メシュラングルメ研究所 6月22日
ブチカン日本食遺産を求める「トランプの旅」。
現在は、鳥取で美味しい食材を探しています。
まず最初に着いたのは、米子市。
境港で、調査を開始したところ、ベニズワイガニや、トロハタ、
そして、ねばりっこが有名という話を聞きました。
そこで、鳥取のほぼ真ん中にある、北栄町へと行き、
JA鳥取中央 北栄営農センター 長芋生産部 部会長の
道祖尾さんにお話をお伺いしました。
そこで、実際にどのように育て、出荷されているのか見学してきました。
まずは集荷場
昨年の秋に収穫した長芋、ねばりっこが出荷を待って眠っている場所です。
5度という温度で保たれています。
実は、長芋やねばりっこは、ヒゲのついたままで保管されているんです。
その周りには、湿った砂があり、黒いビニールに包まれています。
こうすることで、新鮮なままで保ち、綺麗にするときにヒゲが落ちるそうです。
続いて来たのが、洗浄して、仕分ける場所
湿った砂を、水で綺麗に洗い流すと、ヒゲも取れ、つるんとした姿になります。
それを、重さ、大きさ、形、傷などによって、階級に分けていきます。
「秀」、「優」、「良」の3つあります
実際に仕分ける作業を見ましたが、かなり厳しいチェックでした。
分けられた良い芋は、おがくずの入った箱に詰められて出荷されていきます。
最後に来たのは、畑です。
北条砂丘にあります。本当に砂です。
現在、4月末に植えた芋の芽が伸びている状態です。
10月に収穫する予定の芋です。
水は、2日に1回、1時間ほど与えています。
山芋は、まっすぐにするため、
パイプに入れて育てると聞いていたのですが、
ここでは、砂地の柔らかさを利用しているので必要がありません。
上手な育て方を聞いたのですが、これは企業秘密だそうです。
まさに、職人の技で、畑によって違うとのこと。
少し掘り返して頂いたのですが、種芋を横にして植え、
上に向かって、まっすぐに芽が伸びてました。
いかがでしたか?
色んな場所で工夫をしていて、職人の技も冴えるところでしたね。
さあ、美味しい食材を求めての旅!
来週はどうなるのか、お楽しみに!