メシュラングルメ研究所 7月18日
様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発をしていこうじゃないかというコーナーです。
色々な食材の提案を頂きましたが、今回は、素麺を研究することにしました!
ということで、福岡で素麺と言えば、吉井町!
その中でも、長尾製麺の長尾さんにお話をお伺いしてきました。
長尾製麺
福岡県うきは市吉井町927
0943-75-3155
日本の素麺の歴史
承天寺開山の祖・聖一国師は宋へ渡り、1241年に帰国。
この時、製粉技術を持ち帰ったとされています。
それとは別に、奈良県の三輪素麺は、1200年以上前に始まったとも言われています。
また、中国の「索餅」というお餅をよって作ったのが始まりだという説もあります。
自然発生的に素麺作りは始まった?
小麦粉をどう食べるかという時に、素麺を選択したのには、訳があったはず。
この吉井町一帯は、昔から、二毛作が盛んな場所。
秋に収穫した米がなくなる6月頃に収穫を迎える小麦。
当然、お米の代用として食べます。
ただ、農作業をするにも、暑くなる季節だから、冷たくさっぱり食べたい。
そこで、やせうまでも、団子汁でも、うどんでもなく、
素麺を食べるようになったのではないかと、
長尾さんはおっしゃっていました。
素麺が保存食であることも、その背景があるということです。
いかがでしょうか?
来週も、素麺のお話です!