。

 

実は、日本の中では、地域によって水の質は変わる

京都の料理が発達した理由を考えてみます。

京都は内陸部にあり、新鮮な魚が手に入らないため、料理の技術が上がったためと、

日本の中では、硬度が少なく、軟水だということも関係していると思われます。

また、関東のの味付けが濃いのは、そこに住んでいる人の気質もありますが、

水の硬度が高く、薄味やダシを引くのにあまり向いていなかったためでも

あるそうです。

まさに、京都の味を形作っているのは、「京都の水が軟水」だからです。

 

さあ、まだまだ「水」について、研究していきますよ!

来週をお楽しみに!

以上、メシュラングルメ研究所でした。