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2015年10月23日 (金)

メシュラングルメ研究所 10月23日

様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を

していこうじゃないかというコーナーです。

さあ、今日から新しい研究に入ります。

それは、・・・・うどんです!

今、うどんにも新しい風が吹いています。

フロム北九州、あの津田屋官兵衛を中心とする、「豊前裏打会」

あの少し細くてもちもちした麺、大きなごぼう天、すっきりしたダシ。

これらが、いったいどうやって生まれたのか?それに迫ります。

ということで、津田屋官兵衛の大将、横山さんにお話をお伺いしてきましたので、

今日は、豊前裏打会誕生前夜までのお話をお送りしたいと思います。

 

津田屋官兵衛

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北九州市小倉南区津田新町3-3-20

093-475-7543

11:00~16:00 ※麺が売切れ次第閉店

定休日  毎週日曜日・第一月曜日

http://www.tsudaya.com

http://urauchi.info/

 

横山さんのうどんとの出会い

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元々サラリーマンだった横山さん。

義理のお兄さんの会社が、うどん屋付きの土地を購入。

奥様の希望もあり、そこでうどんを習い、うどん屋をスタート。

ただ、最初は何でも出す「うどん食堂」のような形で、一番人気は焼飯でした。

偶然、ご近所だった粉問屋の方に、

「うどんを本格的に勉強しないか」という誘いを受け、

毎週土曜日の昼には店を閉め、フェリーで四国に渡り、

うどんを食べ、研究するという日々を半年間続けました。

さぬきうどんの作り方を我流でマスターし、お店も2店舗まで増えました。

しかし、元々は素麺が好きだったこともあり、次第に麺は細く、そして、柔らかく。

そこに偶然が重なります。

お店によく顔を出すお客様の1人から、佐賀県にビルを建てるので、

そこにうどん屋を出したいという話が舞い込んできました。

その人が気に入っているのが、大分県「総本家手打うどん博士」のうどん。

ということで、店舗が完成するまでの3ヶ月間、

あちこちに電話をして小麦粉を取り寄せ、研究に没頭。

ついに、その人の求める麺が完成し、無事に納品。

これで1つのプロジェクトが終わりましたが、独自で麺の卓球を続けました。

その結果、お店に麺の常連が付き始め、

そのうちの1人が、サラリーマンをやめ、何と弟子入り。

弟子の助言もあり、それまで蕎麦なども出していましたが、

うどん1本に絞り込むことに決めます。

そこで、細い麺が好きな横山さんは、個性ある「ざるうどん」の完成を目指し、研究。

今の豊前裏打会の麺が出来上がっていったのです。

その1番弟子は、のちの、「うどんの紀元」の大将です。

 

来週も、豊前裏打会に迫ります。

お楽しみに!

以上、メシュラングルメ研究所でした。