メシュラングルメ研究所 1月13日
さあ、現在は、日本酒の研究をしています。
今、日本酒が注目を集めています。
ということで、日本酒について、
佐賀県の「窓乃梅酒造」の13代目蔵元、古賀醸治さん、
北九州市にある地酒処田村本店 4代目 店長の田村洋文さんにお伺いしました。
窓乃梅酒造
佐賀県佐賀市久保田町大字新田1833−1640番地
0952−68−2001
地酒処田村本店
北九州市 門司区大里本町2-2-11
093-381-1496
営業時間 9:30 – 18:30
定休日 日曜日、祝日
https://www.facebook.com/tamurahonten/
今日は、燗酒についての話です。
燗酒について
高い吟醸酒は、ぬる燗で飲むほうが良いと言われるのには、理由があります。
香りの成分は、高い温度になると飛んでしまうエステル族に入るものが多いのです。
なので、45度くらいの上燗にすると、吟醸酒の香りが飛び、
バランスが崩れてしまいます。これはもったいないことです。
温めて美味しいお酒と冷やして美味しいお酒
赤ワインは常温で、白ワインは冷やして飲むという関係に似ています。
お燗をつけて美味しいお酒は、温嗜酸(おんしさん)と言われる
乳酸、コハク酸の含有量が多いものです。
山廃仕込み、生酛(きもと)と表示されているものになります。
一方、大吟醸は、クエン酸、リンゴ酸と言う
冷嗜酸(れいしさん)が多く、冷やして飲んだほうが美味しいです。
高精白、香りがあるものも、これにあたります。
これらは、冷やして飲むか、ぬる燗(40度)程度が良いでしょう。
やわらかい香りがふわっと立ちます。
色んな飲み方を試してみてください。
あくまでも一般論なので、正解はありません。
お酒は嗜好品です。
様々な飲み方を試してみて、自分にあったものを探してください。
さあ、まだまだ「日本酒」について、研究していきますよ!
来週をお楽しみに!
以上、メシュラングルメ研究所でした。