トレン道 9月20日 「芸術の秋 美しい物語」 ベスト3!!
毎週、様々な話題のモノをご紹介!
今週のテーマは、
「芸術の秋 美しい物語」 ベスト3!!
ということで、ジュンク堂書店福岡・文芸書担当の小峠早織さんにお聞きしました!
ジュンク堂書店 福岡店
福岡市中央区天神1-10-13 メディアモール天神B1~4F
【TEL】092-738-3322
【営業時間】10時~21時
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/store_detail.php?store_id=21
第3位 『シューマンの指』 奥泉 光(著) 講談社文庫
音大のピアノ科を目指していた「私」は、
後輩の天才ピアニスト永嶺修人(ながみねまさと)が語る
シューマンの音楽に傾倒していく。
ある春の夜、高校の音楽室で修人が演奏する「幻想曲」を偶然耳にした直後、
プールで女子高生が殺された。
その後に起こる不可解な出来事の先にあるものとは?
クラシック・ファンおよびミステリー・ファン必読!!
ラスト20ページに待ち受ける、物語の真相に息を呑むことでしょう。
第2位 『怖い絵』 中野京子(著) 角川文庫
NHKで番組化、シリーズテキスト化もされたベストセラー。
ラトゥール、ドガなど22点の名画をカラーで紹介。
見て、読んで、そしてもう一度見て、
なんでもない名画たちの裏に隠された秘密に戦慄すること間違いなし。
そして、読むと美術館に行きたくなる!
あまり本を読まない方でも読みやすい名画評論。
一冊、おうちの棚にあっても損はないですよ!
第1位 『楽園のカンヴァス』 原田マハ(著) 新潮社
目の前にある絵画は、はたして本物か?はたまた偽者か?
その真贋判定を迫られた若き二人の研究者。
ヒントは謎の古書のみ。期限は七日間。
若き研究者たちは、その絵画の示す「本当の価値」に迫ることができるのか?
ルソー、グレコ、ピカソ、ゴッホ、誰もが聞いたことのある巨匠の名画も数多く登場!
新感覚アートミステリー、芸術の秋にこれ以上ないくらいのぴったりの一冊です。
来週もお楽しみに!