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2012年1月

2012年1月27日 (金)

雲仙に取材に行ってきました!part3

今は、浜勝渡辺通り店さんの夜の居酒屋メニューで提供できる料理に取り組んでいます。
さあ、第2弾メニューは、セットメニューを作ろうじゃないかという話です。

その中に、何か一品入れたいなということで、長崎の伝統野菜を求めて、雲仙まで行ったら、唐人菜に出会いました。

そこで、唐人菜を育てているマスダさんにお話を聞き、なんと、「ぶらぶら漬け」になっているということを知りました。

その唐人菜の古漬けを作っている場所を見学し、続いて、ぶらぶら漬けを完成させている場所へと行きました。大村です。

 

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大村にある漬物会社「ミヤタ」さんです。

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お話を伺ったのは、専務の宮田さん。

 

この会社は、昔からの乳酸発酵にこだわって漬物を作っています。

さて、加工場を見学させて頂きました。

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ぶらぶら漬けは、長崎の食材に拘って作っています。

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四葉きゅうりは、歯ごたえが良い。昔懐かしいきゅうり。

黒田五寸にんじんは、昭和時代に生まれた大村のニンジン。

大村の黒田・吉田両氏が採種を繰り返している間に自然交雑したものを改良して生まれたニンジンです。

肉質は軟らかくニンジン臭が無く、食味は最高。

それに、唐人菜が加わり、胡麻と調味料で味を調えできあがりです。

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とても清潔感ある加工場で、すごかったです。

 

宮田専務に聞いた、ぶらぶら漬けの面白い食べ方

豚肉と炒める、玉子焼きに入れる、お茶漬けetc.

また、ぶらぶら漬けを食べるとき、胡麻を少しふると、風味が増します。是非、お試しを。

 

さあ、これから「ぶらぶら漬け」をどのように工夫していくのか?

お楽しみに。

2012年1月20日 (金)

雲仙に取材に行ってきました!part2

今は、浜勝渡辺通り店さんの夜の居酒屋メニューで提供できる料理に取り組んでいます。
さあ、第2弾メニューは、セットメニューを作ろうじゃないかという話です。
その中に、何か一品入れたいなということで、長崎の伝統野菜を求めて、雲仙まで行ったら、唐人菜に出会いました。

そこで、唐人菜を育てているマスダさんにお話を聞き、なんと、ぶらぶら漬けになっているということを知りました。

で、今回は、ぶらぶら漬けになる前、唐人菜の古漬けを作っている場所へ行きました。

 

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ここが、唐人菜を漬けている場所です。かなり広い。

3畳ほどの大きさのタンクが地中に掘って作られています。

 

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その中に、唐人菜を、塩をまぶしながら敷きつめ、3トンの重しをします。

およそ1ヶ月半漬けたら、漬け替え作業をし、さらに、1ヶ月半。

この漬け込み作業は、大変な重労働で、毎回、沢山の人手がかかっています。

 

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(この写真は、同じ場所で行われていた白菜の漬け替え作業です)

漬け替えになると、5時間近くかかるそうです。

 

ここで漬けられた唐人菜が、出荷され、加工されます。

次週は、いよいよ、ぶらぶら漬けを作っているところへお邪魔します!

2012年1月13日 (金)

雲仙に取材に行ってきました!

今は、浜勝渡辺通り店さんの夜の居酒屋メニューで提供できる料理に取り組んでいます。
さあ、第2弾メニューは、セットメニューを作ろうじゃないかという話です。
その中に、何か一品入れたいなということで、長崎の伝統野菜の話を先週しましたが、調べに行ってまいりました。雲仙です。
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雲仙には、長洲からフェリーで行きました。
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フェリーの中では、カモメパンというのが売っていて、これを持って甲板に出た途端、カモメが寄ってきます。
フェリーを降りて、雲仙温泉、国見高校などを抜け、雪が残った山を越えると、畑がありました。
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これが、長崎の伝統野菜、唐人菜です。
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昔は、長崎の雑煮に入っていたもので、現在では、一部の高級料亭でしか食べられない貴重な野菜。
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カツオ菜に似ています。丸く巻かない白菜です。
なんと、この畑で採れた唐人菜は、「ぶらぶら漬け」という漬物になっているとのこと。
次週は、その漬物を漬けているところへお邪魔します!