メシュラングルメ研究所 1月6日
さあ、現在は、日本酒の研究をしています。
今、日本酒が注目を集めています。
ということで、日本酒について、
佐賀県の「窓乃梅酒造」の13代目蔵元、古賀醸治さん、
北九州市にある地酒処田村本店 4代目 店長の田村洋文さんにお伺いしました。
窓乃梅酒造
佐賀県佐賀市久保田町大字新田1833−1640番地
0952−68−2001
地酒処田村本店
北九州市 門司区大里本町2-2-11
093-381-1496
営業時間 9:30 – 18:30
定休日 日曜日、祝日
https://www.facebook.com/tamurahonten/
今日は、日本酒を注文する時のコツと、甘い辛いの話です。
酒屋さんで日本酒を頼むとき
簡単なキーワードを使って、自分の好みを判断します。
「辛い、甘い」、「香りは、フルーティーなのが良いのか、抑え気味なのが良いのか」、
「味が濃いのか、薄いのか」、「すっきりしている」、「飲みやすい」などなど。
何も情報がない時は、ど真ん中で、「甘辛中くらい」、「香りもほどほど」など、
無難な線の日本酒をおすすめします。
その日本酒を飲んだら、これを基準に酒屋さんにお話してください。
日本酒の甘い、辛い
ラベルの裏に、「日本酒度」というものが書いてある場合があります。
これは、日本酒度計という、シリンダーの中に浮きが入っているもので、
糖分の量を計ったものです。
お酒の比重に関わるのは、糖分です。
比重の重い日本酒ほど甘口で、軽いほど辛口になります。
日本酒度がマイナスであればあるほど、
糖分が多くなり甘口に、プラスだと辛口です。
プラス10で超辛口、マイナス10で超甘口です。
ところが、糖分の量だけでは、お酒の味に結びつきません。
それに、酸度(酸味の質や量)で、全く変わります。
同じ日本酒度でも、酸が多いと辛く感じ、後半キリッと引き締まる味になります。
なので、あくまでも、日本酒度は目安だけにしてください。
また、アルコール度数によっても、辛さ甘さは変わっていきます。
アルコール度数が高ければ、舌が辛口に感じ、低ければ甘く感じやすくなります。
ちなみに、原酒が辛口でも、水を添加することで、少し甘くなるそうです。
さあ、まだまだ「日本酒」について、研究していきますよ!
来週をお楽しみに!
以上、メシュラングルメ研究所でした。