メシュラングルメ研究所 トランプの旅 4月20日
さあ、トランプの旅で出た、長崎市。
我々が目指したのは、その南部にある野母崎。
野母崎朝市の方に聞いたり、色々な方のご紹介で、着いた場所は、音丸水産。
お話をお伺いしたのは、岡部さん。
音丸水産は、巻網漁をしている会社です。
船団は魚を集める船、網を巻き取る船、運搬船という7艘でチーム行動するとのこと。
また、満月の時は漁をしません。集光性を利用し、満月の時は潮の流れが速いためだそうです。勉強になりました。
野母崎では様々な魚種がありますが、メインはアジになります。
5月からは、ハイシーズンになり、一段と旨みが増すそうです。
長崎沖から対馬にかけて潮の流れがあり、その流れに乗ってきたアジは、旨みがあります。
そして、アジは、刺身、フライなどの他、やはりすり身にするそうです。
それは、獲れたてで食べきれない分を加工することで保存した、昔からの知恵です。
しかも、わずか1キロ沖合いという近海で、良いアジが獲れるというのも、すり身になる理由の一つ。
何せ、新鮮なものほど、美味しいすり身になるわけですから。
ちなみに、アジ以外で有名なものを聞いたところ、「からすみ」「伊勢海老」などがありました。
これは、野母崎海の健康村に、ドーンとあります伊勢海老の置物。
軍艦島も、もっと観光に来てくださいとのことでした。
これは、かまぼこの移動販売。野母崎ならでは。
できたてアツアツを100円で売っていて、思わず購入。
やはりアジを使っていて、臭みもなく、美味しかったです。
岡部さんに聞いたところ、大げさに言うとアジの漁は、結構命がけだそうです。
心して食べないといけませんね。
さあ、ここでお伺いしたのが、アジを大規模に加工している場所。
長崎市を現在野母崎がある南から、ずっと北に行くんですけど、それは、来週ご紹介します。
お楽しみに。
以上、グルメ研究所でした!