メシュラングルメ研究所 1月18日
ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。
今回は長野市に行っております。
八幡屋磯五郎という、超有名店を発見した我々は、遂に、社長のインタビューに成功!
根元 八幡屋磯五郎
本社・工場 長野県長野市柳町102-1
九代目 室賀豊さんです。
七味の発祥は、東京・浅草のやげん堀。
1625年に創業して江戸中に広まり、各地に伝わって行ったようです。
この長野の地には、善光寺があります。
昔の旅は、信仰と深く結びついたもので、多くの人が訪れるようになります。
八幡屋磯五郎 初代勘右衛門さんは、昔あった「鬼無里」で麻を作っていました。
長野は、唐辛子、山椒、紫蘇、麻の実、黒胡麻、陳皮、生姜などが
手に入りやすいということもあって、独自の七味を作るようになりました。
これが、八幡屋磯五郎の始まりです。
ここで発見!
七味は、作っているお店によって、入っているものが違う!
絶対入っているのは、唐辛子、胡麻、山椒くらい。
あとは、独自の色があるそうです。
八幡屋磯五郎の七味の特徴
辛味重視(長野は寒いので)
生姜が入っているのも、体を温めるからなんですね。
また、長野は山国で、江戸時代、海の魚は手に入りませんし、肉を食べることもありません。
すると、米、小麦、山菜、野菜が中心の食事になるのは当然のこと。
そこで、味に変化をつけたいという願望もあったから、
香辛料が発達したのではないかという話です。
唐辛子は?
以前は、長野でもたくさん作っていましたが、
だんだん栽培されなくなり、県外産や、
日本の種を海外に持っていって栽培するという方法に変わっていきました。
しかし、そこを見直そうということで、八幡屋磯五郎さんでは、地元産の生産を始めました!!
さあ、その畑の案内をお願いしたら、快諾!
畑へGo!と、言いたいのですが、
その前に、七味唐辛子を作っている所を見学させて頂きました!
来週は、その模様をお届けします!