メシュラングルメ研究所 9月4日
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を
していこうじゃないかというコーナーです。
今は、長崎県松浦市の青島で発見した、青島かまぼこを研究しています。
今日は、その作り方をお伺いしてきた話です。
新松浦漁業協同組合 青島加工所 (TEL:0956-73-5505)
お話しをお伺いしたのは、崎村さん。
青島かまぼこの作り方
1)生のエソを捌きます。
この時、大まかに骨は取り除いておきます。
2)氷水に1時間弱、浸けます。
このため、綺麗な白いかまぼこになります。
3)水切りをします。
4)2段階にわけて、ミンチにしていきます。
最初に粗目にミンチにしたら、次にプロセッサーで細かくしていきます。
5)擂潰機(らいかいき)にミンチと塩と氷水を入れて、練っていきます。
擂潰機は石臼になっており、熱を出さないので、身が焼けません。
6)ハンバーグを作るような感じで、空気抜きと形成をしていきます。
竹簾を巻いて、形を整えます。
7)ある程度、形ができたら、竹簾を外して、ラップで包みます。
8)それを大きな鍋で湯がきます。
蒸すのではなく、湯がくというのが、変わっています。
9)鍋から上げて、かまぼこが冷えたら、竹簾とラップを外して、袋詰めです。
青島かまぼこ以外に作っているもの
揚げた天ぷら
もずく(味付き)
炒り子の佃煮
ばあばのぺっちゃりかまぼこは、昔ながらの作り方で、ラップで包まず、
そのまま湯がき、表面を乾燥させたものです。
鰺のすり身を使っています。団子状になっています。
青島でのかまぼこの食べ方
そのまま、醤油も何もつけずに食べたり、
魚の味をそのまま閉じ込めているので、お味噌汁に入れたり、
お煮しめに入れたりします。
いかがでしょうか。
これまで青島でしか食べられていなかった蒲鉾です。
この青島かまぼこは、まつうら観光物産協会でも販売しています。
まつうら観光物産協会
電話: 0956-76-8822
来週も、この青島かまぼこに迫ります!
以上、メシュラングルメ研究所でした。