トレン道 7月27日 Boulangerie pain stock 夏らしいパン ベスト3!!
毎週、様々な話題のモノをご紹介!
今週のテーマは、Boulangerie pain stock のオーナーシェフ、
平山さんに聞いた、「夏らしいパン」ベスト3!!
Boulangerie pain stock(ブーランジェリー パンストック)
福岡市東区箱崎6-7-6
【TEL】092-631-5007
【営業時間】10:00 – 19:00
【店休日】月曜日、第1、第3火曜日
https://www.facebook.com/painstock.fuk/
2010年に開業。
平山さんは、福岡大学卒業後、福岡のパン屋で働き、フランスで研修後、
東京の「シニフィアン・シニフィエ」の志賀シェフのもとで修行。
その後、ダンディゾンの浅野シェフのもとで修行し、福岡に戻り、
数年福岡のパン屋で働きながら独立の準備をし、
福岡市箱崎の片隅に「パンストック」をひっそりオープン。
「パンストック」のコンセプトは”冷凍しても美味しく食べられるパン”。
ゆっくりゆっくりパン生地を発酵させることで、冷凍保存しても
固くならないように作ったパンを色んな家庭で食べてもらえたらという想いを込めて、
添加物、マーガリンを使わず、国産小麦、もしくはオーガニックのフランス小麦を
使うなど、自分の子供に食べさせても罪悪感のないものを選択して、
材料に使っています。
毎日のことだからこそ丁寧に、手を抜かないパン作りを心がけています。
第3位 【グリュエルチーズとオリーブスティック】(220円 税抜)
今のマイブームの焼き方で作られた一品。
焼く前にパンに小麦粉をふり、オリーブオイルをかけて焼く。
そうすると、揚げたような食感になります。
家でお肉を焼くときに小麦粉をまぶすと、中はジューシーに、
表面はカリッとなるのを参考にして、試しにやってみるとなかなか良い感じ。
パンを作るときには、毎日の日常が色々とヒントになります。
『ためしてガッテン』は、すごく色々役に立つことが多い。
2位 【鶏むね肉のコンフィとハーブ野菜のカレーサンド】(350円 税抜)
夏らしい、スパイシーなサンドイッチ。
ポイントは自家製コンフィ。
60度前後の温度帯で、およそ3時間かけて
じっくりと火入れをすると、胸肉とは思えないしっとりとした食感に。
胸肉のパサパサ感は全くなく、上質なハムのようにしっとりとなります。
初めてこれを食べた時の衝撃は忘れられない味!
どうしても作りたくて、知り合いのレストランの方に教えてもらった
思い出のコンフィです。
パン屋でここまでしている店はないと思います。
ハーブはパクチー、クレソンをあわせてタイ風に。
カレーソースもタイのレッドカレーで異国の味に。
基礎をしっかり築いて、その上にアレンジをちょっと変化球、
「パンストック」らしい考え方から作られた一品です。
第1位 【キウイのデニッシュ】(300円 税抜)
夏らしいグリーンのデニッシュ。
サクサクのパイ生地にダマンド生地を合わせて焼き上げ、
糸島産の橙クリーム、フレッシュのキウイ、
仕上げに橙のジュレをのせて、ブラックペッパーミントを。
夏はバターが重たく感じるので、酸味とハーブのさわやかな香りで
さっぱりと仕上げています。
ポイントは水分の量。
どうしてもパサパサ感が出てしまうデニッシュを
仕上げにジュレをのせてジューシーにしました。
ミントはちょっと強めの清涼感のある、ブラックペッパーミント。
ブラックペッパーミントは自前の庭から直に使うことでよりフレッシュに。
ということで、今週は、
Boulangerie pain stock のオーナーシェフ、平山さんに聞いた、
「夏らしいパン」ベスト3でした!
来週も、お楽しみに!